Mac

Mac Pro (6)-完

内部-ロック機構
door
これも、さほど大きく採り上げるつもりもなかったのですが、色々触っているうちに気が変わってきました^^;

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筐体によって進化し続けてきたパネルのロック機構。
パネル(一番上の写真。これは裏面)とこの写真からわかる通り、サイドパネル一枚にこんなに爪は要らないんじゃないかというのが第一印象。パネル側が受けで、各HDDベイ上に爪があります。
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そして、背面のロックレバーを下げると爪がスライドしてパネルを固定するわけですが…実はこの状態で、5インチ用のキャリアと各HDDのマウンタもロックされるんです。それぞれのHDD上に爪があるのはこの機構を兼ねていたからなんですね。なので、爪部分のオレンジ表示が見えている時はHDDの抜き差しは出来ません。マニュアルには「起動中はパネルを開けないように」とあるのでこのロックが必要かどうかはわかりませんが、無いよりはあったほうが良いとは思います。
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ちなみにレバー閉じ(ロック)と
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レバー開(ロック解除)の状態。
この動きが右のてこパーツを伝って、仕込まれたロックバーを動かしてパネルとドライブを同時にロックします。エレガント(完)…もちろんロックレバーには南京錠系の鍵をつけられるのは変わりませんので、内部へのセキュリティは過剰なくらいでしょう。
以上、ニュースメディアより詳細なレポートでした。…と書き忘れてましたが、G5との違いをもうすこし。
透明のインナーカバーがなくなったことと、ファンユニットは外れないようです。

Mac Pro (4)

内部-PCIスロット
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フルレングス対応のPCI-Expressスロット。
Mac Proでのポイントは、一段追加と新構造の留め具。

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PCIカードのブラケットの固定は一般的にそれぞれをネジ留めするわけですが、Mac Proは専用のプレートが採用されています。
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ネジを緩めてプレートをはずすと、
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全てのPCIカードがフリーになります。
エレガント。
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プレートは厚みがありしっかりしているもの。ネジはバネがついているので必要なだけ緩めるとネジ山から外れますが、プレートからは外れない構造になっているので無くすこともありません。
(おまけ)nVIDIA Quadro FX4500GB1GB2GB3
グラフィック+PCIスロット1枚分を占有(しつつ、3スロット空きがあるMac Pro)

Mac Pro (3)

内部-メモリスロット
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最大搭載可能量が16GBに拡張されたメモリスロット。

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今回は専用ヒートシンクの採用と容量増加のため、ライザーカード(ドーターボード)2枚にそれぞれ装着します。
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内部はこんな感じ。
メモリケース全体は筒型になっていて、右の背面排出用の大型ファンと、
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フロントの大型ファンから左のCPUを通って来た冷却風の導線になっています。見事なエアフロー。
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ライザーカード。
DIMM (Mac Proは新採用のDDR2 FB-DIMM)は同時2枚刺しが原則。Mac Proでは上段奥に2枚刺したら次のペアは下段奥に2枚、その次は上段手前、最後のペアは下段手前に刺します。

アップルストアのメモリに関する注記-1
最高のパフォーマンスを実現するため、Mac Proでは、DDR2 FB-DIMM (Fully Buffered DIMM) ECCメモリ(フルバッファード、ECCエラー訂正機能付き)を採用しています。これは、最高速・大容量・高信頼なメモリアクセスを提供する、最新の業界標準メモリ規格です。Mac Proでは、4系統のメモリチャネルを全て使用した場合、256ビットのワイドメモリパスによる21.3GBpsの最大メモリバンド幅を実現しています。最大メモリバンド幅は4つ以上のDIMMを同時に実装した場合に使用可能です。
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(構造から考えるとCPUからの温風でも)効率良く冷却できるという専用設計のシートシンクがガッツリついています。このおかげで純正メモリは結構いい値段なのですが…次のような理由があるのだそうで。

アップルストアのメモリに関する注記-2
ご注意:アップル製DDR2 FB-DIMM (Fully Buffered DIMM)には、サードパーティ製品よりも冷却性能に優れた独自のヒートシンクが採用されています。少ないエアフローでメモリを冷却できるため、Mac Proの内蔵ファンの回転数を低く抑えて使用時の騒音レベルを下げることが可能です。十分な性能のヒートシンクが装備されていないサードパーティ製DIMMを使用した場合には、メモリチップの冷却に内蔵ファンの回転数を上げる必要があるため、使用時の騒音レベルが高くなる場合があります。


注)アップルストア(オンライン)による注記は、記事執筆現在、Mac Pro購入見積もりページのメモリの箇所の詳細リンクに記載されています。

Mac Pro (2)

内部-HDDベイ
inner
今回のMac Proのケースは外見は基本的にPowerMac G5のマイナーチェンジという路線で、比較しても細かい違い程度しかありません。 しかし、内部は「これ以上ないのでは」という実に巧みな設計、というか「デザイン」になっています。

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拡張性に乏しかったG5と打って変わって、発表でも触れられていたように特にビデオ用途をメインに考えて作られており、SATAのHDDを4台内蔵することが出来ます。システムに一台、その他をワークというのが無難なところだと思いますが、システムを外付けにして4台をストライピングすることも可能。なお、特にRAIDコントローラーはないのでOS対応になります。
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専用のHDDマウンタ。標準構成では付属のHDDは一台ですが、マウンタはダミーも含めて4台分付属します。
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それぞれに番号が振られています。
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HDDを装着するとこのような状態。
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本体側はSATAと電源の端子が待ち受けており、
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天井のガイドに沿って差し込むとケーブルレスでHDDと接合されます。なので、抜く時もマウンタを引っ張るだけ。
エレガント。

Mac Pro (1)

パッケージ
Mac Proです。
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フツーのパソコンを買ってきただけだとパッケージなんて(エコ的に工夫でもされてない限り)見るべきところもないのでサクッと紹介程度なんでしょうけど、ブランド品のごときこのパッケージはそれなりにご紹介する価値がありそうなので、パッケージからいきます。

タワータイプのMacとしては、今回からパッケージが縦長に、奥行きは薄くなりました。そのワケは…
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とその前に、箱を開けるとキーボードとともに黒い箱に書かれた例の文字が目に飛び込んできます。
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箱とキーボードの下に、ケーブル類がコンパクトに収められています。
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キーボードの載ったスチロールトレイはフタ代わりになっていて、取出すと、本体が頭を覗かせます。
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そして縦長のわけ…本体をすっぽり抜き出すことが出来る仕様になっているのでした。これ、よく考えられてます。今までは、いわゆる巨大ピザボックス型の横置きで2分割の一旦片側の大きなスチロールを外し(ここにキーボードなどの同根物が収まっていた)、本体を起こして「いよっ」と箱から取り出していた(と思う)のですが、それから比べると3分割で小さいフタを外すだけで本体が抜き出せるのでかなり作業もスマートです。
※この方式はPowerMac G5後期からとのご指摘をいただきましたので、追記しておきます。
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そして同梱物の箱。
MacBook Proからだったでしょうか、箱を開けると”Designed by Apple California”の文字が目に入ってくるのが最近のMacのパッケージ。
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化粧箱というよりは化粧品くらい入ってそうなこの箱はスライド式になっており、
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システムソフトやドキュメント類とマウスがシンメトリーに入っていて、なおかつマウスケーブルは厚紙で目隠しされています。
そこまでこだわるか。
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中味はシステムディスクと、
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マニュアル、保証書関係。(とお約束の林檎シール)
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マニュアルは英語表記ですが、ページ数が増えたようでそれなりの冊子になっています。
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Mac Pro (5)

 

内部-5インチベイ
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開けるまではさらっと流そうと思っていた5インチベイ。
実はここが一番予想外(の美しさ?)でした。

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美観を保つカバーも兼ねる5インチベイのキャリアも、引っ張ると抜けます。
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機能面ではあまり意味がないようなこのカーブをつけるあたりが、また大英帝国勲章デザイナーのこだわりを感じるわけです。(ちなみにこのくらい引き出すと、男性諸氏の中にはミサイルポッドのようなメカっぽいものものを連想される方も多いと思います。恐らくそういう遊び心っぽい要素は意図的かと。)
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こちらはIDEと電源ケーブルで接続ですが、
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半鏡面の電源ユニットや、
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マザーボードから延びたそのケーブルが、見事にまとめられています。(床には光沢が美しいガイドピンが。)
opt6ここを開けてみて、工芸品かよっ。と思わず見とれてしまいました。ここまでせんでもいいだろう^^;という部分をここまで仕上げるとは。 (写真では伝わりづらいかもしれませんが、実際見てみると見事です。この写真だけを見て「パソコン内部の写真以外には見えない」と言い切れるかどうか、ってとこでしょうか。)

※天井には温度センサー?

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戻す時は、キャリアの溝とガイドピンを合わせて押し込みます。

Rosettaでは動かない、あたりの話

1/14付のMac24「【Macworld Expo 2006 Vol.6】Intel Macに迫る! アップル製品担当者インタビュー」で、バイナリトランスレータ”Rosetta”ではFCPなどのプロ用アプリは動かない背景などについて語られています。


MacOS 9版のFCPはClasicでも動きませんでしたが、やはりハードウェアと密接に関わっている分、RT処理やI/Oなど諸々のタイミング関係などの部分でネイティブバイナリーでないと動かせないのは変わりないってことですね。

[CNET]アップルの「QuickTime 7.0.4」に不具合

CNETで1/13付「アップルの「QuickTime 7.0.4」に不具合–インストール後に問題発生」という記事が掲載されています。

Mac OS Xアップデート10.4.4

『10.4.4 アップデートにより、Mac OS X v10.4 の信頼性と互換性の全体的な改良が行われます。すべての対象システムでアップデートをお勧めします。

このアップデートによる修正点:

– SMB/CIFS、NFS のネットワークファイルサービス
– Bluetooth ワイヤレスアクセス
– アップデートされた ATI と NVIDIA グラフィックドライバを含む Core Graphics、Core Audio、Core Image、RAW カメラサポート
– Spotlight の索引作成および検索
– AppleScript、iChat、DVD プレーヤー、Safari などのアプリケーション
– Dashboard ウィジェット:カレンダー、Stocks
– ソフトウェア・アップデートとシンクサービス
– USB、FireWire のデバイスや他社製アプリケーションとの互換性
– 以前に、単体で実施されたセキュリティアップデート

このアップデートの詳細については、こちらを参照してください:http://www.info.apple.com/kbnum/n302810-ja

セキュリティアップデートの詳細については、こちらを参照してください:
http://www.info.apple.com/kbnum/n61798-ja

#ソフトウェアアップデート経由
#適用は自己責任で

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