Daily Archives: 2017年1月21日

FCPX10.3新機能、改善内容を追記

通常、アプリのアップデータが出たらMac AppStoreの内容を引用転載していますが、「Final Cut Pro Xリリースノート」にも新機能などの履歴が掲載されています。

そこでリリースノートを見返していると、Final Cut Pro X 10.3については「AppStore(Final Cut Pro X)」と「Final Cut Pro Xリリースノート」で記載内容が異なっていることを発見。

「リリースノート」の方には、分量で示せば倍くらいの項目が多く表記されていましたので、FCP X:10.3アップデートにも差分を追加しました。

FCPX10.3.1キーボードショートカット不具合

【この問題はFinal Cut Pro X 10.3.2で修正されているようです】

少なくともMacBook Pro 15inch (Late2016/JISキーボード)とmacOS Sierra 10.12.2、そしてFinal Cut Pro X 10.3.1の組み合わせで、FCPXのキーボードショートカットが正しくない不具合が発生します。

※その他の組み合わせで起こるのかは情報がないので不明

具体的には、FCPXにおける基本のキーボード配置がいわゆるQWERTY配列でなく、なぜかフランス語キーボードのAZERTY配列として定義されてしまうため、実際のキー配列とショートカットがずれてしまうというもの。

AZERTY配列

上はMacが認識しているキーボード(QWERTY配列)。下はFCPXの「コマンド」(ショートカット設定)画面。AZERTY配列として扱われてしまいます。

例えば
・QWERTY上の「A」キーの位置にはAZERTYでは「Q」キー
・QWERTY上の「Q」キーの位置にはAZERTYでは「A」キー

となるので、選択ツールを選ぼうと思って「A」を押すと「Q」と認識され、ブラウザからクリップが接続編集されてしまいます。

Motion 5:5.3.1アップデート

motion5_2_appicon

 

Motion 5のアップデートです。 

リリース:2017/1/19

互換性: OS X 10.11.4 以降

 

 

 


詳細はMac App Storeより。  

以下引用:

バージョン 5.3.1 の新機能

  • 複数のカメラビヘイビア使用時の安定性が改善されます
  • H.264ファイル書き出し時およびフレームレート変更時のパフォーマンスが改善されます
  • “タイムコード”テキストジェネレータ使用時の安定性の問題が改善されます
  • 再生時にカーソルがマーカー上を動くときの安定性の問題が解決されます
  • ナッジ・キーフレーム・ショートカット使用時の安定性の問題が解決されます

Compressor 4:4.3.1アップデート

compressor_4_2_appiconCompressor4.3がリリースされています。
リリース:2017/1/19

互換性: OS X 10.11.4 以降

 

 

 

 


詳細はMac App Storeより。

以下引用:

バージョン 4.3.1 の新機能

  •  分散エンコーディング使用時にフェードイン/フェードアウトフィルタが正しく適用されます
  • ダブルバイト文字の言語の使用時にディスク名およびタイトルが正しく表示されます
  • “ターミナル”経由でCompressorの使用時にロケーションパスが考慮されます
  • H.264ファイル書き出し時およびフレームレート変更時のパフォーマンスが改善されます
  • Compressorを使ってProRes 4444ファイルを透明度付きで書き出すときに、正しいアルファチャンネルが作成されます
  • Animation、PNG、Cinepak、WMVを含む32ビットコーデックを使用してファイルを処理できない問題が解決されます
  • Touch Bar上のマーカーボタンが正しく表示されない問題が解決されます
  • Apple USB SuperDrive経由でFinal Cut ProプロジェクトからDVDを作成できない問題が解決されます

FCP X:10.3.2アップデート

 

 

Final Cut Pro Xのアップデート。
リリース:2017/1/19

互換性: OS X 10.11.4 以降

 

 

    • アップデート後はプロジェクトの更新が必要となり、旧バージョンでは開けなくなります。
    • アップデート後はアプリケーションが上書きされますので、最新バージョンで不具合があった際のために旧バージョンのアプリやプロジェクトのバップアックを取っておくことをお勧めします。

アップデートには、万一の際に以前のバージョンに戻せるよう十分バックアップなどの対策を行ってください。


  アップデート前にこちらを御参考ください:

(10.0〜10.0.9→10.1〜10.2.3)
Final Cut Pro X 10.1:アップデート前に重要な Final Cut Pro X 10.0.x ファイルをバックアップする方法

(10.1〜10.2.3→10.3〜)
Final Cut Pro X 10.3 で使えるようにライブラリをアップデートする

Final Cut Pro X 10.3 用にライブラリをアップデートしたときのオーディオへの影響


Mac AppStoreより入手できます。
以下引用:

バージョン 10.3.2 の新機能
 
  • オーディオファイルのカスタムフォルダをサウンド・エフェクト・ブラウザに追加できます
  • オーディオのみのクリップでリップル削除を使っても、選択範囲が無効にならなくなります
  • 再起動後もオーディオメーターのカスタム幅が保持されます
  • 非常に長いプロジェクトの編集時のレスポンスが改善されま
  • H.264ファイル書き出し時およびフレームレート変更時のパフォーマンスが改善されます
  • Compressorを使ってProRes 4444ファイルを透明度付きで書き出すときに、正しいアルファチャンネルが作成されます
  • 複数行タイトルの行間に対する調整が最初の行のみに適用される問題が解決されます
  • ロールが混在する第2のストーリーラインがタイムライン内で重なる問題が解決されます
  • Apple USB SuperDrive経由でFinal Cut ProプロジェクトからDVDを作成できない問題が解決されます
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