Compressor 4:4.0.1アップデート
Compressor4.0.1がリリースされています。
Mac App Storeからアップデートできます。
以下引用:
バージョン4.0.1の新機能
このアップデートにより、全体的な安定性とパフォーマンスが向上します。以下を含みます:
- HTTPライブストリーミングの“セルラー”設定のビットレートをアップデートします
- Final Cut Pro X内の“QuickTime書き出しコンポーネント”設定へのアクセスに関する問題を修正します
- システムが中国語で構成されているときに“このコンピュータ”クラスタが表示されない問題を解決します
- Compressor 4のインストール後にSoundtrack Proを起動するときの安定性の問題を解決します
このアップデートは、すべてのCompressor 4ユーザにお勧めします。
Motion 5:5.0.1アップデート
Motion 5.0.1がリリースされました。
Mac App Storeからアップデートできます。
以下引用:
バージョン5.0.1の新機能
このアップデートにより、全体的な安定性とパフォーマンスが向上します。今を含みます:
- デュアルディスプレイに対応します
- マルチチャンネルオーディオの読み込みと再生に関する問題を修正します
- キーフレームをマイナス時間で移動するときの安定性の問題を解決します
- “インスペクタ”を開いているときにテキストが間違って配置される問題を修正します
- 文字を調整したときに文字間のカーニングが正しく適用されるようになります
- “ドラフトモード”でタイトルに空のストリングを入力するときの安定性の問題を解決します
このアップデートは、すべてのMotion 5ユーザにお勧めします。
FCP X:10.0.1アップデート
Final Cut Pro Xの最初のアップデート(10.0.1)がリリースされました。
Final Cut Pro X Software Update
アップデートはMac App Storeからインストールできます。
以下引用:
バージョン10.0.1の新機能
このアップデートにより、全体的な安定性とパフォーマンスが向上し、以下の機能が追加されます。
- ロール機能を使用して、オーディオおよびビデオのステムを1つのマルチトラックQuickTimeムービーまたは個別のファイルとして書き出せます
- 他社製のワークフローに対応するために、XMLの読み込みと書き出しができます
- 編集者間の共同作業を向上させるために、プロジェクトやイベントをXsan上に置くことができます
- プロジェクトにカスタムの開始タイムコードを設定できます
- 接続クリップに1回の操作でトランジションを追加できます
- OS X Lionでフルスクリーン表示を有効にできます
- GPUアクセラレーションをオンにした書き出しにより、配信速度を向上できます
このアップデートは、すべてのFinal Cut Pro X ユーザにお勧めします
Mac App Store:購入ステータスの誤作動
OS X 10.6.7から追加された、FCP X/Motion 5/Compressor 4の唯一の購入窓口となっているMac App Store。
このMac App Storeで、アップデートやインストールなどのステータス(ボタンの表示)が不自然な場合に考えられるケースを書いてみます。
Mac App Storeでは、システム内の「アプリケーション」フォルダに該当するアプリケーションがインストールされているかどうか、また、そのバージョンをチェックして、未インストールなら購入やインストール、アップデート可能ならアップデートといったステータスになります。
もしインストール済みでありながら再びダウンロードしたい場合は、再ダウンロードも可能です。
しかし、入れたはずなのにまたダウンロードできるようになっていたり、逆に入れてないはずなのに「インストール済み」など、Mac App Storeのステータスがどうもおかしいといった場合は、次の原因が考えられます。
端的にいえば、マシンに複数のシステムHDDが混在していないか?ということです。
Macは旧来より複数のシステムから起動に使うものを選べ、Mac OS 9からは標準で「起動ディスク」設定から次回起動するシステムを選べるようになっています。
Mac OS Xでも起動ディスクの選択は標準になっていて、業務であれば有事(納品間際にまさかの起動不能、とか)の際の安定環境を控えておいたり、特にSnow LeopardからLionへの移行やFCP 7環境を残しつつFCP Xもさわり始めるといったシチュエーションでは、複数のシステムHDDやパーティションがマウントされている状況はそう珍しくもないかと思います。
私のマシンもLionと2つの目的別Snow Leopardのシステムが接続されていて、必要に応じて切り替えています。
しかし、このような状況では、Mac App Storeは今どのシステムから起動しているのかを正しく判断できないようです。
■Mac App Storeの誤作動
状況:次のHDDがマウントされている
・Lionのシステム=FCP X 10.0.1、Motion 5.0.1、Compressor 4.0.1
・Snow Leopardのシステム=FCP X 10、Motion 5、Compressor 4
FCP X関連を最新版にアップ済みのLionで起動してMac App Storeを開いてみると、それぞれのアプリは「アップデート」のステータスになっています。
起動中のLionシステムではこれらはすでにアップデート済みなので「インストール済み」になっていないとおかしく、この時点で誤作動です。
が、結果が気になったので試しにMotionのアップデートボタンを押してみました。
すると、特にエラー表示もなくダウンロードを開始しました。
つまり、Mac App Storeは「確かに存在するMotion 5を5.0.1にアップデートしている」わけで、案の定FCP X関連をアップデートしていないSnow Leopardのドライブ内のアプリケーションフォルダを観察していたら、こっちがアップデートされちゃいました。
■対処方法
このような場合は、ディスクユーティリティ(アプリケーション/ユーティリティ内)で不要なシステムパーティションをマウント解除するか、可能であれば物理的にHDDを外してMac App Storeを開くと正常に動作しますので、複数システムを使い分けていてどうもApp Storeが正しく動かないといった方はお試しください。
FCP X:GPU書き出しテスト
FCP X 10.0.1では書き出しの際にGPUを利用するようになったとのこと。
そこで、簡単な比較をしてみました。
・同じマシン
・同じプロジェクト
・同じ設定
で、書き出しを比較しました。
※なお、OSはFCP X 10.0=Snow Leopard 10.6.7 (64bitカーネル)、FCP X 10.0.1=LionですのでOSの差が排除し切れていないことをご了承ください。
※特に関連する設定はないようですので、10.0.1では書き出し時に常時GPUが活用されるものと思われます。
#10.0.1ではプロジェクトのアップデートが必要で、アップしたら10.0では開けなくなりますので、事前に10.0.1用にコピーしておきます。