Final Cut Studio + RED ONEワークショプ開催
株式会社オービット・ミューズテクス
Final Cut Studio + RED ONEワークショプ開催
2009年8月25日、株式会社オービット・ミューズテクスは9月2日アップルストア銀座におきまして、Final Cut Studio + RED ONEワークショプ開催いたします。
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【Final Cut Studio + RED ONEワークショプ概要】
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Final Cut StudioとRED ONEを使ったウェブ広告制作のワークフローを「ユニクロマーチ」の事例でご紹介します。企画から仕上げまでの流れを説明し、実際にFinal Cut Studioを使用したワークショップも行います。RED ONE4台を駆使した最新の特殊映像制作テクニックをぜひご覧ください。
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【日時と会場】
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・日時 2009年9月2日 水曜日
・会場 アップルストア銀座
・所在地 東京都中央区銀座3-5-12 サヱグサビル本館
開場 18:30
終了 20:00
・参加費 無料
詳細は弊社ウェブサイト
http://www.musetex.co.jp/index.php?option=com_content&task=view&id=1732&Itemid=346
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【ミューズテクスについて】
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ミューズテクスは、コンピューター・ミュージック関連製品の輸入・卸,コンピューター機器・周辺機器・電子楽器販売,MIDI楽器関連器販売,学校・法人向けコンピュータシステムの販売・施工,コンピュータグラフィクス・ノンリニアビデオ編集システムの構築、スタジオの施工、プリプレス用システムの構築,音楽/映像制作業務受託、ネットワークシステムならびにコンテンツ制作を受託しています。dpをはじめとするMOTU製品のMark of the Unicorn,Inc.ならびにAudieEase,Inc.の日本国内総輸入元として、教育音楽にも力を入れてます。
会社名:株式会社オービット
代表者名:伊藤 格
所在地:東京都渋谷区南平台町8-11
連絡先:
メール:info@musetex.co.jp
電話:03-5459-1161
FAX:03-5459-1162
ウェブサイト:http://www.musetex.co.jp/
FCS2009:ProResファミリーの位置づけ
Final Cut Studio FES. 2009 Specialにて、ProResファミリーの位置づけについて伺ってきました。
■ProRes4444
・カラースペースはソース(またはアプリケーション)に応じてRGBまたはYUVに。YUV444またはRGBのソースに対してオリジナル性を損なわずにピクセルマッピングを行うのと、効率の高い圧縮+完全に可逆性のあるアルファチャンネルを持つ。アルファチャンネルはロスレスのため、アルファを含めるとデータ量は大幅に上がる。
=ProResファミリーで唯一アルファチャンネルを持つことができる合成向けコーデック。RED 4KやHDCAM SRなどを必要とするような、シビアなクオリティが要求されるCMやPV、映画などでのシーン合成を想定。
■ProRes422(HQ)
・ProRes422に対し、ビットレートを増やしてよりレンダリング耐性を上げたコーデック。
=エフェクトなどを多用する作品や、別のフォーマットへの変換などマルチユースを想定したマスタリングなど。
■ProRes422
・スタンダード。非圧縮コーデックと同等のクオリティや高いレンダリング耐性を保ちつつ、転送レート/容量を低減したコーデック。
=従来のデジタルベータカムやHDCAMなどで行っていたオンラインを想定。
■ProRes422(LT)
・オリジナルの再現性はProRes422と遜色のないレベルで、レンダリング耐性を重視せずにさらにデータ量を削減したコーデック。上位のProResよりも時間あたりの転送レート・データ容量が少ないので、長尺の記録に向く。
=カット編集中心のオンラインを想定
■ProRes422(Proxy)
・フルHDサイズで仮編集を行うためのコーデック。時間あたりの容量や転送レートが少なく、イントラ(フレーム内)圧縮でCPUの負荷も少ないため、マルチカメラ編集やノートMacでの作業に向く。オリジナルとの差分を取るテストではDVCPRO HDコーデックよりも劣化耐性は高いが、圧縮アルゴリズムなどの違いから見た目の綺麗さはDVCPROの方がよく、ProRes422(Proxy)は比較的ブロックノイズが出やすいとのこと。
=置き換え前提のオフライン
以上の内容はアップル社の担当の方に伺ったものですが、BeHubサイトにもターミガンデザインズ・高信氏(Final Cut Studio FES.講師)によるわかりやすい解説ビデオが掲載されています。
FCS2009:インストールの高速化
ディスクイメージを活用すると、Final Cut Studio(2009)のすべてのアプリケーションとコンテンツのインストール時間を短縮することができます。
Final Cut Studio(2009)全体のインストール時間は、環境によっては約4時間近くかかる(アップデートではなく新規でフルインストールする場合)という情報もあり、ディスクの入れ替えのためにMacの前で待機しておかなければならない状況も考えると、時間的・精神的にもかなりの負担になってしまいます。
そこで、すべてのディスクをディスクイメージ・ファイルにしてしまいましょう。
Final Cut Studio(2009)は、その使用条件によってバックアップを一部作成することができます。
#使用許諾契約から抜粋
ですから、インストールディスクの原本を丸ごとファイルに変換してHDDに保存しておけば、ディスクの紛失や破損で読み取れなくなっても最悪の事態を招く可能性を大きく軽減できます。
1.複製したいディスクをMacにマウントし、ディスクユーティリティを起動します。
「ディスクユーティリティ」は、アプリケーションフォルダの「ユーティリティ」フォルダに入っています
3.上のアイコンから「新規イメージ」を選択し、保存先を指定して保存します。
この手順ですべてのディスクをイメージ化すれば、バックアップを1部ずつ作成することができますし、原本の情報をそのまま複製するので使用許諾にも反しません。
また、ディスクイメージの作成時間はインストールよりも確実に速く、Mac Proの内蔵ドライブなら(計っていませんが)一時間前後で終わります。
容量は「情報を見る」で44.22GBでした。
一度イメージを作ってしまえば、インストールの際にすべてのイメージを(ダブルクリックまたは選択→開くで)マウントして、「Final Cut Studio Install」イメージの中のインストーラーを通常通り実行〜インストールに必要な操作をすれば、あとは順次必要なイメージを読んで勝手にインストールを進めてくれますので、マシンの前にいる必要もなくなります。
同じく使用許諾によって、自分が所有して使っているマシンに限り、デスクトップMac1台とノートMac1台にそれぞれインストールしてもよい(ただし同時起動はNG)ことになっているので、FireWireなどの外付けHDDにバックアップしておけば両方にインストールする際にも圧倒的に手間が省けます。
HDDが1TB=数千円の時代なので、動作検証などのために頻繁にOSの入れ直しや環境構築を行うような特殊なケースでなくても現実的な方法でしょう。
FCP7:カラータブ
Final Cut Pro 7では、ブラウザのタブを色分けすることができます。
Final Cut Proでは、バージョン1からプロジェクト内に複数のシーケンスを持つことができたり、複数のプロジェクトを同時に開いて作業をすることができていました。
しかし、プロジェクトやシーケンス、素材のビン(フォルダ)を一括して管理する「ブラウザ」はほとんど進化しておらず、複数のビンを開いてタブ化できるなどの便利な機能もタブが多くなるにつれて見分けがつきにくくなっていました。
FCP7では、ビンにラベルを適用できるようになり、そのビンをタブ化すれば、ラベルの色がタブに反映されます。
ひとつのプロジェクト内でビンの種類によって色分けしたり、複数のプロジェクトを開くような場合はプロジェクトごとにビンの色を分けるなど、使い方によって工夫するとよいでしょう。
また、プロジェクトにはアイコンが表示されますので、ビンとプロジェクトの区別もつくようになりました。