Final Cut Pro 6.0.1
アップル社・Final Cut Pro 6リリースノートより
Final Cut Pro 6.0.1 リリースノート
このセクションでは、「Final Cut Pro 6.0.1」についてのリリース情報を提供します。「切り出しと転送」ウインドウでの AVCHD サポート
「切り出しと転送」ウインドウが、AVCHD 素材の転送に対応します。 詳細については、「ヘルプ」>「HDおよび放送形式について」と選択して参照してください。取り込まれた AVCHD クリップの継続時間が「切り出しと転送」ウインドウに表示される継続時間と一致しないことがある
「切り出しと転送」ウインドウには、AVCHD クリップ(特に 1 分以上の長さのクリップ)の平均の継続時間が表示されます。 クリップを取り込んだ後、正確な継続時間は「Final Cut Pro」の「ブラウザ」に表示されます。AVCHD をトランスコードしたファイルには通常の AVCHD ファイルよりもかなり多くのディスク容量が必要になる
「切り出しと転送」ウインドウで AVCHD ファイルを取り込む場合、ビデオは Apple ProRes 422 コーデックまたは Apple Intermediate Codec にトランスコードされます。 AVCHD は Apple ProRes 422 コーデックよりも大幅に圧縮率が高いため、取り込み後のファイルは元のファイルよりもかなりファイルサイズが大きくなります。 たとえば、通常の 2 分間のAVCHD ファイルは約 200 MB です。 Apple ProRes 422 コーデックにトランスコードすると、ファイルサイズは 2 GB 程度になります。「Final Cut Pro」では、取り込み前に AVCHD ファイルのトランスコード後のサイズが予測されないため、転送中に取り込みディスク上の空き容量を超える可能性があります。 AVCHD 素材を取り込む前に、必要なディスクスペースが通常の AVCHD ファイルサイズの約 10 倍になることを考慮する必要があります。 転送時にサイズの小さなファイルを作成するには、AVCHD ファイルを Apple Intermediate Codec にトランスコードします。 詳細については「Final Cut Pro」を開き、「ヘルプ」>「HDおよび放送形式について」と選択して参照してください。
AVCHD クリップが「切り出しと転送」ウインドウのイン点とアウト点に対応していない
「切り出しと転送」ウインドウで AVCHD 素材の切り出しと転送を実行するときは、クリップ上にイン点とアウト点を設定することができません。クリップ全体が転送されます。「焦点ぼけ」フィルタが使用可能に
「焦点ぼけ」FxPlug フィルタが「Final Cut Pro」で使用できるようになりました。ネットワークおよび Xsan ボリュームへの保存時に、長いファイル名をサポート
ネットワークおよび Xsan ボリュームへの保存時に、長いファイル名(32 文字を超え、255 文字まで)が正しく処理されるようになりました。
「Final Cut Pro 5」からのアップグレード時に、よく使うエフェクトの読み込みが可能
「Final Cut Pro 5」から「Final Cut Pro 6」にアップグレードするときに、「Final Cut Pro 5」の環境設定ファイルに保存されているよく使うエフェクトを「Final Cut Pro 6」に読み込むように選択できます。 「Final Cut Pro 6」で新しい環境設定ファイルを作成する必要が生じると、「Final Cut Pro 5」の環境設定ファイルからよく使うエフェクトを読み込むかどうかを確認するダイアログが表示されます。 新しい環境設定ファイルが作成されるのは、最初に「Final Cut Pro」を開いたとき、または環境設定ファイルを削除したときです。
アプリケーション名を変更すると、「Final Cut Pro」をアップデートできない
アプリケーション名が変更された場合、「Final Cut Pro」のソフトウェア・アップデートが機能しません。 たとえば、アプリケーション名を「Final Cut Pro 6」に変更すると、ソフトウェア・アップデートは機能しなくなります。