Daily Archives: 2007年4月16日

ioHD(発表概要)

Aja Video Systemsから新しいハードウェア”ioHD”が発表されました。
価格は$3495。

iohd

デモムービー によれば、

・Apple ProRes 422にネイティブ対応
・前面にはインフォメーションディスプレイとオーディオメーターを装備
・各種SDI(BNC)
・AES/EBU(キャノン&BNC)
・RS-422リモート端子
・アナログオーディオモニター(RCA)
・HDMI In/Out
・FireWire800

といった内容のようです。

Final Cut Studio2:価格、システム要件

Apple Store USでは既に受け付け開始 をしています。

新規=$1,299
FCSからのアップグレード=$499
FCPあるいはProduction Suiteからのアップグレード=$699
出荷=5月
price

また、PowerPCにも対応です。


Final Cut Studio 2システム要件
すべてのFinal Cut Studioアプリケーションをインストールするための最低条件
1.25GHz以上のPowerPC G4、PowerPC G5、Intel Core Duo、Intel Xeonプロセッサを搭載したMac
1GBの実装メモリ
AGPまたはPCI Express Quartz Extremeグラフィックカード(Intel グラフィックプロセッサを使用したシステム上の動作はサポートされていません。)
1024×768以上のディスプレイ
Mac OS X v10.4.9以降
QuickTime 7.1.6以降
DVDドライブ(アプリケーションのインストールに必要)

アプリケーションのシステム条件
・Motion
Mac Pro、MacBook Pro、Intel Core Duo搭載iMac、Power Mac G5、iMac G5、1.25GHz以上のプロセッサを搭載したPowerBook G4、1.25GHz以上のプロセッサを搭載したフラットパネルiMacに標準装備されているグラフィックカード
ATI Radeon 9800、9700 Pro、9600 XT、9600 Pro
ATI Mobility Radeon 9700、9600
NVIDIA GeForce 7600 GT、7300 GT、6600、6600 LE、FX Go5200、FX 5200 Ultra
16/32ビットレンダリングを実行するには、128MB以上のVRAMを搭載したグラフィックカードが必要

・Color
Mac Pro、17インチMacBook Pro、Intel Core Duo搭載24インチiMac、2.5GHz以上のプロセッサを搭載したPower Mac G5 Quadに標準装備されているグラフィックカード
ATI Mobility Radeon X1600
ATI Radeon X1600、X850 XT
NVIDIA GeForce 7800 GT、7600 GT、7300 GT、6800 Ultra DDL、6800 GT DDL、6600、 Quadro FX 4500
1680×1050以上のディスプレイ
3ボタンマウス

・DVD Studio Pro
DVD Studio Pro 4でオーサリングされたHD DVDを再生するには、PowerPC G5またはIntel Core Duoプロセッサを搭載したMacが必要
完成したプロジェクトをディスクに書き出すには、Apple SuperDriveなどのDVDレコーダーが必要
完成したプロジェクトを2層DVDに書き出すには、2層記録対応のレコーダーと2層DVDが必要
HDプロジェクトをリプリケータに転送するには、外部ドライブまたはインターネットによるプロジェクトのディスクイメージの転送が必要
コピープロテクション、デュアルレイヤー機能が組み込まれた3Dプロジェクトをリプリケータに転送するには、DLTドライブ、外部ドライブ、インターネットによるプロジェクトのディスクイメージの転送が必要

・Soundtrack Pro
マルチチャネルオーディオコンテンツの5.1chサラウンドのモニタリング:6つ以上の出力を持つオーディオインターフェイス
マルチトラック録音:複数の入力を持つオーディオインターフェイス

推奨構成
すべてのアプリケーションで以下の構成を推奨

圧縮HD、非圧縮SDを処理する場合は2GBの実装メモリ
非圧縮HDを処理する場合は4GBの実装メモリ

アプリケーションの推奨構成
・Motion
以下のいずれかのグラフィックカードを推奨
ATI Radeon X1900 XT、X850 XT、X800 XT、X1600
NVIDIA GeForce 7800 GT、6800 Ultra DDL、6800 GT DDL、Quadro FX 4500
32ビットレンダリングを実行するには、256MB以上のVRAMを搭載したグラフィックカードが必要

・Color
以下のいずれかのグラフィックカードを推奨
ATI Radeon X1900 XT、9800 XT、9800 Pro、9650、9600、9600 XT、9600 Pro
1680×1050以上のディスプレイ

空きディスクスペース
すべてのアプリケーション(Final Cut Pro、Color、DVD Studio Pro、Soundtrack Pro、Motion、Cinema Tools、LiveType、Compressor、Apple Qmaster)をインストールするには4GB以上のディスクスペースが必要
オプションのテンプレート、コンテンツ、チュートリアルをすべてインストールするには、さらに55GB以上が必要(別のディスクへのインストールも可)

・DVD Studio Proのコンテンツのインストールに9GB
Motionのテンプレート、チュートリアルメディアのインストールに8GB
Soundtrack Proのオーディオコンテンツのインストールに24GB
LiveFont、LiveTypeアニメーションエレメント、テンプレートのインストールに12GB
Appleプロトレーニングシリーズ:Final Cut Studioのインストールに2GB

Final Cut Studioページ更新

Final Cut Studio 2(ファイナルカットスタジオ2)のオフィシャルページも更新されました。
・http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/
・NAB Show Reel 2007
・Final Cut Server
・新機能概要
index_box20070414

製品内容:
Final Cut Pro 6
Motion 3
Color
Compressor 3
Soundtrack Pro 2
DVD Stusio Pro 4
・Cinema Tools 4
・LiveType 2

Final Cut Studio 2速報(2)

速報1 の続き)

・USでのFCS2のリリースは2007.5月中
・”IO-HD”は名称の通りAJA製
・”Apple ProRes 422″は4K対応のほか、容量的にMacBook Pro等でハンドリングできるようなものらしい?
(非圧縮127MB/sと19MB/sのProResで同じ画質が得られる、というデモが行われた模様)
・Motionはタブレットペンの対応が強化
・FCPからMotionテンプレートへのアクセス
・ShakeからFCPにスムースカム機能を移植
・Compresso 3は3倍高速化に加え、マルチスレッドなどのオプションが容易に設定できる
・FCPではカラコレの強化。3Dカラースペースを利用した色の選択、ドラッグ&ドロップでの色変更

(続く)

dsc_3208


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Images from Engadget

Final Cut Studio 2速報(1)

NAB 2007 にてFinal Cut Studio 2と関連製品が発表になりました。

・アセット管理の”Final Cut Server”(クロスプラットフォーム)
・ワークフローの自動化
(Final Cut Serverは夏にリリース?)
・新ハードウェアの”IO-HD”
・新フォーマット”Apple ProRes 422″
・Motionは3Dレイヤー対応
・Soundtrack Pro 2は5.1ch対応
(続く)

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Images from Engadget

Final Cut Pro 6(発表概要)

Final Cut Pro 6(ファイナルカットプロ6)の新機能を、オフィシャルページ をもとに見てみます。fcp6_intro


Apple Pro Res 422

pro_res
これは4K対応の新しいビデオコーデックで、非圧縮HD画質(10bit 4:2:2サンプリング、HDCAM SR同等)をSDのファイルサイズで扱えるというもの。

RED DIGITAL CINEMA CAMERA

モードには標準とHQがあり、フレームレート等も自由に選べるようです。

なお、ioHDではProResでキャプチャー可能で、通例からすれば他のキャプチャーボードもコーデック次第でいずれ対応することでしょう。

オープンフォーマット・タイムライン
support_timeline20070414
異なるフォーマットのクリップの混在は今までも出来ていましたが、他の放送用NLEと同じくレンダリング不要で扱えるようになりました。

SmoothCam
smoothcam
Shake (続投の模様)からの移植機能として、ポイントトラッキングによるカメラぶれ等の補正が行えます。なお、デモムービーを見る限り、クリップを解析して自動で適用するようです。

■P2/XDCAM対応の新しいキャプチャーウィンドウ
support_tapeless20070414
Panasonic P2とSony XDCAMのテープレスフォーマットから素材をインポートする際のインターフェースが標準になったようです。

メタデータの取得も可能な模様。

FxPlug とRT Extremeの強化
effects_rt20070414
マルチフォーマットのRT再生のほか、種類が追加されたFxPlugやSmoothCam、あるいはFxPlugベースで作成されたサードパーティーエフェクト(デモムービーではMagic Bullet Luuk Suite)などもGPUアクセラレートでリアルタイム処理が可能な模様。

Motion 3 master templates
motion_templates

Motion 3ではテンプレートの作成が簡単になったのに加え、FCP6に配置した場合はFCP6上で画像やテキストの差し替えが可能になりました。

自分史ビデオ・思い出シアター
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