3.0.1アップデータ(2002.3.19)
ソフトウェアリファレンス
Final Cut Pro 3.0.1 Update for Mac OS X
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/finalcutpro_3.0.1_update.html
<ソフトウェアリファレンスより>
■動作内容:
下記の問題を回避するために、アップデートを行います:
デュアルプロセッサを搭載したコンピュータでは、Mac OS XにFinal Cut Pro 3.0をインストールすると、予期せず終了する場合があります。
「イ ンターネット」環境設定パネルで、一部の情報を入力していない場合にFinal Cut Pro 3.0を起動すると、Final Cut Pro 3.0が予期せず終了することがあります。この問題は、シングルおよびデュアルプロセッサを搭載したコンピュータの両方で発生します。このアップデートに よって、この問題は回避できますが、「インターネット」環境設定パネルの情報は追加されません。
■システム条件:
日本語Mac OS X 10.1.1以降、およびFinal Cut Pro 3.0
4.1アップデータ(2003.11.19)
<Get Final Cut Pro アップデートの入手>より
http://www.apple.com/jp/finalcutpro/download/fcp41/index.html
Final Cut Pro 4.1と付属アプリケーション:Soundtrack、LiveType、Cinema Tools、Compressorなどの最新アップデータを手に入れましょう。Mac OS X v10.2.xをお使いの方は、Final Cut Pro 4.1をご利用ください。
Mac OS X v10.3.xをお使いの方は、Final Cut Proの最新版、Final Cut Pro 4.5 HD Updateをご利用ください。
Final Cut Pro 4.1の新機能
このアップデータにより多数のバグフィックスとパフォーマンスの改善が行われ、次のような機能アップが図れます:
・Power Mac G5とMac OS X v10.3に合わせたパフォーマンスの最適化
・NTSC/PALモニタとコンピュータディスプレイの再生映像を同期するフレームオフセット機能
・XML交換フォーマットのサポート
・「ヘルプ」メニューに追加された「サポートプロファイルの作成」オプション(AppleCare用)
オーディオミキサーをキャンバスやビューアに連動させるソースセレクタ
3perfフィルムのサポート(Cinema Tools 2.1)
一長一短
何かをする際、分野がクロスオーバーすることは多々ありますが、それに反して一方の分野に精通した人はもう片方のことはなかなか分からないこともまた多いものです。
物作りは上手いけど売るのはヘタだ、とか、営業さんと技術者の関係なんかもそうですが、設計とデザイナーなんてのもそうで、どの分野でも「こんなデザインじゃ中身が納まらねぇよ!」「ここがこうなれば売れるんだけど」なんてお互いに反目しあう部分があったり。このサイトを作っていて、またそんなことを思い起こしてしまうわけです。
というのは、 このサイトのシステムはJoomla!というCMS(Contents Management System)を使っているのですが、よくぞこんなに(プログラムなんてさっぱり分からない私にとっては)複雑なものを組み上げてポータルの構築システムをフリーで提供してくださるなんて画期的なことをなさってくださる皆様に驚嘆と感謝を贈りたいと思うのですが、ここで先程の感覚がじわじわと沸き起こってくるのです。
「やっぱり、インターフェースって“デザインの分野なんだよなー”」(裏を返すと、「こんなシステム作れるのはすごいんだけど、使い勝手は…」)。
遠回しのようですが、またタダで使わせていただいてこんなこと言える身分でもなんでもないのですが、今後のJoomla!及びCMSの発展のお役に立てればという私なりの貢献というか、フィードバックのつもりで書かせていただきますと、ぶっちゃけこういうことです。
・ 用語(分類)が分かりにくい
ー管理画面において、「セクション」「カテゴリー」「コンテンツ」「モジュール」「コンポーネント」「マンボット(これもコンポーネントというか、エンジン的なもの)」というものがあるのですが、慣れるまで役割がよく分からない。また、メニュー項目の設定で、「コンテンツセクションリスト」「コンテンツカテゴリーリスト」「セクションカテゴリーテーブル」「コンテンツカテゴリーリンク」(正確ではありませんが)のような、わかるようなわからないような項目が並び、それらをまとめるいくつかのグループがあって、それぞれのグループに「連絡先リンク」「コンポーネントリンクー連絡先」(これも正確ではありませんが)のような、おんなじ機能が随所に違った表記で並んでいるので、何度も試してどんな動きをするのか確認三昧になってしまいます。
・手続きが煩雑(メニューをひとつ作るのに「メニュー管理」でメニュー項目を追加して、それを有効にするなら「モジュール」に追加されたメニュー項目を「公開」にする、とか。各ページに、それぞれへのショートカットリンクをつけるなど、ちょっとした改善で随分良くなるとは思います。
・デザイン上重要な、フォントの色や大きさなどは(コンテンツやメニューの位置を変えたりモジュールを入れ替えたりする事よりは重視されていないのか、)UIにはなっておらず、急にレベルアップしてCSSというWEBデザイナー以外はあんまり必要ない一種のプログラムをテキスト編集する事になる(CSSくらい分からんド素人が使うほうが間違ってる、とかお叱りを受けそうですが、そうじゃなくて、UIをどこに被せるかの感覚というか思想の違いを感じるだけ)
・一言で言えば「洗練されてないなぁ」
といった感じで、「プログラマーとデザイナーってやっぱり違うよなー」という感覚をしみじみと感じたりしているわけです。(というか、分かっているけどそこまではフリーじゃ出来ない、といった高次元の事なのかもしれないですが。)
色々調べてみると、老舗のXoopsとか過去にリリースされたCMSよりはこれでもかなりシンプルで分かりやすいそうですし、幸いテンプレートを作っておられる方々もたくさんいらっしゃるので、外注すればン百万とか取られる事を思えば、あとは自分で努力して利用させていただくだけなのですが、感じた事は書き残しておこうかと思って書いてみました。
#開発やローカライズに携わっていらっしゃる方々には大変感謝しております。