●MacOS X版でのAEプラグインについて
<この記事は旧Fina Cut Pro Unofficialにて2002年2月12日に公開した記事を転載したものです。>
Mac OS Xバージョンでは、プラグインは以下の場所に追加します。
<root>/Library/Application Support/Final Cut Pro System Support/Plugins/
インストールオプションで選択するBoris CalligraphyもFXScript DVEs by CGMもここに入ります。
ですが、今のところ各種プラグインを入れてもエラーになってしまいますね。私もDeliriumがエラーになってしまいますし、OS X版のAfter Effects 5.5でもCineLookが動作しないという報告も上がっております。場所は正しいのですが、両ソフトともOS Xに限って使用できない…。これはどういうことでしょうか?
FXScriptsはテキストのスクリプトファイルですが、プラグインはホストアプリにPlug-Inされるバイナリープログラムですから、どうやらCarbon/Cocoa化されていないと使用できないようです。このタイミングではまだ各プラグインメーカーの対応は不明ですので、プラグインを使用したいユーザーは、使用したいものが対応するまでOS Xへの以降は残念ながら(^_^;)おあずけのようです。 Photoshopも、同じ理由でOS X版が出てもプラグインの問題が出てくることかと思います。
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次これやろうぜ!投票(※)でDigiEffects社の買収というご意見が出てますが、(買収云々はご要望として、)とりあえず連携を密にして対応していただくことは早急に必要でしょうね。OS X移行の障害でもあるわけですから。各社ともAEに対応してない段階でもう動いているとは思いますが、、、。
#FXScripts/FXBuilderは、Velocity EngineやDual CPUなどの高速化要素とは無関係(^_^;)な反面、逆にいえばテキストなのでこういった環境特有の問題に関係なく互換性を保つことが容易なわけですね。特定の関数の部分で完全互換ではないようですが、OS 9との間でもそのままでほぼ問題はありません。
※=現在同等のページはこちらとなっています。
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●アップグレード時の注意点-その2-
<この記事は旧Fina Cut Pro Unofficialにて2002年2月9日に公開した記事を転載したものです。>
MacDTVに寄せられた情報をいくつかまとめてみました。
1・<for OS 9>QuickTime5.0.4へのアップデート後、表示が5.0.2のままでも問題ない
2・<for OS 9>MacOS 9上に旧FCPがインストールされているのにfor OS 9へのアップデートが出来ない場合は、PRAMクリアをして再度試してみる
3・<for OS 9>OS 9上でプロジェクトをダブルクリックするとOS X版が立ち上がりかけてエラーで終了してしまうことがあるが、その場合はfor OS 9 のアプリケーションアイコンにドラッグするか、先にfor OS 9を立ち上げておく
1…アップルに確認されたところ、5.0.4アップデートをかけるとQT Extentions関係のいくつかがアップデートされるので、表示が5.0.2のままでも問題ない、とのことです。
2…私のところでは再現しませんが、アップルサポートに問い合わせた方の情報では、うまくアップデートできないときはPRAMクリアをしてみて欲しい、と言われたそうです。※PRAMクリアについては秋山先生のページをご覧ください。
3…これも再現しないのですが、OS 9上でプロジェクトをダブルクリックすると「Final Cut Proに必要なソフトウェアがありません。このバージョンの Final Cut ProにはMac OS X 10.1.1が必要です。Mac OS 9のシステムを終了し、コンピューターを Mac OS X10.1.1で再起動してください」といったエラーが出て起動しないことがあるそうです。これはCarbonであるOS X版が起動しようとする為だと思いますので、直接OS 9版のアイコンにドラッグする(使いやすいところにエイリアスなどを作っておくと良い)か、先にOS 9版を立ち上げておいて「開く」かダブルクリックすれば問題ないです。
#この情報は当時のものです
○Appleがビデオ加工・編集ソフト会社Nothing Realを買収
<この記事は旧Fina Cut Pro Unofficialにて2002年2月9日に公開した記事を修正・転載したものです。>
またまた楽しいニュースが入ってまいりましたが、Nothing Real社といえばShake/Tremorというソフト(システム)が有名ですね(私はNABなどのレポートでしか見たことはありませんが)。ShakeやTremorについては日本で取り扱っているビジュアル・プロセッシング・ジャパン社のこちらのページをご覧いただければお分かりかと思いますが、これらが単体でどうにかなるのか、FCPに組み込まれるのか、果たして…(^_^)。
※現在Nothig Real社のページはAppleのページにリダイレクトされます。
※参考情報(旧バージョンの情報です。現在はこのバージョンは販売されていません。) http://www.sgi.co.jp/soldir/products/c17/00598.html
●アップグレード時の注意点
<この記事は旧Fina Cut Pro Unofficialにて2002年2月9日に公開した記事を転載したものです。>
アップグレード版は、毎度のことながら少々インストールが面倒になってます。いくつか注意点を挙げてみます。
1・<for OS 9>インストールには以前のバージョンがインストールされていること。
2・<for OS 9>Mac OS 9.2.1 アップデート、Mac OS 9.2.2 アップデートが同梱されます。
3・<for OS X>Mac OS X 10.1.1以降のアップデータは同梱されません。
4・<for OS X>「少なくとも一度は起動しなければならない」Classicは、FCPがインストールされたシステムでなければならない
1…FCP2の時と変わらず、旧バージョンが実際にインストールされている必要があります。つまりクリーンインストール時には、ゆーざーによってはFCP1.2.xからせこせこインストールする必要があります。いい加減、Photoshopなどのように旧バージョンのCD-ROMだけで認証終わらないものですかね?今バージョンからCD自体の複製もできなくなってることですし(!)、オリジナル率の高い次回からは(^_^;)ぜひ簡便にお願いしたいものです。
2…MacOS 9.1であれば、FCP3のディスクのアップデータでアップデートできます 。
3…パッケージに入っている紙面「Mac OS 9.2.2またはMac OS v10.1.1へのアップグレード」にアップデート方法が書いてありますが、MacOS 10.1ユーザーはちょっと大変です。特にISDNやPHSでモバイルされてる方には拷問に近いものがあるでしょう(^_^;)。そうです、<ソフトウェアアップデート>で必要ファイルをダウンロードしなければならないのです。せめて”MacOSXUpdate10.1.1″だけでもブロードバンド環境でダウンロードしておかないと、OS X版を入れる気がなくなります(^_^;)。
4…アップデータCDに入っている「アップグレードについて」の中に「 Classic 環境を少なくとも一回は起動させてください。このステップは、Mac OS X の環境下で、アップグレードプログラムが Classic 環境のシステムフォルダを参照するのに必要なシステムの諸項目を設定するのに必要です。」 とありますが、何のためにClassicの起動が必要かを考えればお分かりかとも思いますが、このとき起動するClassicはFCPがインストールされているシステムである必要があります。つまり、例えばFCPの稼働しているシステムとは別に、MacOS XのパーティションにClassic専用のシステムがあったとしても、そこにFinal Cut Pro User IDなどの認証ファイルがなければアップデート(for OS Xのインストール)はされません。これらのファイルをClassicにコピーしたらどうかは試していませんが、アップデート時の一度だけですから、FCP2/FCP3 for OS9がインストールされた(稼働していた)システムを指定して起動させた方がよいと思います。
#この情報は当時のものです。
●アップグレード版は入手されましたか?
<この記事は旧Fina Cut Pro Unofficialにて2002年2月7日に公開した記事を修正・転載したものです。>
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