Final Cut Pro (v1-v7) バージョン/アップデート

4.1アップデータ(2003.11.19)


<Get Final Cut Pro アップデートの入手>より
http://www.apple.com/jp/finalcutpro/download/fcp41/index.html

Final Cut Pro 4.1と付属アプリケーション:Soundtrack、LiveType、Cinema Tools、Compressorなどの最新アップデータを手に入れましょう。Mac OS X v10.2.xをお使いの方は、Final Cut Pro 4.1をご利用ください。

Mac OS X v10.3.xをお使いの方は、Final Cut Proの最新版、Final Cut Pro 4.5 HD Updateをご利用ください。

Final Cut Pro 4.1の新機能
このアップデータにより多数のバグフィックスとパフォーマンスの改善が行われ、次のような機能アップが図れます:
・Power Mac G5とMac OS X v10.3に合わせたパフォーマンスの最適化
・NTSC/PALモニタとコンピュータディスプレイの再生映像を同期するフレームオフセット機能
・XML交換フォーマットのサポート
・「ヘルプ」メニューに追加された「サポートプロファイルの作成」オプション(AppleCare用)
オーディオミキサーをキャンバスやビューアに連動させるソースセレクタ
3perfフィルムのサポート(Cinema Tools 2.1)

3.0(2002.1/19)


<データシートより>
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■特 長
● ソース/レコードの3ポイント編集、JKLキーボードによる操作、マッチフレーム編集、エクステンド編集、スプリット編集、トリム・オン・ザ・フライ、マルチトラックトリミング、複数のタイムラインおよびネスト化されたタイムラインをサポート
● キーボードショートカットによる操作を強力にサポート(ショートカットキーボードラベルを付属)
● シームレスに編集、トリミング、エフェクト、合成といった作業の切替えが可能な、特定の作業方法にしばられないユーザインターフェイス
● ソフトウェアベースで初めて、デュアルストリームのリアルタイムエフェクト再生を可能にしたG4リアルタイムエフェクトアーキテクチャ1
● オフライン、DV、M-JPEG、非圧縮SD/HDまでを単体アプリケーションで扱えるスケーラビリティ
● 大容量の取り込みが可能で、オフライン編集の後にスムーズにオンライン編集へ移行できる、実用的なOfflineRTフォーマット2
● タイムライン上でのドラッグ&ドロップやコンテクストメニュー、直観的に操作できる編集オーバレイパネル等の柔軟なインターフェイス
● プロジェクトのトリミング、メディアの統合、Web用あるいはオフラインフォーマットへのトランスコーディングが可能な先進的なメディアマネージャ
● 先進的なプライマリまたはセカンダリの色補正が可能なカラコレツール
● 他のオフライン/オンライン編集システムとの併用を可能にするEDL読み込み/書き出し機能
● 他のオーディオ編集システムとの併用を可能にするQuickTimeベースのOMFオーディオ書き出し機能、EDL読み込み/書き出し機能
● 3Dアニメーションによる美しいタイトル作成が可能なBoris Calligraphyを新たに付属

■システム条件
● 300MHz以上のPowerPC G3/G4プロセッサおよび内蔵FireWireポート搭載のMacintoshコンピュータ
— G4リアルタイムエフェクトには、500MHz以上のシングル/デュアルプロセッサ搭載のPower Mac G4またはPowerBook G4が必要です。
— DVフォーマットのメディアに対するG4リアルタイムエフェクトをノート型コンピュータで実行するには、667MHz PowerBook G4が必要です。
● Mac OS 9.2.2またはMac OS X v10.1.1
● QuickTime(付属)
● 256MB以上の実装メモリ(G4リアルタイムエフェクトには384MB以上を推奨)
● 40MB以上の空き領域を持つハードディスク(インストールに必要)
1 G4リアルタイムエフェクトには500MHz以上のシングル/デュアルプロセッサ搭載のPower Mac G4またはPowerBook G4が必要です。DVフォーマットのメディアに対するG4リアルタイムエフェクトをノート型コンピュータで実行するには、667MHz PowerBook G4が必要です。
2 OfflineRTフォーマットは、新しいQuickTime Photo-JPEGコーデックを利用しています。320×240ピクセルで取り込まれた映像の最大データレートは660KB/秒となるため、ハードディスク1GB当たり約40分のOfflineRTフォーマット映像を保管することが可能です。
3 動作確認されている他社製リアルタイム取り込みカードの一覧は、www.apple.co.jp/finalcutproをご覧ください。
4 利用しているG4リアルタイムエフェクトによって、最大再生トラック数は変わります。

■パッケージ内容
● アプリケーションCD、チュートリアルCD
● ユーザガイド、チュートリアルガイド
● Boris Calligraphyプラグイン
● CGM FXScript DVEプラグイン
● Bias Peak DV 3

■特長
画期的な新機能
● 業界初、コンピュータのCPUだけでデュアルストリームのエフェクト再生を可能にしたG4リアルタイムエフェクトアーキテクチャ(Power Mac G4およびPowerBook G4でトランジション、タイトル、合成、カラーコレクションを特別なハードウェアなしでリアルタイム処理・表示可能1。かつてない柔軟性とパフォーマンスをモバイル/デスクトップ編集環境に提供)
● ハードディスク1GB当たり40分以上の高品質なオフライン映像を取り込み可能にするOfflineRTフォーマット2(OfflineRTへはFireWire経由の取り込み時にリアルタイム変換、またはメディアマネージャを使って変換可能)
● プライマリおよびセカンダリの色補正が可能なカラコレ機能、ブロードキャストセーフフィルタ、適正放送範囲のチェック機能、ゼブラストライプオーバーレイその他、専用ハードウェアの精度を持つビデオキャリブレーションツール
● 内蔵または外部マイクロフォンを使ってタイムライン上に音声を直接取り込めるボイスオーバーツール
● 3Dアニメーションの美しいタイトルを作成できるBoris Calligraphy(付属)
● ビデオキューブ、3Dフリップ、なめらかなソフトワイプ、先進的なページめくり等の
高品質なトランジションを作成できるCGM FXScript DVE(付属)
● 複数のクリップのタイムコードを同時表示するタイムコードオーバレイ
● 複雑なエフェクトをレンダリングなしで確認できるQuickViewプレビュー
● 指定した時間間隔でプロジェクトを自動保存し、編集プロセスを以前の状態に戻すことが可能な自動保存ボールト
● 機能向上したメディアマネージャによる変換前・後のプロジェクトサイズのグラフ表示。シーケンスを別のクリップビンへ移動・統合。プロジェクトのフォーマット(新しいOfflineRTを含む)変換
● 新しいツールベンチウインドウ(ビデオスコープ、QuickView、ボイスオーバーツールを含む)を特長とするスリーアップ表示
● タイムライン上の各トラックについて、再生ヘッド位置にあるフレームのソースタイムコードを表示できるタイムコードオーバレイ
● タイムライン上のトラックにある互いに同期したクリップを表示できるQuick-Syncインジケータ
● プロジェクトで使用するメディアの編集に利用するアプリケーションを指定できる外部エディタ初期設定(編集結果はプロジェクタに反映)
● 23.976fps HDTVフォーマット(インターレース/プログレッシブ)のサポート
● その他の機能向上:最大12まで指定できる作業用ディスク、スルー編集インジケータ、フリッカーリダクションフィルタ、クロマキーフィルタのインターフェイス向上、残りのレンダリング時間表示など

編集
● ソース/レコードの3ポイント編集
● シームレスに編集、トリミング、エフェクト、合成といった作業の切替えが可能な、特定の作業方法にしばられないユーザインターフェイス
● ディゾルブ、ワイプ、モーションエフェクト、タイトル、カラコレの結果をレンダリングなしでリアルタイム再生可能(ソフトウェアベースのG4リアルタイムエフェクトアーキテクチャ、ハードウェアベースのPCIリアルタイム処理カードの両方をサポート)3
● マッチフレーム編集
● エクステンド/スプリット編集機能
● 1つのプロジェクト内で複数のタイムラインをサポート
● インサート、オーバレイ、置き換え等のマルチアクション
● 編集の後戻りがワンステップで可能
● アクティブトラックのターゲット化
● タイムラインでの数値入力によるトリミング
● スリップ/スライド、リップル、ロールの各編集ツール
● タイムラインでのスルー編集インジケータ
● 黒みを使った編集およびトリミング
● 同期の検出と自動補正
● コメントや継続時間を記述可能なマーカー
● オフライン編集、オンライン編集を選択可能
● ワンステップで入れるトランジションとスーパーインポーズ編集モード
● よく利用する機能を入れておける編集パレット
● タイムコードオーバレイとQuick-Syncインジケータ
● 属性コマンドのペーストおよび削除が可能

合成とエフェクト
● エフェクトを駆使したレイヤーを無制限に作成可能なエフェクトレイヤー(内蔵の合成およびエフェクトアーキテクチャを使用)
● モーションパスやグラフを使ったベジェ曲線コントロールの制御、数値入力によるエフェクトやアニメーションの正確なキーフレーム制御
● Final Cut Proのモーションタブおよび各種エフェクトから利用できるQuickTimeリアルタイムアーキテクチャ対応のPCIリアルタイム処理カード(Matrox社RTMacおよびPinnacle Systems社CineWave)をサポート1
● BorisFX、CGMのエフェクトツールを使って、2D/3Dアニメーションを使ったタイトルやトランジション(各面に映像を貼り付けたビデオキューブ、ページめくり等)を作成可能
● 映像や画像を画面上で直接操作可能
● 無制限に作成可能な合成レイヤー
● Adobe Photoshopファイルのレイヤーを保持しながら読み込み、エフェクトやモーションを設定可能
● 互換性のある他社製After Effectsプラグインを使ってエフェクトを適用可能
● サブピクセル精度の補間レンダリング
● ネスト化したシーケンス(編集は自在)の挿入
● 標準的なものから、3Dやスクロールを用いた先進的なものまで多彩なタイトルが生成可能なテキストジェネレータ
● フィルタをキーフレーム制御することで時間経過とともに変化するエフェクトを生成可能
● Ease In/Ease Outモーションパスを使ったスムーズな合成アニメーション
● ワイヤフレームによるリアルタイム再生を使って複雑なエフェクトを作成可能
● FXBuilderスクリプティング言語を使ってオリジナルのフィルタやトランジションを作成可能
● クリップだけでなく、指定範囲の時間にエフェクトを適用可能
● Adobe Photoshopと同様の描画モード(乗算、比較など)
● 合成には、アルファ、青バックまたは緑バック、輝度など、さまざまな方法が利用可能
● フレームブレンディングを伴うスローモーションなど、再生時間に関するエフェクトを使用可能
● モーションブラーと、イメージのインターレース除去
● インターレース映像中の静止フレームのチラツキをフリッカーフィルタを使って削減可能
● キャンバス内でのモーションパス全体の移動
● レンダリング品質を低くすることで、すばやいプレビューが可能(4種類の品質設定のそれぞれにレンダリングキャッシュを用意)
● あらかじめ用意された60種類以上のトランジションと、75種類のフィルタおよびキーフレーム制御可能なエフェクト

先進的なメディア管理
● クリップ単位またはシーケンス単位での移動・再デジタイズ・統合・トリミング・アーカイブ化が可能なメディア管理ツール
● 変換前・後の容量をグラフで確認しながらシーケンスやプロジェクトを変換(再デジタイズ)可能
● EDL読み込み/書き出しによる、他社製オフライン/オンライン編集システムとの効率的な連携作業
● デジタルカットをフレームに正確にテープに書き出し可能
● EDLの内容をテキストウインドウで確認可能
● 99回までのアンドゥ(作業の取り消し)機能と、タイムスタンプ付きの自動保存ボールトで作品を保護
● タイムコードオーバレイで各フレームのソースタイムコードを確認可能
● タイムラインのトラック中にある同期クリップをQuick-Syncインジケータを使って確認可能
● プロジェクトで使用するメディアの編集に使う外部アプリケーションを初期設定で指定可能
● 多くのDVデバイスから映像を直接取り込み可能
● 自動保存ボールト機能により、プロジェクトの編集プロセスを以前の状態に戻すことが可能
● 複数のビン/フォルダにクリップやエフェクトを保管可能
● ビン内の項目をアイコンまたはリストで(名前順に並び替えるなどして)表示可能
● 複数のシーケンスやプログラムの同時オープンが可能
● 複数条件による並べ替え・ふるい落とし・Boolean検索、長いクリップ名の表示が可能
● クリップに関する情報を41種類のビンカテゴリ(ファイルサイズ、フレームレート、コメントなど)で保管可能
● オプション作成したサブクリップを使用可能
● サムネールを使ってブラウザウィンドウ内でのスクロール再生が可能

オーディオ
● 8トラック以上の音声をリアルタイム再生可能4
● OMFオーディオ書き出しのサポートにより、業界標準のオーディオミキシングシステムとの連携作業が容易
● リバーブ、EQ(イコライザ)、エコー、ノイズゲートなどのオーディオフィルタを内蔵
● サブフレーム編集(1/100フレーム単位)が可能
● 幅広いレート/サイズ(8〜48kHz/8〜16ビット)でサンプリング可能
● オーディオレベルメータ
● オーディオパン(定位)コントロール
● 対数カーブによるオーディオフェード
● 固定/可変ピッチによるスクラブ再生
● ワンステップで適用できる自動オーディオトランジション
● 3バンドEQ、パラメトリックEQ、コンプレッサ/リミッタ、60/120Hzハムリムーバ、ノイズゲートを含む12種類以上のオーディオフィルタ
● クリップやシーケンスのオーディオピークを検出
● 再生時間の圧縮・伸長、VSTプラグイン、音声ファイルのバッチ処理に対応するPeakDVアプリケーション(付属)

アーキテクチャ
● シームレスに編集、トリミング、エフェクト、合成といった作業の切替えが可能な、特定の作業方法にしばられないユーザインターフェイス
● YUV(ビデオ映像のネイティブ色空間)を基本とするレンダリングエンジン
● QuickViewによるプレビューにより、複雑なエフェクトをレンダリングなしで確認可能
● 各種フォーマットによる取り込みに対応する、選択可能なデバイスコントロールと簡易セットアップ
● QuickTimeを基本とするクロスプラットフォームの配付・配信を強力にサポート
● Adobe After EffectsプラグインとFinal Cut Pro 3のFXScriptプラグインをサポート
● 現行のMacintosh全モデルでスムーズなパフォーマンスが得られる設計
● PowerPC G4のVelocity Engineと、デュアルプロセッサ搭載のPower Mac G4に最適化

入出力フォーマット
● FireWireを利用したNTSC/PAL方式のDVビデオ
● NTSC/PAL方式のコンポジット/コンポーネント形式アナログビデオおよび非圧縮SDビデオをサポート(Pinnacle Systemsほか各社のビデオ取り込みカードを使用)
● HDビデオ(1080i/23.976/24p/25/29.97/30fps)をサポート(他社製のPCIハードウェアが必要)
● QuickTimeビデオ/ファイルフォーマット(M-JPEG、Sorenson、Cinepak、Webストリーミング等)へ書き出し可能
● 標準的なイメージフォーマット(BMP、JPEG、MacPaint、Photoshop、PICT、PNG、QuickTime Image、SGI、TARGA、TIFF)をアルファチャネルを保持したまま読み込み可能
● 標準的なオーディオフォーマット(AIFF、WAV、その他の圧縮フォーマット)をサポート
● 一般的なEDLを先読みオプション付きで読み込み/書き出し可能ビデオの取り込み
● コンピュータモニタ、NTSC/PAL方式TVモニタ(ビデオデッキ、ビデオカメラ)への映像の同時出力
● 複数の解像度および変換(再デジタイズ)オプション
● ビンへのバッチ取り込み
● ログ中にサブクリップ用のマーカー作成が可能
● ログの際に映像に対するシーン、ショット、テイク、コメントの記述が可能
● 専用ハードウェアの精度を持つ波形モニタとベクトルスコープ
● 自動同期補正
● ロングフレームインジケータ

テープへの出力と書き出し
● デバイスコントロールを使ったテープへのインサート/アセンブル編集
● 最大4,000×4,000ピクセル(ITU-R 601の720×486ピクセルオプション、720×576非正方形ピクセルオプションを含む)までの任意の解像度
● 圧縮/非圧縮出力
● 60フィールド処理

© 2001 Apple Computer, Inc. All rights reserved. アップル、Appleロゴ、Apple Store、Final Cut Pro、FireWire、Mac、Macロゴ、Macintosh、PowerBook、QuickTimeは、米国およびその他の国で登録されているApple Computer, Inc.の商標です。DVD Studio Pro、OfflineRT、Power Mac、SuperDrive、Velocity Engineは、Apple Computer, Inc.の商標です。Adobeは、米国およびその他の国で登録されているAdobe Systems Incorporatedの商標です。PowerPCは、IBM Corp.からのライセンスに基づき使用されるIBM Corp.の商標です。その他、この資料に記載の会社名および製品名は各社の登録商標または商標です。ソフトウェアの使用に関する一切の条件は使用許諾契約に基づきます。この資料の記載内容は2001年12月現在のものです。製品仕様は予告なく変更する場合があります。

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※内容は当時のものです。
※アップル社の一般配布資料より

2.0.2アップデータ(2001.8/29)


ソフトウェアリファレンス

Final Cut Pro 2.0.2 アップデート
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/finalcutpro_2.0.2_update.html

Tech Info Library
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=75153

<TILより>
■Final Cut Pro 2.0.2 について

Final Cut Pro 2.0.2 はアップデータプログラムです。ハードディスクに Final Cut Pro 2 がすでにインストールされている必要があります。このアップデータは、Final Cut Pro 2.0 の日本語版用です。あらかじめご了承ください。

このアップデートでは、以下の確認されている問題に対応しています。

「トリム編集」ウインドウで数値を使用してトリミングした場合、再生が停止されなくなりました。
Final Cut Pro は「Macintosh マネージャ」の環境でも動作するようになりました。
32 kHz オーディオファイルの音声が 48 kHz シーケンスでひずむという問題は解決されました。
アイコンモードの「ブラウザ」で、ブラウザ項目の名前が変更できないという問題は解決されました。
コンピュータのメモリ(RAM)が 1 GB を超える場合、「オーディオメーター」ウインドウを使用すると、Final Cut Pro が予期せず終了してしまうことがあるという問題に対応しています。

■システム条件
Final Cut Pro 2.0.2 のシステム条件は、Final Cut Pro 2 と同じです。

2.0(2001.6/18)


<データシートより>
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■特 長
リアルタイム編集に対応した編集、合成、およびエフェクト
● リアルタイム編集に対応したプロフェッショナル向けの編集、合成、およびエフェクトツールを1つのクリエイティブ環境に統合
● 別売のMatrox社製RTMacカードにより、まったく新しいシームレスなQuickTimeリアルタイムアーキテクチャを利用可能に
● ワイプ、ディゾルブ、モーショングラフィックスなどの完璧なエフェクトをリアルタイムに作成。もうレンダリングは必要ありません(1)
● ベジェ曲線、グラフ、および数値制御を使った、キーフレームによるエフェクトとアニメーションを適用可能
● ダイレクトでプロキシフリーなインターフェイスによる合成が可能

先進の生産性およびメディア管理ツール
● コンピュータのモニタ、NTSCまたはPALモニタ、VCRまたはカメラへの同時ビデオ出力が可能(2)
● DV、SD、およびHDTVをサポート
● ソース/レコードウインドウ、タイムライン、キーボード、コンテキストメニュー、またはユニークな多機能ウインドウによる編集
● 多数のキーボードショートカットにより、迅速かつ容易なメディアナビゲーションを実現
● EDL(Edit Decision List)の読み込み/書き出しを使用した、オンラインおよびオフラインシステム間での効率的なワークフローの確立
●「トリム・オン・ザ・フライ」機能によるオーディオとビデオの同期
● あらゆるプロジェクトでの複数のシーケンスを使用した操作
● フレーム単位で正確にテープへ書出し
● テキストウインドウでのEDL(Edit Decision List)の表示
● 自動保存機能と最大99回までの「取り消し」機能による作業内容の保護
● Ease In/Ease Outモーションパスによるスムーズな合成アニメーションの作成
● Cleaner 5 EZを使用した、最も一般的なWebフォーマットでのストリーミングメディアの簡単な作成
● デュアルプロセッサ搭載Power Mac G4コンピュータでは、驚くべきマルチプロセッシングのパフォーマンスを発揮

プラグ&プレイによるデジタルビデオの編集
● 最新のFireWire搭載Power Mac G4およびPowerBook
コンピュータですぐに動作
● Velocity Engine搭載Power Mac G4およびPowerBook G4に最適化
● 大部分のDVデバイスからの直接的なビデオ取り込み
● Final Cut Pro認定のビデオ取り込みおよび出力カードと共に動作し、大部分のプロフェッショナル向けフォーマットおよび接続に対応2
● コンピュータのモニタ、PALまたはNTSC TVモニタ、VCR、またはカメラへの同時出力

オーディオ編集ツール
● 8トラック以上のオーディオをリアルタイムに再生
● OMFオーディオ書き出し機能により、業界標準のミキシングおよびフィニッシングシステムを使用したワークフローに対応
● リバーブ、EQ、エコー、ノイズゲートを初めとするオーディオフィルタを搭載
● フレームの1/100単位でのサブフレームオーディオ編集
● VSTプラグインをサポートしたオーディオ編集ツール

新しいリアルタイムアーキテクチャ
● ネイティブなYUVベースのビデオレンダリングエンジン
● 高速なプレビューを実現する4つのユーザ定義レンダリング品質
● すばやいエフェクトのプレビューを可能にするカスタムドラフトモード設定
● Velocity Engine搭載PowerPC G4プロセッサに最適化
● さまざまなフォーマットの取込みモードを、簡単に設定
● 新しいQuickTimeベースのリアルタイムアーキテクチャ上に構築

■システム条件
●300 MHz以上のPowerPC G3またはG4プロセッサを搭載したMacintoshコンピュータ
● Mac OS 9.1以上(Mac OS Xとの互換性はありません)
● QuickTime 5.0以降
● 192MB以上のメモリ(リアルタイム編集には256MBのメモリが必要)
● インストール時に、20MB以上の空き領域(未使用)を持つハードディスク
● 1台または複数の高速SCSIメディアドライブの接続を推奨

■製品番号および同梱物
Final Cut Pro 2
製品番号M8179J/A
● Final Cut Pro 2ソフトウェア
● QuickTime Proソフトウェア
● Maxon Computer社製CINEMA 4D GO
● Puffin Designs社製Commotion DV(4)
● Media 100社製Cleaner 5 EZ for QuickTime
● Focal Point Systems社製EDL Access
● 総合的なチュートリアルを含む操作マニュアル
● 2セットのキーボードショートカットラベル

■製品詳細
入出力フォーマット
● Macintosh FireWire ポートを使用したデジタルビデオ
● 認定された他社製取り込みカードを使用した、すべてのプロフェッショナル向けフォーマットのサポート
● MotionおよびPhoto JPEG、Sorenson、Cinepakを含むQuickTimeのビデオおよびファイルフォーマット
● アルファチャネルを保持した(読み込みのみ)標準的なイメージフォーマット(BMP、JPEG、MacPaint、Photoshop、PICT、PNG、QuickTime Image、SGI、TARGA、TIFF)
● AIFF、WAV、およびさまざまな圧縮フォーマットを含む標準的なサウンドフォーマット
● QuickTime Webストリーミングフォーマットでの書き出し
● 先読みオプションを含む一般的なEDLの読み込みと書き出し

ビデオキャプチャ
● 複数の解像度と再デジタイジングオプション
● ビンへのバッチデジタイジング
● ロギング中のマーカ作成
● ロギング中にシーン、ショット、テイク、およびコメントをフットページに追加する機能
● 波形モニタとベクタースコープ

テープへの出力と書き出し
● カットの即時再生
● デバイスコントロールを使用したテープへの挿入とアッセンブル編集
● ITU-R 601 720×486ピクセルおよび720×576ノンスクエアピクセルオプションを含めた、任意の組み合わせによる最大4,000×4,000ピクセルまでの解像度
● 圧縮または非圧縮出力
● 60フィールドの処理

編集
● A/Bモデルに代わるインライントランジション
● 3ポイント編集
●「JKL」キーボードのサポート
● 最も頻繁に使用する機能を含んだ編集パレット
● 置き換え編集に使用できるマッチフレーム機能
● 自動化されたLカット
● マルチトラックトリミング
● シングルステップによるバックタイム編集機能
● アクティブトラックのターゲット化
● タイムラインを使用した数値トリミング
● スリップおよびスライド編集ツール
● 複数のビデオ編集と単一のオーディオトラックとの同期
● 自動的な訂正機能を含む同期ずれマーカー
● コメントと継続時間を追加できるマーカー
● オフラインファイルを対象とする編集
● ワンステップによるトランジションおよびスーパーインポーズ編集モード

合成とエフェクト
● ビデオとイメージの直接操作
● 事実上制限のない合成レイヤー
● レイヤーを保持したAdobe Photoshopファイルの読み込み
● サブピクセルレベルのモーションの精度
● ネストされたシーケンスのサポート
● テキストジェネレータ
● キーフレームベースのフィルタ
● ワイヤフレームのリアルタイム再生
● 75を超えるフィルタとキーイングエフェクト
● 他社製の認定済みAdobe After Effectsプラグインのサポート
● カスタムフィルタとカスタムトランジションの作成を可能にするFXBuilderスクリプティング言語
● 乗算や差異などのPhotoshop形式の転送モード
● アルファ、青または緑バック、ルミナンスを初めとするさまざまな合成方法
● 自動的なアルファ合成
● スローモーションフレームのブレンド
● モーションブラーとイメージのインターレース削除
● あらかじめ定義されている60を超えるトランジション

オーディオ機能
● 8から48 kHzおよび8から16ビットでのサンプリング
● 8を超えるオーディオトラックのリアルタイムミキシング
● オーディオパンコントロール
● 対数オーディオフェード
● オーディオスクラブ
● ピッチシフト(>1x)を使用したオーディオシャトル
● 3バンドおよびパラメータイコライザ、コンプレッサ/リミッタ、60/120 Hzハムリムーバ、ノイズゲートを初めとする統合化されたオーディオフィルタ

メディア管理
● 新しいメディア統合コマンド
● 複数のシーケンスとプログラムを開く機能
● 名前およびその他のパラメータを基準としたアイコンおよびリスト表示
● クリップとエフェクトを格納するための複数のビンとフォルダ
● ブラウザによる使用済み/未使用クリップの検索
● オプションサブクリップのサポート
● シーケンスとクリップに適用する日付と時刻
● レンダーマネージャ内でレンダーファイルに適用する日付
● ポスターフレームの設定
● レンダーファイルの再リンク
● 複数項目のソート、シフト、およびBoolean検索のサポート

(1) リアルタイムカードが必要です。
(2) Final Cut Pro 2は、動作確認されたリアルタイムプロセッシングカードおよびキャプチャカードと共に動作します。動作確認されたリアルタイムプロセッシングカードとデバイスの一覧については、www.apple.co.jp/finalcutprをご覧ください。
(4) Commotion DVにはFX機能のセットは含まれていません。

© 2001 Apple Computer, Inc. All rights reserved. Apple、Appleロゴ、Apple Store、Final Cut Pro、FireWire、Mac、Macintosh、Macロゴ、およびPowerBookは米国その他の国で登録された米国アップルコンピュータ社の商標です。DVD Studio Pro、Power Mac、QuickTime、およびVelocity Engineは米国アップルコンピュータ社の商標です。PowerPCは、IBM Corp.からのライセンスに基づき使用される、IBM Corp.の商標です。その他製品名と会社名は、一般にその会社の登録商標です。この資料の記載内容は2001年4月現在のものです。この資料に記載された仕様は、予告なく変更することがあります。

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※内容は当時のものです。
※アップル社の一般配布資料より

1.2.5アップデータ(2000.6/15)


ソフトウェアリファレンス:
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/finalcutpro_1.2.5_update.html

Tech Info Library:
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=75075

<TILより>
■ハードウェア条件:
266-MHz Power Macintosh G3 または Power Mac G4(DV には 300 MHz 必 要), または 300-MHz PowerBook G3 シリーズ、iMac DV 以降の機種
128MB の RAM
CD-ROM ドライブ
6 GB 以上のハードディスク(16 GB を推奨)
G3 以降に対応した ATI 内蔵ビデオ(DV のために必要)
Apple FireWire、または QuickTime と互換性のあるデジタルビデオカード(外部ソースからのビデオの取り込みやテープへの書き出しのため)
適切な FireWire ケーブル、またはデバイスコントロールケーブルと、デッキやカメラをコンピュータに接続するために必要なケーブル

■ソフトウェア条件:
Mac OS 9 以降、 Mac OS 9.0.4 を推奨
QuickTime 4.1.2 以降(QuickTime Pro ライセンスが必要ですが、これは Final Cut Pro パッケージに含まれています。)

1.2(1999.12/22),1.2.1


<データシートより>
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■特 長
包括的プロフェッショナル・ツール
●1つの製品でプロフェッショナルな編集、合成、エフェクトプログラムを達成
●ダイレクトかつプロキシフリーなインタフェースを使用した合成を実現
●無制限のレイヤを使ったアニメーションの作成
●ベジェ曲線、グラフ、数値を使ったエフェクトの適用とコントロール、ならびにキーフレームを使ったアニメーションを実現
●オーディオクリップへのリバーブフィルタの適用

プラグ&プレイでデスクトップムービー制作
●最新のインタフェースFireWireを装備した、Power MacやPowerBookに対応
●Velocity Engine搭載PowerPC G4 向けに最適化
●ほとんどのDVデバイスから直接ビデオを取り込み可能
●Final Cut Proに対応するビデオキャプチャ/出力カード*を使用すれば、ほとんどのプロフェッショナルフォーマットへの対応と接続が可能
●コンピュータモニタやPALあるいはNTSCテレビモニタ、ビデオデッキ、カメラへの同時出力

優れたワークフローと生産性
●全ての作業を、多機能な4つのウインドウを介して実行。ソース/レコード、タイムライン、キーボード、コンテクストメニュー、および標準的なメニューインタフェースを使用した編集が可能
●テープへの出力には“make movie”コマンド不要
●高速プレビューおよびレンダリングのために、個別のキャッシュを備えた4種類の作業モードを使用
●自動保存と、最大99回の取り消し機能による作業の保護
●パワフルに組織化されたメディア素材の管理と検索ツール
●ビデオをビンに直接的に記録、取り込み可能
● J、K、Lキーを使用したクリップの操作と編集
●テキストウインドウ内でのEDLの表示と編集

卓越したQuickTimeのサポート
●大きなウインドウでスムーズな再生
●音声/ビデオの完全同期
●大容量ファイル(2ギガバイトを超える)の使用
●モーションJPEG(M-JPEG)やストリーミングビデオを含む大半のQuickTimeフォーマットへのビデオの書き出し

■Final Cut Proを導入する10の利点
1. 新しいPower Mac G4コンピュータに装備されたDV、FireWire、Velocity EngineおよびPowerBookシステムの提供する編集・再生モビリティの活用。
2. 競合他社のターンキーシステムと比較した費用効果。
3. プロフェッショナルな編集、合成、エフェクトを1つのパッケージに統合した、最もプロフェッショナルかつ手頃なQuickTimeベースのアプリケーション。
4. プロフェッショナルでありながら、使いやすいインタフェースで汎用性のあるワークフローと高い生産性、作業の合理化をはかることが可能。
5. ほとんどのQuickTimeフォーマットをサポートするDVビデオ対応のベストツール。
6. DV、M-JPEG、非圧縮ITU-R 601、Web用ストリーミングを含むプロフェッショナルフォーマットの活用。
7. 動作が確認されたAdobe After Effect用プラグインの使用。
8. Photoshopファイルの取り込み時にレイヤを保持し、個々のレイヤにフィルタ、モーションコントロールなどを適用可能。
9. 同時に複数シーケンスによる作業が可能。
10. 3Dイメージの制作、Web配信用ファイルの圧縮、ペイントおよび合成を可能にするよう、同梱他社製ソフトウェアでビデオを拡張可能。

■システム条件:
● Power Macintosh G3(266 MHz)またはPower Mac G4コンピュータ(DVの場合300MHz必要)、あるいはPowerBook G3シリーズコンピュータ(300 MHz)
● Mac OS 8.6以降
● 128MBのRAM
● 6GBのハードディスク(1つ以上のUltra2 LVD SCSIメディアドライブの装備を推奨)
● 以下のビデオキャプチャシステムのうちのいずれか(オプション)
—内蔵あるいはアップルFireWireキットで提供されるFireWire(IEEE 1394; Sony i.LINK)ポート対応コンピュータに接続するDVデジタルビデオ機器
—PowerBook G3シリーズコンピュータの場合:最新テクノロジーのFireWire 2 Goカードの装備
—アナログビデオソースおよびFinal Cut Pro対応ビデオキャプチャカードあるいはデバイス*
● デュアルモニタサポート

■製品パッケージ:
● Final Cut Proソフトウェア
● QuickTime Proソフトウェア
● Maxon Computer製CINEMA 4D GO
● Puffin Designs製Commotion DV**
● Terran Interactive製QuickTime用Media Cleaner EZ 4
● Focal Point Systems製EDL Access
● 包括的チュートリアルの付属したインストラクションマニュアル
● キーボードショートカットラベル2セット

■製品詳細
入出力フォーマット
● FireWireを使用したDVビデオ
● Pinnacle Systems製TARGA製品、あるいはその他のFinal Cut Pro対応カード*を使用したコンポジットおよびコンポーネントNTSCとPALアナログ入力
● MotionおよびPhoto JPEG、Sorenson、Cinepakを含むQuickTimeビデオおよびファイルフォーマット
● アルファチャネルを維持した(取り込みのみ)標準イメージフォーマット(BMP、JPEG、MacPaint、Photoshop、PICT、PNG、QuickTimeイメージ、SGI、TARGA、TIFF)
● AIFF、WAV、様々な圧縮機能を含む標準音声フォーマット
● QuickTimeウェブストリーミングフォーマットへの書き出し
● 用意されたオプションを備えた一般的なEDLの取り込みおよび書き出しビデオ取り込み
● 複数解像度および再デジタイジングオプション
● ビンへのバッチキャプチャ
● ロギング中のサブクリップのマーキングをサポート
● ロギング中のフィルムに、シーン、ショット、テイク、注釈を追加する機能
● ベクタースコープ機能のあるウェーブフォームモニタ
● 自動同期機能

テープへの出力と書き出し
● 編集の即時再生
● デバイスコントロールを使用したテープへの挿入とアセンブル
● ITU-R 601 720×486ピクセルおよび720×576ノンスクエアピクセルオプションを含む最大4,000×4,000ピクセルまでの任意の解像度
● 圧縮あるいは非圧縮出力
● 60フィールドプロセッシング

編集
● 3ポイント編集
● JKLキーボードをサポート
● 置き換え編集用のマッチフレーム
● Lカット
● マルチトラックトリミング
● 挿入、上書き、置き換えを含む複数アクション
● シングルステップでのバックタイム編集機能
● ターゲットトラックのアクティブ化
● タイムラインからの数値編集
● スリップ編集とスライド編集
● 黒みを使用した編集とトリミングをサポート
●シングルオーディオトラックとの複数ビデオ編集の同期
● 同期検出と自動訂正
● コメントおよび経過時間を添付可能なマーカー
● オフラインまたはオンラインファイル編集の選択
● ワンステップでできるトランジションとスーパーインポーズ編集モード
● A/Bモデルに代わるインライントランジション
● 多機能合成および最もよく使われるエフェクト機能を含んだ編集パレット

合成とエフェクト
●ビデオと画像の直接操作
● ベジェモーションパス制御:加速と速度をグラフィカルまたは数値で制御可能
● 無制限の合成レイヤ
● エフェクトとモーションを適用できるレイヤ付きAdobe Photoshopファイルの取り込み
● 動きの精度はサブピクセルのレベルを実現
● 完全に編集可能なシーケンスの挿入
● テキストジェネレータ
● キーフレームベースのフィルタ
●リアルタイムによるワイヤフレームの再生
● 75を超える内蔵フィルタとキーイングエフェクト
● Ultimate、Boris、Cinelookを含む特定のサードパーティ製Adobe After Effect用プラグインをサポート
● 独自のフィルタおよびトランジション作成用FXBuilderスクリプト言語
● クリップだけでなく、時間軸に適用できるエフェクト
● multiplyやlightenといったPhotoshopライクな転送モード
● アルファ、青および緑、ルミナンスなどを含めた複数合成法
●自動アルファ合成
● フレーム合成を使ったスローモーションといったエフェクト
● モーションぼかしや、高度な画像インターレース削除機能
● 迅速なプレビューのための、ユーザ定義による4種類のレンダリング品質
● 各品質設定のための、個別のレンダキャッシュ
● 60を超えるトランジションをプリセット

音声機能
● 8〜48kHzおよび8〜16ビットでのサンプリング
● 新規リバーブフィルタ
● 8トラック以上のオーディオトラックを備えたリアルタイムミキシング
● 音声パンコントロール
● 対数音声フェード
● スクラブはピッチシフト有り、無しともに可能
●自動、シングルステップ音声トランジション
● 3バンドイコライザおよびパラメトリックイコライザ、コンプレッサ/リミッタ、60/120 Hzハムリムーバ、ノイズゲートを含む12を超える音声フィルタ

メディア管理
● クリップとエフェクト保管のための複数ビンとフォルダの表示
● アイコン表示および名称その他の順序によるリスト表示
● 複数シーケンスおよびプログラムのオープン機能
● 複数項目ソート、シフト、検索をサポート
● ファイルサイズ、フレーム数、コメントといったクリップ情報を34種のビンカテゴリで保管
● オプションサブクリップ
● ブラウザウインドウ内にあるサムネイルのスクロール機能

* Final Cut Proは、特定のPinnacle Systems製TARGAビデオキャプチャカードに対応しています。その他のFinal Cut Pro対応カードおよびデバイスに関する情報は、www.apple.co.jp/finalcutproを参照してください。
** Commotion DVにFX機能セットは含まれていません。

Copyright 1999 © Apple Computer, Inc. All rights reserved. Apple、Appleのロゴ、FireWire、Mac、PowerBook、PowerMacintoshは、Apple Computer, Incがライセンスする米国および他の国における登録商標です。Apple Store、Final Cut Pro、Power Mac、iMac、QuickTime、Velocity EngineはApple Computer, Inc.の登録商標です。AdobeはAdobe systems Incorporatedの登録商標です。その他、記載されている製品および会社名は、各社の登録商標または商標です。この資料に記載された仕様、デザインなどは予告なく変更することがあります。

=====================================

※内容は当時のものです。
※アップル社の一般配布資料より

1.0(1999.4/20,英語版のみ)


■システム条件:
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=60225
===================================
Final Cut Pro 1.0: System Requirements
This article outlines the system requirements for Final Cut Pro 1.0

A Power Macintosh G3/266 computer (G3/300 or faster required for DV)
Mac OS 8.5 or later
128 MB of RAM
A CD-ROM drive
A 6 GB, A/V (Audio/Video rated) drive (16 GB recommended)
A true-color display
ATI built-in video support on G3 models (required for DV)
An Apple FireWire or other QuickTime-compatible digital video card for capturing videofrom an external source or exporting video to tape
The correct FireWire or device control cable and any additional cables you may need for connecting your deck or camcorder to your computer

Note: Final Cut Pro 1.0 is not supported on iMac, Power Mac G4 or PowerBook products.
===================================

■スペック:
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=60306
===================================
Final Cut Pro 1.0: Specifications
This article outlines the specifications for Final Cut Pro 1.0.

For system requirements, please see:

Article 60225 “Final Cut Pro 1.0: System Requirements.”

See the Final Cut Pro web page at http://www.apple.com/finalcutpro/techspecs/io.html for a list of DV supported cameras, decks and sources.

Input and output formats
DV video using FireWire
Composite analog (NTSC) and component analog (NTSC) using Pinnacle Systems TARGA products or other certified QuickTime-compatible cards. (Final Cut Pro works with the Pinnacle Systems TARGA series of video capture cards. See www.apple.com/finalcutpro for information on other certified cards).
All QuickTime video and file formats, including Motion and Photo JPEG, Sorenson, Cinepak, and more
Standard image formats (BMP, JPEG, MacPaint, Photoshop, PICT, PNG, QuickTime Image, SGI, TARGA, TIFF) with alpha channels maintained (import only)
Standard sound formats, including AIFF, WAV, and various compressions
Export in QuickTime web-streaming format
Import and export of common EDLs with preread options

Video capture
Multiple resolutions and redigitizing options
Batch digitizing into bins
Support for marking subclips during digitizing
Ability to add scene, shot, take, and comment notations to footage as it is being digitized
Waveform monitor

Printing to tape and exporting
Instant playback of cuts
Insert and assemble to tape using device control
Up to 4,000×4,000-pixel resolution in any combination, including ITU-R 601 720×486-pixel and 720×576-nonsquare pixel options
Compressed or uncompressed output
60-field processing
Certified performance on Pinnacle Systems TARGA cards and other cards that have qualified QuickTime drivers. (Final Cut Pro works with the Pinnacle Systems TARGA series of video capture cards. See www.apple.com/finalcutpro for information on other certified cards).

Editing
Three-point editing
Match frame for replacing edits
L cuts
Multitrack trimming
Multiple actions, including insert, overlay, and replace
Ability to back-time edits in a single step
Active track targeting
Numerical trimming from timeline
Slip trimming and slide trimming
Support for editing and trimming using black (null) space, and for replacing black
Sync multiple video edits to a single audio track
Sync detection and automatic correction
Markers with or without comments and durations
Choice of editing with offline or online files
One-step transition and superimpose edit mode
Inline transitions instead of A/B model

Compositing and effects
Direct manipulation of video and images
Graphical and numeric control of acceleration and velocity
Unlimited compositing layers
Import of Adobe Photoshop files with layers maintained
Subpixel motion accuracy
Insertion of fully editable submasters
Text generator
Keyframe-based filters
Real-time wire frame views
Bézier motion path controls with acceleration control
More than 75 built-in filters and keying effects
Support for third-party Adobe After Effects plug-ins, including Ultimatte
FXBuilder scripting language for creating custom filters and compositing effects
Ability to apply effects to time ranges, not just clips
Photoshop-like transfer modes, such as multiply and lighten
Multiple compositing methods, including alpha, blue and green screen, luminance, and more
Automatic alpha compositing
Time effects such as slow motion with frame blending
Motion blur and sophisticated image deinterlacing
Multiprocessor rendering
Four user-defined rendering qualities for fast previews
Separate render cache for each quality setting
More than 60 predefined transitions

Audio capabilities
Sampling at 8 to 48 kHz and 8 to 16 bits
Mixing of audio during video playback
Audio pan controls
Logarithmic audio fades
Scrubbing with or without pitch shifting
Automatic, single-step audio transitions
More than 12 audio filters, including three-band and parametric equalizer, compressor/limiter, 60/120-Hz hum remover, and noise gate

Media management
Multiple bins and folders for clip and effects storage
Icon and detail list views by name and other parameters
Ability to open multiple projects and programs
Support for multi-item sorts, sifts, and searches
Storage of clip information in 34 bin categories such as file size, frame rate, and comments
Optional subclips
===================================

特徴と欠点


script

<この記事は>

FCPの特徴と欠点を見てみましょう。
私自身が感じていることのほかに、書籍やユーザーの方のご意見も交えて挙げてみます。

 

特長
●Apple製であること…
ハードとソフトの相性 Apple製であるということは、MacOS/Mac本体の構造を踏まえて開発されている、つまりハードとソフトの相性がよいことに他なりません。
優れたインターフェース Apple 製であることと、後発であることから、インターフェースは見た目にもセンスを感じさせます(クリエイティブなことを行うツールとしては、これ結構大事です よね)。おおもとのコンセプトはマクロメディアのデザインですが、それをアップルのガイドラインに沿ってよくまとめられてます。
安定している いくらスペックの高いマシンや高価なソフトを使っていても、年中トラブルが発生していては全く意味がありません。OS自体の安定性という問題もあります が、それは環境の構築次第で何とかなります。OSが安定しているとして、編集ソフトはどうなのか?というところを見ると、(Premiere5.0までを 使っていましたが)経験上、長尺ものになるほど処理が重くなったり意味不明のファイルを大量 生産したりと、とにかく中断・ストレスが多かったのに比べ、2時間ものでもフツーに動いてくれます。FireWire搭載のG3/G4マシンに限定してい る結果 でしょう。Premiereも6.0ではかなり安定しているようですが、それだけでPremiereを選ぶというほどではありません。
QuickTimeネイティブ QuickTimeの開発元であるAppleが、QuickTimeをフル活用するアプリケーションをつくっているのですから当然といえば当然ですが、どのくらいネイティブかというと、正式発表前の最新バージョンをバンドルしてくるぐらいネイティブです(笑)。
Velocity Engine対応 PowerPC G4に搭載された演算回路のVelocity Engineに対応いてますので、 G4プロセッサー搭載のMacでは(いくぶん?)レンダリングが高速化されます。
Photoshopレイヤー対応 グラフィック編集/加工ソフトの世界標準であるAdobe Photoshopのファイルを、レイヤーを保持したままシーケンスとして読み込むことが可能です。
AfterEffectプラグイン対応 加工/合成に特化したAdobe AfterEffectsには様々なサードパーティーのエフェクトプラグインが登場していますが、全てではないものの、そのままFCPに流用することが可能です。

Final Cut Proとはどんなソフトか?

 script

<この記事は旧Fina Cut Pro Unofficialにて2001年6月に公開した記事を加筆・修正して転載したものです。>

Final Cut Pro(FCP)は、アップルコンピュータ社のデジタルビデオ編集ソフトです。
もともとはMacromedia社において、”Key Grip”というコード名で、元Adobe Premiereの設計者によってMac/Winのクロスプラットフォーム(複数のOS)向けに開発されており、Final Cutという名前でリリース予定でしたが、途中でソフトと開発エンジニアがAppleに買収され、1999年に”FinalCutPro”として英語版1.0が、遅れて99年の暮れに英語版1.2と日本語版1.2が発売されました。

*詳しい歴史はこちら(MacDTV.com「Final Cut Pro登場までの長い道…」)をご覧下さい。


Macromediaからの発表当時のFinal Cut (“Key Grip”)の開発中の画面(当時のZDNetより)。

finalcut

洗練度は格段に違いますが、分割ウィンドウや編集オーバーレイなど、基本的にコンセプトはほぼ同じですね。

「Macromediaのアイディア」と「Appleのセンス」の合作というか、買収されて良かったというか(^_^;)、 結果は良かったと言えるでしょう。 (クロスプラットフォームはどこかに行ってしまったようですが。 )
Trinityは、日本ではNewTek社製品も扱うメメックス社から販売されています。

一方Macでは、小さいサイズの画面ながら早い時期からビデオキャプチャー(取り込み)機能を搭載したり、何よりAppleの一大資産であるQuickTimeという画期的なマルチメディア技術を開発、パソコン上でビデオを編集・加工するという概念を取り入れてきました。 「パソコンでグラフィック/ビデオといえばMac」というイメージは近年まで一般 的でした。そしてそれを裏付けるかのようにAvid社がMacベースの編集ソフトを開発、仮編集画質ながら、「ノンリニア編集」の歴史は Macから始まったといっても過言ではありません。

*コンシューマーの視点からの当時の歴史はこちら(MacDTV.com:佐藤さんのDTV遍歴 )をご覧下さい。

(とDTVの歴史を紹介するコーナーでも無く、私の歴史も知識も浅いので)時は流れて(笑)近年まで(Windows版が登場してから)AdobePremiereが汎用ノンリニアソフトの代名詞となっておりました。Premiereのいいところ、それは汎用性。ハードとの組み合わせ次第でCD-ROMやWEB用のコンテンツ編集から放送用のビデオ編集までこなしてくれ、機能もバージョンごとに(気長に)アップしてきました。

しかし、その汎用性にも、WindowsというOSと同じく諸刃の刃的な悪い面があり、気が遠くなるほどの多数の種類や品質のハード、ソフトとの組み合わせには、ソフトの側では到底対応しきれません。その上Premiereは、その処理の過酷さ故に、パソコンの性能が上がった今日でさえ未だにどことなく「不安定なものである」映像を扱ったソフトであるだけに、本当に安定した環境で動いているPremiereは稼働数からいってもほんの一握りなのではないでしょうか。

それでも機能や予算面で多くのユーザーにとってはPremiereしか選択肢の無かった時代が数年続き、Avid Videoshop(現STRATA DV)やEditDVの登場にもめげず、良くも悪くも定番であり続けたPremiereに対し、会社自体の存続も危ぶまれたりと波瀾万丈の(^_^;)経緯を経て、(その間に「マルチメディアネイティブ」の座をWindows陣営に奪われた感のある)アップルが、未だその健在ぶりを示すべく万を持して登場させたのが、FCPだったのです。

自分史ビデオ・思い出シアター
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