Final Cut Pro (v1-v7) バージョン/アップデート

5.1(2006.3.30)

Final Cut Pro 5.0.4から5.1へのアップデートにより、0.1の差のようですが細かい修正が入っており、PowerPCユーザーでも該当する問題で困っている場合はアップデートする価値がありそうです。


==以下アップル社配布「Final Cut Pro 5に関する最新情報」より抜粋==
http://manuals.info.apple.com/ja/Final_Cut_Pro_5.0_lbn_j.pdf (PDF)


Final Cut Pro 5.1 に関する最新情報
「Final Cut Pro」のこのバージョンは、PowerPCベースとIntelベースの両方のMacintoshコンピュータでネイティブに動作するように設計されています。

「Final Cut Pro 5.1」をインストールする

「Final Cut Pro 5.1」では新しいユニバーサルアプリケーションフォーマットが使用されているため、アプリケーション全体をインストールする必要があります(既存のFinal Cut Pro 5 アプリケーションをアップデートする場合とは異なります)。詳細については、「ソフトウェアのインストール」を参照してください。

Panasonic P2 メディアから読み込む際に重複フレームを削除する
「Panasonic P2 の読み込み」ウインドウの新しいオプションを使って、映像を取り込み先ディスクへ転送しているときに重複フレームを削除することができます。このオプションの利点は、転送するQuickTime ファイルに必要なディスク容量が比較的少なくて済むことです。また、そのファイルをネイティブのフレームレートで編集できることです。

P2 メディアの
フォーマット
ビデオカメラの
録画モード
元の
データレート
取り込み先ディスクの
フォーマット
取り込み先ディスクの
データレート
720p60 24p 100
Mbps
720p24 100
Mbps
720p60 30p 100
Mbps
720p30 100
Mbps
480i60 24p(アドバンスド
プルダウン)
25
Mbps
480p24 20
Mbps
1080i60 24p(アドバンスド
プルダウン)
100
Mbps
1080p24 80
Mbps

DVCPRO HD フレームレート・コンバータ・プラグイン
DVCPRO HD フレームレート・コンバータ・プラグインが、Final Cut Studio 5.1 インストールディスクの「Extras」フォルダに追加されました。このプラグインによって、720p60DVCPRO HD のさまざまなフレームレートの映像ショットを処理できます。このプラグインのインストールガイドとマニュアルは、上記のフォルダ内にあります。

Canon HDV XL-H1 のサポート
「Final Cut Pro5.1」では、「切り出しと取り込み」や「ビデオにプリント」など、「Final Cut Pro」のほとんどの操作がCanon HDV XL-H1ビデオカメラに対応できるようになりました。

Canon HDV XL-H1 ビデオカメラで取り込みや出力ができるように「Final Cut Pro」を設定するには:

1 FireWire ケーブルの一端をコンピュータのFireWire ポートに接続し、もう一端をビデオカメラのFireWireポートに接続します。
2 「Final Cut Pro」>「簡易セットアップ」と選択します。
3 「簡易セットアップ」ダイアログで「すべてを表示」チェックボックスを選択します。
4 Canon HDV XL-H1 の映像に対応する簡易セットアップの種類を選択します:
・HDV-1080i50 FireWire Basic
・HDV-1080i60 FireWire Basic

Canon HDV XL-H1 のセットアップ
Canon HDV XL-H1 ビデオカメラを「Final Cut Pro」と組み合わせて使用するときには、次の点に注意してください:

・ビデオカメラで4 チャンネルのオーディオが録音できる場合でも、「Final Cut Pro」に取り込まれるのは最初の2 つのオーディオチャンネルだけです。(他社製のHD-SDIビデオインターフェイスを追加することで、4 チャンネルの取り込みが可能になります。)
・「DV開始/終了の検出」が正しく動作するように、映像を録画する前にCanon HDV XL-H1ビデオカメラの時計を設定してください。(ビデオカメラを使い始める前に1 回行うだけで済みます。)
・Canon HDV XL-H1 ビデオカメラで「フリーラン」オプションが選択されていると、「切り出しと取り込み」ウインドウが操作できなくなることがあります。この設定はビデオカメラで変更することができます。「MENU」ボタンを押して、「信号設定」>「タイムコード」>「カウントアップ方式」>「レックラン」と選択してください。

HDV映像で「ビデオにプリント」を使う
「Final Cut Pro 5.0.4」以前のバージョンでは、「ビデオにプリント」の処理中に「再試行」の警告メッセージが表示された後は、HDVシーケンスからオーディオが出力されませんでした。この問題は解決されました。

HDVの取り込み中にビデオをプレビューする
「Final Cut Pro 5.1」では、720p HDVの取り込みを10 分以上続けるとコンピュータ画面に表示されるプレビュービデオの画質が劣化するという問題が解決されました。

タイムラインでの早送り再生の問題が解決
「Final Cut Pro 5.1」では、早送り/巻き戻し再生中にマウスを動かすと外部モニタのキャンバスとビデオ映像が止まってしまうという問題が解決されました。

マルチチャンネルオーディオが含まれるマルチクリップでアングルを切り替える
3つ以上のオーディオクリップ項目を含むマルチクリップを切り替えたり、カットしたりするとき、いくつかのトラックを選んで一度に切り替えると、予期しない結果が生じることがあります(4つのオーディオクリップ項目を含むマルチクリップでトラックA1とA2を切り替える場合など)。

「Final Cut Pro 5.1」では、再生を停止し、マルチクリップを選択してからアングルを切り替えたりカットしたりすることによって、アングルを正しく切り替えることができます。

マルチチャンネルオーディオを含むマルチクリップで複数のオーディオチャンネルを選んで切り替えたりカットしたりするには:

1 3つ以上のオーディオクリップ項目を含むマルチクリップを編集してシーケンスに追加します。
2 「表示」>「マルチクリップの有効なトラック」>「オーディオ」と選択して、カットまたは切り替えの対象となるオーディオチャンネルを選択します。
たとえば、オーディオ項目1、2だけを切り替えて、オーディオ項目3、4 はそのままにしたい場合には、「表示」>「マルチクリップの有効なトラック」>「オーディオ」>「A1 +A2」と選択します。
3 シーケンスを再生します。
4 以下のいずれかの操作で、個別のカットまたは切り替えをそれぞれ行います:
・所定のキーボードショートカットを押して、マルチクリップのオーディオ項目を切り替えるかカットします。
・ボタンバーのボタンをクリックして、マルチクリップオーディオ項目を切り替えるかカットします。

カットした、または切り替えたオーディオクリップ項目は、シーケンスに追加した元のマルチクリップとのリンクが解除されています。これらのオーディオクリップ項目は、関連が解除され、オーディオチャンネルが2 つだけ含まれた1 つのマルチクリップとなります。引き続き新しいマルチクリップの切り替えやカットを行うには、先に対象のマルチクリップを選択します。そうしないと、番号の数が最も大きいビデオトラックにあるマルチクリップ(つまり元のマルチックリップ)で切り替えが続行されます。

5 再生を停止します。
6 「タイムライン」で新しいマルチクリップを選択します。
7 編集する位置に再生ヘッドを移動します。
8 以下のいずれかの操作を行います:
・所定のキーボードショートカットを押して、マルチクリップのオーディオ項目を切り替えるかカットします。
・ボタンバーのボタンをクリックして、マルチクリップオーディオ項目を切り替えるかカットします。

「パラメータのペースト」を使ってサブクリップの内容をペーストする

「Final Cut Pro 5.0」以降では、サブクリップをコピーし、「パラメータのペースト」ダイアログの「内容」チェックボックスを選択して「パラメータのペースト」コマンドを使用した場合、ペーストされたメディアが、(ソースクリップでサブクリップの境界として指定された)サブクリップの先頭ではなく、常にソースクリップのメディアの開始点(メディアファイルの先頭)から開始していました。

「Final Cut Pro 5.1」では、この問題が解決されました。「内容」チェックボックスを選択して「パラメータのペースト」コマンドを実行した場合は、サブクリップの境界が使用されるようになりました。

「メディアマネージャ」を使って不要なメディアを削除する
「Final Cut Pro 5.1」では、「メディアマネージャ」の不要なメディアを削除するオプションに関して、いくつかの問題が解決されました:
・速度が変化するクリップの使用:「オフラインに作成する」を選択して不要なメディアを削除するオプションを選択した場合、シーケンスの編集個所同士の間でギャップが発生しなくなりました。
・マルチクリップの処理:「コピー」または「再圧縮する」を選択して不要なメディアを削除するオプションを選択した場合、マルチクリップのアングル1 からメディアが正しく削除されるようになりました。
・負の速度でのクリップの処理:「コピー」または「オフラインに作成する」を選択して不要なメディアを削除するオプションを選択した場合、メディアのオーディオが短縮されなくなりました。
・オフラインクリップの処理:不要なメディアを削除するオプションを選択した場合、新しいプロジェクトでオフラインクリップのトリムが解除されなくなりました。その結果、元のメディアファイルの継続時間を再度取り込む必要がなくなりました。

静止画で「縮小/拡大」と「モーションブラー」を同時に使う
「Final Cut Pro 5.1」では、「縮小/拡大」と「モーションブラー」パラメータを静止画で同時に使用すると非圧縮の10 ビットシーケンスに表示上のアーティファクトが生じるという問題が解決されました。

メディアファイルを自動的に再接続する
「Final Cut Pro」の以前のリリースでは、クリップのメディアファイルが変更された時刻や、クリップがオフラインになった時刻が検出されていました。ただし、「エディタで開く」コマンドを使ってクリップのメディアファイルを変更したときだけは例外でした。その場合は、外部のエディタアプリケーションから「Final Cut Pro」に戻ると、自動的にクリップのメディアファイルが再接続されるようになっていました。

「Final Cut Pro 5.1」では、「エディタで開く」コマンドを使わない場合でも、変更したメディアファイルが常に再接続されるように設定できます。つまり、ほかのアプリケーションでメディアファイルを変更する場合でも、「Final Cut Pro」に戻ったときにクリップがオフラインにならないということです。

変更したメディアファイルが常に再接続されるように「Final Cut Pro」を設定するには:
1 「Final Cut Pro」>「ユーザ環境設定」と選択します。
2 「編集」タブをクリックします。
3 「外部で変更されたファイルを常に再接続」オプションを選択します。

警告:このオプションを選択するときは、とりわけ共同で編集作業をするためにメディアドライブを共有しているような共有環境(Xsan 環境など)では、注意が必要です。ほかのアプリケーションでメディアファイルが修正された場合、クリップが再接続されても「Final Cut Pro」から通知を受けることはありません。たとえば、ほかのだれかが「SoundtrackPro」でメディアファイルの継続時間を変更したとしても、 そのことについて「Final Cut Pro」で警告が表示されることはありません。「エディタで開く」コマンドを使った場合のみクリップが再接続されるように設定したい場合は、「外部で変更 されたファイルを常に再接続」オプションの選択を解除してください。

Wacom タブレット使用時のシャトルコントロールの問題
「Final Cut Pro 5.1」では、Wacomタブレット使用時に「ビューア」と「キャンバス」のシャトルコントロールが機能しないという問題が解決されました。

「次のマーカーまで再生」と「現在のマーカーを再生」の問題が解決
「Final Cut Pro 5.1」では、「次のマーカーまで再生」および「現在のマーカーを再生」コマンド(「ツール」>「ボタンリスト」と選択して「トランスポート」の開閉用三角ボタンをクリック)を実行した場合、余計なフレームが大量に再生された後に逆方向に再生され正しいフレームで停止する、という問題が解決されました。

XMLファイルの読み込みの問題を解決
「Final Cut Pro 5.1」では、「Final Cut Pro5.0」以降のバージョンでXML ファイル、テレシネログ(FLEx ファイル)、およびAvid Log Exchange(ALE)ファイルを読み込むときに起こる問題が解決されました。

「自動保存」および「自動レンダリング」の警告メッセージの問題が解決

「Final Cut Pro 5.1」では、「自動保存」、「自動レンダリング」、および「ドロップフレーム」の警告メッセージのダイアログの表示に関するパフォーマンスと信頼性の問題が解決されました。

他社製ビデオプラグインのサポート
「Final Cut Pro 5.1」をIntel ベースのMacintosh コンピュータで使用した場合は、Adobe After Effects プラグインがサポートされません。

参考:「Boris Calligraphy」は「Final Cut Pro 5.1」用にアップデートされており、PowerPC ベースとIntel ベースの両方のMacintosh コンピュータでサポートされています。

「Final Cut Pro 5.1」のプロジェクトフォーマット
「Final Cut Pro 5.1」のプロジェクトフォーマットがアップデートされたため、以前のバージョンの「Final Cut Pro」では「Final Cut Pro 5.1」のプロジェクトを開くことができません。

Final Cut Pro マニュアルの訂正
以下に、「Final Cut Pro 5」に付属のマニュアルについて訂正および更新された内容を記載します。

ネットワークサーバから「Final Cut Pro」の設定とプラグインをロードする
「Final Cut Pro 5 ユーザーズマニュアル」(Volume4、304、311、313 ページ)および「新機能」のマニュアルで、ネットワークサーバから「Final Cut Pro」の設定を読み込む機能に関する記述に誤りがありました。

「Final Cut Pro」を開くごとに、2 つのローカルディレクトリから簡易セットアップ、プラグイン、ウインドウとキーボードのレイアウト、ボタンバーなどの設定が検出されます。「Final Cut Pro」でチェックされるローカルディレクトリは次の通りです:
・/ ユーザ/ ユーザ名/ ライブラリ/Preferences/Final Cut Pro User Data/
・/ ライブラリ/Application Support/Final Cut Pro System Settings/

さらに「Final Cut Pro」では、/[ネットワーク名]/ライブラリ/ApplicationSupport/Final Cut ProSystemSupport/ から追加の設定およびプラグインを検出することも可能です。このディレクトリは、次の場合にアクセスできます:

・「Mac OS X Server」ソフトウェアを使用して、コンピュータがサーバに接続されている。
・システムの管理者によりローカルネットワーク内でのアカウントが正しく構成され、コンピュータから/[ネットワーク名]/ライブラリ/Application Support/Final Cut Pro System Support/ のディレクトリにアクセスできる。

ローカルネットワーク内でのアカウントの設定についての詳細は、システムの管理者に尋ねるか、「Mac OS X Server」ソフトウェアに付属のマニュアルを参照してください。

——————————
(c)アップルコンピュータ株式会社

Final Cut Express HD 3.5【訂正あり】

Final Cut Express HD 3.5がリリースされました。

http://www.apple.com/jp/news/2006/may/18finalcutexpress.html

http://www.apple.com/jp/finalcutexpress/

今回のポイントは、まずUniversal化とDynamic RTやHDVへのネイティブの対応、つまりベースがおそらくFCP5.1(Universal)になったこと。

(Final Cut Express HD 3.5では、HDVのハンドリングは従来通りApple Intermediate Codecによるもののようです。お詫びして訂正致します。2006.5.22)

加えて今回のバージョンアップの目玉として、FCPと同様のエフェクトやモーションタブへのキーフレームグラフ(タイムライン)の追加が挙げられます。

http://www.apple.com/finalcutexpress/features/keyframe.html

つまり、発表資料を見る限り、DVやHDVがメインでEDLやTCコントロール、メディアマネージャなどの機能やMotion、CinemaToolsが必要なければ、作品そのものはFCEで十分に作業ができるようになったわけですね。

また、Sountrackはv1.5、LiveTypeはv2にアップされています。

リテール版:29,800円(税込み)
アップグレード版:9,800円(税込み)
販売:2006年5月20日より順次

Final Cut Pro 5.1.1

※ソフトウェアアップデート経由

Final Cut Pro 5.1.1 は重大な問題を修正し、特定のハードウェアでのアプリケーションの性能を最適化します。詳しい情報については、次を参照してください:http://www.apple.com/support/lbn/?product=FinalCutPro&version=5.0&language=j

#リンク先ファイルに肝心の5.1.1の情報の記述がないのですが…

FCS5.1(Universal)クロスグレード:紙マニュアル

FCP UG Forumの「FCS5.1(Universal)クロスグレード:紙マニュアル」スレッドにてアンケート&レポート実施中です。

http://ug.finalcutpro.jp/index.php/topic,187.0.html

インターレース/プログレッシブ

従来のSD(標準精細度、NTSC/PAL)と、HD(高精細度)の一部の放送フォーマットでは、インターレース(飛び越し)スキャンという走査方式を採用しています。

インターレースは1フレーム(1/30秒)あたりの横の走査ラインを奇数ラインと偶数ラインに分けて(0.5/30秒)それぞれを「奇数フィールド(=1,3,5,7〜485)」「偶数フィールド(2,4,6,8〜486※)」と呼び、始めにどちらかを画面の上から順に描いて、その後にもう一方を描画します。


※デジタルビデオとしてのNTSCのいわゆるD1解像度は横720×縦486ピクセルですが、このうち縦の486ピクセルというのはおおよそアナログNTSC信号の走査線数である525本を元にして、デジタルビデオ用の規格として決められています。

インターレースは元々は、放送上、電波の帯域幅をなるべく減らすために考えられた方法で、結果としてコマ数が増えるため(1フレーム=2フィールド(2コマ))、動きが滑らかになるという効果があります。

一方困った事もあり、ビデオの1フレームを静止画にしたり、(インターレース処理に対応していない場合の)液晶テレビやPCモニターで動画を見た際、動きのある部分がクシ状のギザギザになってしまいます。これは、各フィールドが時間差で0.5/30秒分ずれているのを一枚の静止画にしているためです。

液晶パネル(テレビ/PC)やPC用のブラウン管モニターでも動画にギザギザが現れるのは、これらのモニターがプログレッシブ(順次)スキャン方式であるためで、これは1フレームを奇数・偶数・奇数…と素直に一回で描画する方式であるため、静止画にしたときと同じように、再生する動画がインターレースであった場合、0.5/30秒分の誤差を持った各フィールドを一回で描くからです。

DVDプレーヤーや最近のテレビでは「プログレッシブ対応」というものが多くなっていますが、現在の液晶(パネル自体)は構造的にプログレッシブであるのと、PCやDVDなどの単体でつながる機器は放送帯域幅などを気にする必要がないために、DVDでは対応機器同士の場合、PCでは従来から、プログレッシブスキャンが採用されているわけで、後発規格で帯域などにも考慮したHDフォーマットでも、複数方式のいくつかで採用されています。

こうした違いは「出力先」によって問題になったりならなかったりしますが、最終的に静止画にしたりPCで見るコンテンツを作る場合、またはHDのプログ レッシブ方式でマスタリングする場合などはインターレースは関係ないですから、インターレース素材はプログレッシブに変換が必要になります。

HDのプログレッシブの場合は、まず簡易セットアップ(かシーケンス設定)で該当するものを選びます。

また、どのシーケンスであっても、インターレース素材をシーケンスに使用したり静止画で抜き出す※※場合は、FCPに標準の「インターレース除去」フィルタ、あるいは(画質に差が出る部分ですので、必要に応じて)サードパーティーのインターレース除去フィルタをクリップに適用します。

※※静止画の場合は縦横比なども変える必要があるので、何もせずに書き出してAdobe Photoshopのインターレースフィルタや解像度変換などで後処理する手もあります。

なお、PCで見る動画コンテンツなどでは、DVなど素材ネイティブのインターレースシーケンスで通常通り編集して、MPEGやSorensonなど、最終的に見るフォーマットにエンコードする際、エンコーダーの設定でインターレースを除去します。


(Compressor 2)

5.0(2005.6.10)


アップル社の製品情報ページ
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/finalcutpro/

<Products Overviewより>
================================
■技術仕様
編集およびタイムライン
● 23.976、真の24、25、29.97、30、60fpsでの編集
● 最大16のアングルをリアルタイム再生できる、最大128ソースのマルチカム編集
● ソース/レコードの3ポイント編集
● トランジションあり/なしの挿入と上書き
● 置換、Fit-to-Fill、スーパーインポーズ編集
● ドラッグ&ドロップ編集が可能な編集オーバーレイ
● カミソリツールおよびカミソリツール(すべて)による編集点の追加
● 拡張、分割編集
● タイムラインの同期インジケータ
● タイムラインの隣接インジケータ(スルー編集)
● タイムラインでのデュープ(複製)の検出
● キーフレームのグラフ表示
● トラックのターゲット
● トラックのロック
● 自動選択ツール
● タイムラインにタイムコード、フィートとフレーム、フレームを表示
● 各種マーカー(クリップ、シーケンス、スコア、チャプタ、圧縮)
● DVD Studio Proへのマーカーの書き出し(チャプタ、圧縮)
● Soundtrack Proへのマーカーの書き出し(スコア)
● LiveTypeへのマーカーの書き出し(クリップ、シーケンス)
● タイムラインでのオーディオ波形の表示
● タイムラインでの不透明度オーバーレイ
● タイムラインでの音量レベルオーバーレイ
● トラックごとの高さ変更
● タイムライン、ブラウザでのフォントサイズの調整

トリミング
● リップル
● ロール
● スリップ、スライド
● リフト、リップル削除
● マルチトラックの非対称トリミング
● ダイナミックトリミング
● JKLトリミング
● トリムウインドウ
● タイムラインを使ったトリミング
● キーボードや数値入力を使ったトリミング

エフェクト
● ソフトウェアベースのスケーラブルなマルチストリーム対応リアルタイムエフェクトをDV、SD、HDフォーマットで作成できるRT Extreme
● メインディスプレイとNTSC/PALまたはHDモニタで完全同期しながら、エフェクトをリアルタイムで再生
● 再生ビデオの画質、フレームレートをハードウェアの能力に応じて自動的に調整するDynamic RT
● Motionとの連係によるモーショングラフィックの処理
● Shakeとの連係によるビジュアルエフェクトの処理
● 8ビット、10ビットHDR(32ビット浮動小数点)での画像処理
● タイムリマップツール
● ビューア、タイムラインでのグラフを使ったキーフレームの表示、編集
● 200種類以上のトランジション、エフェクト、フィルタ
● エフェクトのお気に入りへの登録(無制限)
● モーション、エフェクト属性のコピー&ペースト
● ネスト化による無制限のレイヤー数
● ベジエ曲線によるモーションパス設定
● 数値入力とキーフレーム設定によるアニメーションやエフェクトの正確なコントロール
● Boris Calligraphyによる2D/3Dタイトルの作成
● LiveTypeを使ったタイトルアニメーション、キャプション、グラフィックスの作成
● 合成、変換モード
● Photoshopファイルの読み込み(レイヤー構成、アルファ設定を含む)
● 他社製After Effectsプラグインのサポート
● FXScript、FXBuilderによるカスタムフィルタ、エフェクトの作成
● Digital Cinema Desktopによる、Apple Cinema Display上でのリアルタイムSD/HDプレビュー再生

各種ツール
● マルチトラックオーディオミキサー
● キーボード、ユーザインターフェイスのカスタマイズツール
● ナレーションのタイムラインへの直接取り込みが可能なボイスオーバーツール
● ショットを比較できるフレームビューア
● ビューア、キャンバスでのソースタイムコードオーバーレイ
● マルチレイヤーの複雑なシーケンスをRAMでプレビューできるQuickView

オーディオ
● 最大24チャネルのオーディオ入出力のサポートによるマルチチャンネルオーディオ
● オンスクリーンのマルチトラックミキシングコンソール
● 外部コントロールサーフェスのサポート
● Soundtrack Proとの連動によるオーディオミキシング、サウンドデザイン
● リアルタイムのフェーダーオートメーション
● 多様なキーフレームの間引き機能
● リアルタイムのオーディオフィルタ、エフェクト
● 再生中のリアルタイムのオーディオフィルタ調節
● OMFオーディオ出力
● サブフレーム精度のキーフレーム設定(1/100フレーム単位)
● 8〜24ビット/8〜96kHzサンプリング
● オーディオレベルメーター(各トラック)
● Mac OS X Audio Unitプラグインのサポート
● パンコントロール
● ミュート、ソロコントロール
● タイムラインでのオーディオ波形の表示
● 対数スケールでのオーディオフェード
● 音程の変化しないスクラブ再生
● 25種類以上のオーディオフィルタ

カラーコレクション
● プライマリ(3 way)カラーコレクション
● セカンダリ(2 way)カラーコレクション
● 画像コントロールフィルタ
● 4ポイントおよび8ポイントのガーベージマット
● ハードウェア精度の波形モニタとベクトルスコープ
● 放送用セーフフィルタ
● レンジチェック用のゼブラストライプオーバーレイアプリケーション
● Unicodeのフルサポート
● ウインドウサイズの動的な変更
● ワークフローを効率化するモードフリーなインターフェイス
● 複数のシーケンスやプロジェクトを同時に開くことが可能
● 最大99回、操作の取り消しが可能
● 99本のオーディオトラックと99本のビデオトラック。シーケンスのネスト化もサポート
● システム環境設定、ユーザ設定
● すばやく設定できる簡易セットアップ
● カスタマイズ可能なインターフェイス要素:
− キーボード
− リアルタイムエフェクト設定
− レンダリング設定
− ウインドウの配置
− ユーザインターフェイスボタン
− ブラウザのレイアウト
− トラックのレイアウト
● 外部エディタ(ヘルパーアプリケーション)のサポート
● 「サポートプロファイルを作成」コマンドによるAppleCareサポートの向上

対応フォーマットおよび入出力*
● DV、DVCAM、DVCPRO、DVCPRO50、DVCPRO HDのネイティブ編集
● ネイティブHDV(ロングGOP MPEG-2)の編集
● IMXのネイティブ編集(50Mbps)。30、40、50Mbpsメディアに対応
● IMXクリップの入出力(要他社製ソフトウェア)
● 非圧縮8/10ビットHD(PCIカードを使用)
● 非圧縮8/10ビットSD(FireWireまたはPCIカードを使用)
● Apple Intermediate Codec
● OfflineRT Photo-JPEGコーデック
● 1080i 50/60、1080p 23.98/24、720p 23.98/30/60 の各HDフォーマット
● プルダウンツールによるテレシネ/リバーステレシネ
● フレーム精度のログ&キャプチャー
● フレーム精度でテープへ録画、編集
● シリアルデバイスコントロール(RS-422、RS-232)
● FireWireデバイスコントロール
● ログ&キャプチャーツール(バッチ、クリップ、オンザフライ)
● 静止画像インポート(PSD、BMP、JPEG、PICT、PNG、SGI、TARGA、TIFF)
● テープに録画しながらインサート、アセンブル編集が可能
● Compressor 2によるエンコーディング、フォーマット、変換、バッチ処理

フィルム
● Cinema Tools 3が付属
● 35mm(3perf)、35mm(4perf)および16mm-20をサポート
● 包括的な統合フィルム管理ツール
● タイムラインでのフィート、フレームの表示
● Final Cut Proでのビデオのキーコード、インクナンバーオーバーレイの表示
● Final Cut Proのブラウザでのフィルムデータの表示
● 24fps EDLの入出力
● 24fps EDLと29.97fpsの相互変換
● Cinema Tools、Final Cut ProでのALE、ATN、FLX、FTLファイルの読み込み
● キーナンバー、インクナンバー、ビデオおよびオーディオのタイムコードのトラッキング
● 以下のリスト出力に対応:
− カットリスト
− チェンジリスト
− オプティカルリスト
− プルリスト
− デュープリスト
− ミッシングエレメントリスト
− オーディオEDL
● メディアをデータベースにリンク
● データベースとFinal Cut Proの同期
● フィルムデータをFinal Cut Proで直接表示
● 検索と並べ替え
● ポスターフレーム機能
● クリップを指定したフレームレートに変換
● リバーステレシネ機能(Cinema Tools、Final Cut Pro)
● ALEファイルの書き出し
● Final Cut Proのバッチリストの読み込み/書き出し

メディア管理
● メディア管理ツール
● レンダリングファイルマネージャ
● ブラウザを使った強力な検索、並べ替え、絞り込み
● クリップのラベル
● カスタムコメントフィールド
● フィルムデータベースとCinema Tools 3との連動
● マスタークリップと関連クリップ
● シーケンス単位またはプロジェクト全体での項目の移動、コピー、トランスコード
● 統合、トリム、アーカイブ
● 自動再接続とバッチ取り込みによるオンライン化
● EDLの入出力
● 自動保存ボールト
● XMLインターチェンジフォーマットによるワークフローの統合
● バッチ書き出し
● Compressorとの連動

*一部の機能を使用するには、追加のハードウェアが必要です。DV、DVCPRO50、DVCPRO HD出力にはFireWire対応のカメラもしくはデッキが必要です。FireWire経由のSD出力には、AJA Ioが必要です。詳しくは、アップル製品取扱販売店にお問い合わせください。

システム条件
● 500MHz以上のPowerPC G4、G5プロセッサを搭載したMacintoshコンピュータ
● Mac OS X v10.3.9またはMac OS X v10.4以降
● QuickTime 7以降
● 512MB以上の実装メモリ
● HD機能を使用するには、1GHz以上のシングルまたはデュアルプロセッサと、1GB以上のRAMが必要(2GB以上を推奨)
● アプリケーションをインストールするには、1GB以上のディスクスペースが必要
● オプションのテンプレート、ループ、コンテンツ、チュートリアルをすべてインストールするには、さらに10GB以上が必要(別のディスクへのインストールも可)
● DVDドライブ(アプリケーションのインストールに必要)

================================
※内容は当時のものです。
※アップル社の一般配布資料より

FCP HDアップデータ(2004.4.26)

※FCP 4.5

<「Get Final Cut Pro HD アップデートの入手」より>

http://www.apple.com/jp/finalcutpro/download/index.html

Final Cut Pro HDならびに付属アプリケーション、Cinema Tools、Compressor、LiveType、Soundtrackの最新アップデータを手に入れましょう。Final Cut Pro HD(バージョン4.5)は、Final Cut Pro 4をお使いの全ユーザに必須のアップデートです。

Final Cut Pro HDの新機能
・ネイティブなDVCPRO HD編集、RT Extremeにも対応
・720p HDビデオへの対応
・Digital Cinema Desktopによる、Apple Cinema Displayを使ったHDのリアルタイムプレビュー(コンピュータのDVIポート経由)
・PAL(25fps)環境での24fps編集に対応
・トリム編集ウインドウでのオーディオ再生が向上

拡張されたHDサポート
・DVCPRO HDフォーマットに対応:そのまま取り込んで、編集し、再圧縮なしで書き出し可能
・放送品質の4:2:2 YUV HDを、FireWire経由の100Mbpsストリームとして入出力可能
・DVCPRO HD 720p (24fps, 60fps) および 1080i (30fps) のサポートにより、高性能なHD編集に対応
・その他の720p HDフォーマットのサポートにより、より多くのカメラやデッキに対応
・RT ExtremeのHD対応により、HD映像に対するマルチストリームのエフェクトとトランジションをリアルタイムでプレビュー可能
・Digital Cinema Desktop機能により、コンピュータ本体のDVIポートから出力したHD映像をApple Cinema Display上でリアルタイムでプレビュー可能
・PAL(25fps)環境での24fps編集に対応

ワークフローの統合性
・新しいProアプリケーションのMotionに対する統合性の強化で、制作プロセスをスピードアップ(中間のレンダリングや読み込み/書き出し操作が不要)
・Final Cut Pro HDのタイムラインにMotionのプロジェクトファイルを直接ドラッグ&ドロップし、その後、Motion側で加えた変更はFinal Cut Pro HDプロジェクトに自動的に反映(LiveTypeプロジェクトでも同様)
・JKLキーによる再生コントロールを、外部モニタへの出力映像にも反映
・23.98fpsプロジェクトで、カラーバーのレンダリングと表示に対応

パフォーマンスの向上
・OpenGL、Velocity Engineの処理が向上
・4GB以上の搭載メモリを適切に検出
・オーディオ機能の向上
・オーディオのみの場合のタイムコードのオーバーレイ表示を適切に処理
・「テープに編集」と「ビデオにプリント」で、複数のオーディオチャネルのミックス結果を適切に反映
・トリム編集ウインドウでのオーディオ再生が向上

アプリケーション全般の改善
・一部のAfter Effectsプラグインとの互換性が向上

4.1.1アップデータ(2004.3.30)

<ソフトウェアアップデートより>

Final Cut Pro 4.1.1 の新機能
Final Cut Pro 4.1.1 アップデートでは、Macintosh コンピュータで簡体中国語の文字を入力するユーザが、簡体中国語の入力プログラムの使用中に遭遇する問題が解消されています。
簡体中国語のシステムで Final Cut Pro 4 をお使いのユーザの方に、Final Cut Pro 4.1.1 へのアップデートをお勧めします。

4.0(2003.8.23)


<データシートより>
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主な新機能

創造する自由
● RT Extremeはソフトウェアベースのリアルタイムエフェクトで、外部ビデオモニタでの再生もサポート
● キーボードショートカット、インターフェイスのボタン、ウインドウやトラックのレイアウト、ブラウザのカラムを自由に構成できるカスタマイズツール
● 各種トリミングツール、トリムウインドウ、タイムラインの機能が向上
● マルチチャネルオーディオの出力を始めとする、先進的なオーディオ機能
● 32ビットアニメーションフォント—LiveFontsを使用したプロ品質の革新的なタイトルが作成できるアプリケーションLiveTypeが付属
● 著作権フリーの高音質なサウンド素材をプロジェクトに同期させ、オリジナル曲が作れるアプリケーションのSoundtrackを付属
● クリップやシーケンスの再生速度・方向を自在に操れるタイムリマップ機能

プロフェッショナルな出力とスケーラビリティ
● 新搭載のMPEG-2コーデックを始めとする、フィニッシングや配信に利用できる4種類の新しい放送品質コーデック
● あらゆる要素をチャネル当たり32ビット浮動小数点カラーでレンダリングするHDRイメージング
● 新たにチェンジリスト、インクナンバー、3perfの35mmフィルムをサポートした24fpsプロジェクト管理ツールのCinema Toolsを付属
● MPEG-2、MPEG-4、QuickTimeがサポートする各種コーデックのエンコーディング用バッチ処理ツールのCompressor
● フィニッシング時の補正やカラーコレクションに利用できる包括的なツールセット
● Panasonicの24P DVおよびDVCPRO50もサポートした強力なメディア管理ツール

拡張性と柔軟性
● 異なるシステムや制作ワークフローとの統合を可能にするXMLインターチェンジフォーマット
● 完全非圧縮の8ビットおよび10ビットビデオをサポートする、FireWireベースのオーディオ・ビデオ機器の開発をサポートする新しいI/Oフレームワークを用意
● 再生速度の変化やスチルフレームの情報正確に生成するEDL機能の強化
● FXScripts、Adobe After Effectsプラグイン、Mac OS X Audio Unitの各プラグインをサポート

製品の特長
編集およびタイムライン
● 23.976、真の24、25、29.97、30(fps)各フレームレートでの編集
● ソース/レコードの3ポイント編集
● トランジションあり/なしの挿入&上書き
● 置き換え、空きに合わせる、スーパーインポーズ
● ドラッグ&ドロップ編集時の編集オーバレイ
● カミソリ&カミソリ(すべて)ツール
● エクステンド&スプリット編集
● タイムラインの同期インジケータ
● タイムラインの隣接インジケータ(スルー編集)
● タイムラインでのデュープ(複製)検出
● キーフレームのグラフ表示
● トラックのターゲット化
● トラックのロック
● 自動選択ツール
● タイムラインのタイムコード(フレーム)表示
● 各種マーカー(クリップ、シーケンス、スコア、チャプタ、圧縮)
● DVD Studio Proへのマーカー書き出し(チャプタ、圧縮)
● Soundtrackへのマーカー書き出し(スコア)
● LiveTypeへのマーカー書き出し(クリップ、シーケンス)
● タイムラインでの波形表示
● タイムラインでの不透明度オーバレイ
● タイムラインでの音量レベルオーバレイ
● トラックごとの高さ変更

トリミング
● リップル
● ロール
● スリップ&スライド
● リフト&リップル削除
● 複数トラックの非対称トリミング
● ダイナミックトリミング
● JKLトリミング
● トリムウィンドウ
● タイムラインを使ったトリミング
● キーボードや数値入力を使ったトリミング

エフェクト
● RT Extreme(ソフトウェアベースのスケーラブルな、マルチストリーム対応リアルタイムエフェクト。OfflineRT、DV、完全非圧縮SDに対するリアルタイムエフェクトをMacディスプレイとNTSC/PALモニタに完全同期しながら同時に出力・表示)
● RT Extremeの品質設定は「低・中・高」の3種類(可能な限りの最大数のストリームでリアルタイム合成&エフェクトが可能。高品質ではDVテープにフル解像度で最終出力)
● RT Extremeモードは「セーフ・無制限RT」の2種類
● 8ビット、10ビット、HDR(32ビット浮動小数点)でのレンダリング
● タイムリマップ
● ビューア、タイムラインでのグラフを使ったキーフレームの表示&編集
● 200種類以上のトランジション、エフェクト、フィルタ
● お気に入りエフェクト(上限なし)
● モーションやエフェクトの属性をコピー&ペースト
● ネスト化による無制限のレイヤー数
● ベジエ曲線によるモーションパス設定
● 数値入力とキーフレーム設定によるアニメーションやエフェクトの正確なコントロール
● Boris Calligraphyによる2D/3Dタイトル作成
● LiveTypeを使ったアニメーションタイトルとタイトルジェネレータ
● 合成モードと変換モード
● Photoshopファイルの読み込み(レイヤー構成&アルファ設定を含む)
● 他社製Adobe After Effectsプラグインのサポート
● オリジナルのフィルタ&エフェクトを作成できるFXScriptとFXBuilder

オーディオ
● 最大24チャネルのオーディオ出力
● オンスクリーンのマルチトラックミキシングコンソール
● リアルタイムのフェーダーオートメーション
● キーフレームによる可変制御
● リアルタイムのオーディオフィルタ&エフェクト
● リアルタイムのオーディオフィルタ調節(再生中も可能)
● Soundtrack(オーディオループ作成ツール、多数の音楽ループとサウンドエフェクト付き)
● OMFオーディオに対応
● サブフレーム精度のキーフレーム設定(1/100フレーム単位)
● サンプリング(8〜48kHzレート/8〜24bitサイズ)
● オーディオレベルメーター(各トラック)
● Mac OS X Audio Unitプラグインのサポート
● パンコントロール
● ミュート&ソロコントロール
● タイムラインでのオーディオ波形表示
● 対数カーブによるオーディオフェード
● スクラブ再生(音程変化あり/なし)
● 25種類以上のオーディオフィルタ
● Peak Express(オーディオ編集ツール)

メディア管理
● メディア管理ツール
● レンダリングマネージャ
● ブラウザを使った強力な検索・並べ替え・ふるい落とし
● クリップのラベル
● コメントフィールド
● マスタークリップと“子”となるクリップ
● シーケンス単位またはプロジェクト全体での項目の移動、コピー、トランスコード
● 統合、トリム、アーカイブ
● 自動再接続とバッチ取り込みによるオンライン化
● EDLの入出力
● 自動保存ボールト
● XMLインターチェンジフォーマットによるワークフローの統合
● バッチ書き出し
● Compressor(エンコーディングのバッチ処理ツール)

カラーコレクション
● プライマリ(3ウェイ)色補正
● セカンダリ(2ウェイ)色補正
● YUV
● イメージコントロールフィルタ
● 4ポイントおよび8ポイントのガベージマット
● ハードウェア精度の波形モニタとベクトルスコープ
● ブロードキャストセーフフィルタ
● 適正放送範囲チェック用の「ゼブラストライプ」オーバレイ

各種ツール
● マルチトラックオーディオミキサー
● キーボード&ユーザインターフェイスのカスタマイズツール
● ボイスオーバーツール(タイムラインにナレーションを直接取り込み可能)
● フレームビューア(ショットの比較用)
● ビューア&キャンバスでの「ソースタイムコード」オーバレイ
● QuickView(マルチレイヤーの複雑なシーケンスをRAMプレビュー)

アプリケーション
● Unicodeを完全サポート
● ウィンドウサイズのダイナミックな変更
● ワークフローを効率化するモードフリーなインターフェイス
● 複数のシーケンスやプロジェクトを同時に開くことが可能
● 最大99回までのアンドゥ(操作の取り消し)
● 最大99オーディオトラック、最大99ビデオトラック(シーケンスのネスト化により上限なし)
● 自動保存ボールト
● システム&ユーザ設定
● すばやくセットアップできる簡易設定
● キー割り当てのカスタマイズ
● RTエフェクト設定のカスタマイズ
● レンダリング設定のカスタマイズ
● ウィンドウレイアウトのカスタマイズ
● ユーザインターフェイスボタンのカスタマイズ
● ブラウザのレイアウトのカスタマイズ
● トラック配置のカスタマイズ(タイムライン)
● 外部エディター(ヘルパーアプリケーション)を設定可能
● AppleCareによるサポートを強化する「サポートプロファイルの作成」コマンド

対応フォーマットと入出力*
● 非圧縮8および10ビットHD(YUV 4:2:2)(PCIカードを使用)
● 非圧縮8および10ビットSD(YUV 4:2:2)(FireWireまたはPCIカードを使用)
● DVCPRO50(4:2:2)(FireWireを使用)
● DV/DVCAM(4:1:1)(FireWireを使用)
● NTSCおよびPAL
● 1080i/1080p HD (23.976、真の24、25、29.97、30fps)
● プルダウンツールによるテレシネ/リバーステレシネ(AGDVX100)
● サンプル精度のオーディオ&ビデオ同期
● フレーム精度のログと取り込み
● シリアルデバイスコントロール(RS-422、RS-232)
● FireWireデバイスコントロール
● ログと取り込みツール(バッチ取り込み、クリップ取り込み、再生しながらの逐次取り込み)
● 静止画像(PSD、BMP、JPEG、PICT、PNG、SGI、TARGA、TIFF)
● テープへのインサート&アセンブル編集
● Compressor(MPEG-2、MPEG-4、およびQuickTimeが対応している各種コーデックでのエンコーディング&書き出しのバッチ処理ツール)

* 一部の機能には追加のハードウェアが必要です。DV映像の出力には、DV方式のカメラもしくはデッキが必要です。FireWire経由のSD映像の出力には、AJA Ioが必要です。詳しくは、アップル製品取扱販売店にお問い合わせください。

フィルム
● Cinema Toolsが付属
● 35mm(3perf、4perf)および16mm(20perf)をサポート
● 包括的なフィルム管理ツール
● 24fps EDLの入出力
● 24fps EDL⇔29.97fpsの相互変換
● ALE、ATN、FLX、FTLの各ファイルを読み込み
● キーナンバー、インクナンバー、ビデオ&オーディオのタイムコードを追跡
● 以下のリスト出力に対応:
− カットリスト
− チェンジリスト
− オプティカルリスト
− プルリスト
− デュープリスト
− ミッシングエレメントリスト
− オーディオEDL
● メディアをデータベースにリンク
● 検索と並べ替え
● ポスターフレーム機能
● 指定したフレームレートへのクリップを変換
● リバーステレシネ機能
● ALEファイルの書き出し
● Final Cut Proのバッチリストの読み込み/書き出し

LiveType
● LiveFonts(アニメーション対応フォント)
● エフェクトのカスタマイズ
● 著作権フリーのアニメーションコンテンツ集
● 洗練されたプロジェクトのテンプレート
● キーフレーム制御によるアニメーション
● ワイヤーフレームによるリアルタイムプレビュー
● キャンバスでのRAMプレビュー
● 各種フォーマットの読み込み
● 解像度非依存でスケーラブル
● キャラクター単位のダイナミックなコントロール
● Unicode対応システムフォントのサポート
● ロールアニメーションとクロールアニメーション
● カーブに沿ったテキスト
● FontMaker(オリジナルLiveFontsの作成ユーティリティ)

Soundtrack
● Final Cut Proユーザにおなじみのインターフェイス
● モジュラー設計でオーディオループを管理
● スコアマーカー付きのFinal Cut Pro映像を読み込み
● 著作権フリーの多数のループ&サウンドエフェクトが付属
● アップル&Emagicによるオーディオエフェクトプラグイン
● 強力な検索エンジン
● 組み合わせたループの音程とテンポをマッチング
● すべての操作をリアルタイムで実行
● AIFF、WAV、ACIDフォーマットに対応
● プロ仕様のオーディオエフェクト
● Mac OS X Audio Unitのサポート
● ミキシングとエフェクト(パラメータ変更)を完全自動化

Compressor
● 高性能なエンコーディングエンジン
● 2パスVBR(Variable Bit Rate)エンコーディング
● 先進的な動き予測
● Final Cut Pro 4のタイムラインの編集結果からメディアを
直接エンコーディング
● Iフレーム挿入で互換性を向上
● QuickTime対応
● MPEG-4をサポート
● 次世代のオーディオストリーミングメディア
● 分割画面によるエンコーディング前後の比較
● 高画質なイメージ処理
● 商用クラスのプリセット設定が付属
● エンコーディングの自動化
● グループ化されたプリセット設定でバッチ処理をすばやく
準備

システム条件
● 350MHz PowerPC G4プロセッサとAGPグラフィックカード(GPU)を備えるMacintoshコンピュータ
− RT ExtremeとSoundtrackには以下の最小システム条件を満たすことが必要:733MHz以上のPower Mac G4シングルプロセッサモデル(500MHzプロセッサでは1MB三次キャッシュ必須)、任意のPower Mac G4デュアルプロセッサモデル、667MHz以上のPowerBook G4
● Mac OS X v10.2.5以降
● QuickTime 6.4以降
● 384MB以上の実装メモリ(RT ExtremeとSoundtrackには512MB以上を推奨)
● 1GBのディスクスペース(アプリケーションのインストールに必要)
● 5GBのディスクスペース(Soundtrackのコンテンツに必要)
● 9GBのディスクスペース(LiveTypeのコンテンツに必要)
● DVDドライブ(インストール作業に必要)

サービス&サポート
Final Cut Proには、オンラインヘルプ、電子マニュアル、購入後90日間の無料電話サポートが付属します。また、Tech Info Library、Discussion Boardsなど、AppleCareが提供するオンラインのサポートリソースもご利用いただけます。さらに、年間有償契約でご利用いただけるAppleCare Professional SupportLine &Tools、ご質問一件ごとの有償サポートAppleCare Professional SupportLine(インシデントサポート)もご利用いただけます。詳しくは、http://www.apple.co.jp/support/products/index.ht mlをご覧ください。

製品情報
Final Cut Pro 4
製品番号:M9038J/A
製品パッケージには、アプリケーションおよびコンテンツを収めたDVD、ユーザガイド、チュートリアルガイド、電子マニュアルが付属します。

LiveType
機能満載、プロ品質のアニメーションタイトル。
主な特長
● アップルの革新的なLiveFontsでタイトルに生き生きした動きを与え、プロ品質のアニメーションタイトルをすばやく簡単に作成。
● 放送品質の著作権フリーなアニメーションコンテンツ集と洗練されたプロジェクトのテンプレートを活用し、複雑なプロジェクトもすばやく準備完了。オリジナルテンプレートを作成・保存して将来的なプロジェクトで利用したり、同じプロジェクトで流用することも可能。
● TrueType、PostScriptの各システムフォントも組み合わせて文字単位でダイナミックにコントロールすることで、いっそう高まる表現力と柔軟性。
● 複数のパラメータで、動き・変形・タイミングを決めてエフェクトを演出し、キャンバス内の任意数の要素に適用可能。このモーションエフェクトをオリジナル設定として保存しておけば、別のプロジェクトでも流用可能。
● キャンバス内でのRAMプレビューを使い、レンダリング前にエフェクトを確認することで効率的に作業。
● QuickTimeがサポートする全フォーマットで読み込みと書き出しが可能。

Soundtrack
映像にぴったりの音楽を。
主な特長
● プロフェッショナルでハイクオリティな音楽をビデオエディター自身が簡単に作成し、Final Cut Proプロジェクトにすばやく同期。
● 著作権フリーの楽器ループやサウンドエフェクトが多数付属するほか、AIFF、WAV、ACIDTM用ループサウンドを読み込んで利用することも可能。
● 音楽ループを組み合わせてブロックを並べるように配置していくだけで、著作権フリーのオリジナルサウンドトラックが完成。
● 強力な検索エンジンを使って、楽器・音楽ジャンル・雰囲気などを基準に、即座にオーディオクリップを見つけることが可能。
● 編集中の内容はどの段階でもリアルタイムでコントロールできるため、レンダリング前なら異なる設定をすぐに試すことが可能。
● プロ仕様のオーディオエフェクトを備え、Mac OS X Audio Unitプラグインもサポート。多数の付属エフェクトはアップルおよびEmagic製。
● 各エフェクトはオートメーション完全対応し、いっそう柔軟なコントロールが可能。

Compressor
バッチ処理でエンコーディングを自動化。
● MPEG-2、MPEG-4、QuickTimeフォーマットでの高性能エンコーディングをバッチ処理で自動化。
● 動き予測と2パスVBRエンコーディングで、高画質なMPEG-2ストリームを効率的に生成。
● Final Cut Pro 4内部から利用することで、デジタルメディアの編集から仕上げまでのワークフローを一元化。
● フィルタ設定の変更結果をその場でダイナミックにプレビューし、エンコーディング結果を事前にすばやく正確に確認。
● 業界標準のMPEG-4およびAACでエンコーディングしたコンテンツは、さまざまな機器に向けてストリーミング可能。
● ドロップレットに対するドラッグ&ドロップ操作で、エンコーディング処理を自動化。
● 商用クラスのプリセット設定を選んで、すばやくMPEGおよびQuickTimeフォーマットのファイルを生成。エンコーディングごとの設定は不要。
● ドラッグ&ドロップ操作で、1つのソースファイルに複数の設定を適用可能(異なるフォーマットで同時にエンコーディング可能)。

© 2003 Apple Computer, Inc. All rights reserved. Apple、Appleロゴ、Apple Store、DVD Studio Pro、Final Cut Pro、FireWire、Mac、Macintosh、Mac OS、PowerBook、Power Mac、QuickTime、TrueTypeは、米国その他の国で登録されているApple Computer, Inc.の商標です。OfflineRT、Velocity Engineは、Apple Computer, Inc.の商標です。AppleCareは、米国およびその他の国で登録されているApple Computer, Inc.のサービスマークです。ACIDは、Sonic Foundry, Inc.の商標です。Adobe、PostScriptは、米国およびその他の国におけるAdobe Systems Incorporatedの商標または登録商標です。PowerPCは、IBM Corp.からのライセンスに基づき使用されるIBM Corp.の商標です。この資料に記載のその他の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。この資料の記載内容は2003年11月現在のものです。この資料に記載された仕様は予告なく変更することがあります。
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※内容は当時のものです。
※アップル社の一般配布資料より

3.0.1アップデータ(2002.3.19)


ソフトウェアリファレンス

Final Cut Pro 3.0.1 Update for Mac OS X
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/finalcutpro_3.0.1_update.html

<ソフトウェアリファレンスより>
■動作内容:
下記の問題を回避するために、アップデートを行います:

デュアルプロセッサを搭載したコンピュータでは、Mac OS XにFinal Cut Pro 3.0をインストールすると、予期せず終了する場合があります。
「イ ンターネット」環境設定パネルで、一部の情報を入力していない場合にFinal Cut Pro 3.0を起動すると、Final Cut Pro 3.0が予期せず終了することがあります。この問題は、シングルおよびデュアルプロセッサを搭載したコンピュータの両方で発生します。このアップデートに よって、この問題は回避できますが、「インターネット」環境設定パネルの情報は追加されません。

■システム条件:
日本語Mac OS X 10.1.1以降、およびFinal Cut Pro 3.0

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