FCPX(v10.0):初期段階で確認したこと

初めて触ってみた段階で気づいたところや確認したことをまとめてみました。
#随時追加予定です。
(2011.6.25-12:30追記)


■起動関係

(2011.6.25-12:30補足:アップルから「Final Cut Pro X, Motion 5, Compressor 4:最善なインストール方法」が公開されていますので、こちらを参考になさってください)

・Final Cut Studioが入っている環境にFCP Xをインストールすると、FCSの一連のアプリケーションは新しく作成される「Final Cut Studio」フォルダにまとめられ、今まで通り使用できる。
・Final Cut Pro Xを起動中にFCP 7を立ち上げようとするとFCP Xを終了するように促され、同時起動はできない
Final Cut Pro135

・Final Cut Studio内のFCP7を起動すると、「Motion 5がアプリケーションフォルダにあるため、これをどこかに移動するように」という趣旨の警告が表示され、起動しない

UserNotificationCenter001
・何かフォルダを作るなどしてMotion 5を移動するとFCP7が起動。(この状態でソフトウェアアップデートなどの際にもMotion 5が問題なく認識されるものかどうかは不明)

(2011.6.22-11:20補足:通常この状態にならずに問題なく起動できるようですね。場合によって起こるようです)

■読み込み/書き出し関係
・以前のバージョンのFinal Cut Proプロジェクト及びXMLは読み込めない。
・EDLの入出力はできない。
・FireWireでDV/HDVからキャプチャーが可能だが、テープに書き出すメニューが見あたらない。
・テープからのキャプチャーでは、ジョグ/シャトルが無くなっているが、JKLショートカットで従来通りの早送り・巻き戻しは可能
・AJAからいくつかの製品で対応ドライバを配布中
http://www.aja.com/support/index.php

■コーデック関係
・追加コンポーネントをダウンロードすることで、コーデックが追加され、従来のムービー素材を利用できる。
・ファイルベースカメラの素材はネイティブ編集が基本になった。トランスコードで「最適化ファイルを作成」でProRes 422へ、もしくは「プロキシを作成」でPreRes 422 Proxyに変換することはできるが、ネイティブでパフォーマンスに問題がない場合は「最適化〜(ProRes 422へのトランスコード)」はできない。

■編集関係
・「パラメータをペースト」「パラメータを削除」がなく、「エフェクトをペースト」で元クリップの効果が丸ごとペーストされる。エフェクトの削除は一つ一つクリップのエフェクト設定を開いてチェックボックスをOFFにするのみ?(調査中)
・「シーケンス」はなくなり、タイムラインは「シナリオ」という名称になった模様
・「保存」コマンドはなく、作業内容はiMovieのように随時自動記録される
・エフェクトウィンドウでエフェクトのサムネイルをマウスでなぞると、ビューアに表示されているクリップに効果がかかった状態でプレビューできる
・「要約再生」(マウスを動かすだけでスクラブされる)はショートカット「S」でON/OFF可能

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