FCP X:10.4.1アップデート
Final Cut Pro Xのアップデート。
リリース:2018/2/10
互換性: OS X 10.13.2 (High Sierra) 以降
- アップデート後はアプリケーションが上書きされますので、最新バージョンで不具合があった際のために旧バージョンのアプリやプロジェクトのバップアックを取っておくことをお勧めします。
アップデートには、万一の際に以前のバージョンに戻せるよう十分バックアップなどの対策を行ってください。
アップデート前にこちらを御参考ください:
(10.0〜10.0.9→10.1〜10.2.3)
「Final Cut Pro X 10.1:アップデート前に重要な Final Cut Pro X 10.0.x ファイルをバックアップする方法」
(10.1〜10.2.3→10.3〜)
「Final Cut Pro X 10.3 で使えるようにライブラリをアップデートする」
「Final Cut Pro X 10.3 用にライブラリをアップデートしたときのオーディオへの影響」
Mac AppStoreより入手できます。
以下引用:
バージョン 10.4.1 の新機能
クローズドキャプション
- Final Cut Proプロジェクトにキャプションファイルを読み込み、接続され同期されたキャプションをタイムラインで自動的に作成
- キャプションをビューアに直接表示
- インスペクタを使ってテキスト、カラー、画面上の位置、タイミングを調整
- 複数の言語とフォーマットのキャプションを同じタイムラインで作成
- タイムラインインデックスに追加された“キャプション”タブで、テキストを検索、キャプションを選択、キャプションのバージョンをすばやく切り替え
- タイムラインでオーディオクリップやビデオクリップにキャプションを接続
- ビデオに埋め込まれたキャプションを抽出し、Final Cut Proで直接編集
- ワンステップでプロジェクトをCompressorに送り、オーディオファイル、ビデオファイル、キャプション、字幕を含むiTunes Store対応のパッケージを簡単に作成
- 検証インジケータで、キャプションのオーバーラップ、不適切な文字、無効なフォーマットなどの一般的なエラーについて即座に警告
- 書き出すビデオファイルにキャプションを埋め込むか、別個のキャプション・サイドカー・ファイルを作成
- キャプション付きのビデオをYouTubeとVimeoに直接共有
- CEA-608とiTTのクローズド・キャプション・フォーマットをサポート
ProRes RAW
- ProRes RAWファイルのサポートにより、 カメラセンサーからのRAWイメージデータをそのまま使って読み込み、編集、グレーディング
- RAWイメージデータにより、ハイライトとシャドウの調整時に最高の柔軟性を実現。HDRワークフローに最適
- ラップトップとデスクトップのMacコンピュータでスムーズな再生とリアルタイムでの編集が可能
- 高効率のエンコーディングでProRes RAWファイルのサイズを縮小し、カメラのカードやストレージデバイスに保存できる素材を増量
- ProRes RAWフォーマットは元のイメージデータがより多く保持されるため、アーカイブ用に最適
- ATOMOSレコーダーとDJI Inspire 2ドローンで作成されたProRes RAWファイルまたはProRes RAW HQファイルにネイティブで対応
書き出し機能の強化
- 共有パネルに追加された“ロール”タブで、タイトルロール、ビデオロール、オーディオロールを1つの統合インターフェイスに表示
- 書き出すビデオファイルに含めるロールをすばやく表示、選択
- タイムラインのロール設定と有効/無効の状態を共有パネルに反映
- ビデオファイルにクローズドキャプションを埋め込むか、CEA-608またはiTTフォーマットの別個のキャプション・サイドカー・ファイルを作成