Final Cut Studio バージョン/アップデート

ProKit アップデート 7.0

ソフトウェアアップデートより、ProKitアップデート7.0の提供が開始されています。<以下引用>

この ProKit アップデートにより、以下のような小さな問題が解決されます:

  • ポップオーバースタイルのツールチップのサポートが改善されます
  • フォントの滑らかさのサポートが改善されます。
  • メニューとサブメニュー間の不要な隙間の問題が解決されます。
  • Final Cut Pro と Motion のカラーピッカーの漏れが解決され、タイムコードインターフェイスの安定性が向上します。
  • 古いバージョンの Soundtrack Pro から素材を読み込む際の互換性が向上します。
  • Logic Express および Logic Pro 内でスクラバーの外観の問題が解決されます。
  • Motion 内で AppKit に関連するクラッシュが解決されます。

Final Cut Pro、Motion、Soundtrack Pro、DVD Studio Pro、iPhoto、Aperture、Final Cut Express、Logic Pro、MainStage、Logic Express および iAd Producer のユーザにこのアップデートをお勧めします。

プロアプリケーションアップデート 2009-01

 

プロアプリケーションアップデート 2009-01がリリースされました。
Io HDの再生時の問題など、複数の主要な改善がなされているようです。

※ソフトウェアアップデート経由
米アップル社のダウンロードページはこちら


以下アップル社のリリースより


プロアプリケーションアップデート 2009-01 では、一般的な互換性の問題が解決され、全体的な安定性が向上し、その他のいくつかの小さな問題が解決されています。このアップデートは、Final Cut Studio、Final Cut Server、Logic Studio のすべてのユーザにお勧めします。

このアップデートの主な内容は次の通りです。

Final Cut Pro
AJA Io HD ヘのフォーマットを再生するときの問題を解決しました。
速度の変更を適用するとビデオが逆再生する問題を解決しました。
Snow Leopard 上の Digital Cinema Desktop プレビューでティアリングが発生することがありましたが、この問題を解決しました。

Motion
アニメーションする焦点でフィールドの深度を使用するときに問題が発生することがありましたが、この問題を解決しました。
左から右に記述しない言語でテキスト文字が正しく表示されないことがありましたが、この問題を解決しました。
一部の他社製 FxPlug フィルタでイメージクリッピング、メモリ管理、イメージ位置の問題が発生することがありましたが、これらの問題を解決しました。

Compressor
サラウンド・サウンド・ジョブの検査能力を改善しました。
一部のビデオの自動サイズ変更の問題を解決しました。
フレームコントロールサイズ変更フィルタを使用するときの品質を改善しました。

Soundtrack Pro
インストーラの問題を解決しました。

Color
ライブイメージと Still Store で IRE がシフトする問題を解決しました。
各アプリケーションの変更点について詳しくは、アプリケーションの“ヘルプ”メニューから“リリースノート”を選択してください。

FCS2009:インストールできない機種

Final Cut Studio (2009)のシステム条件を満たさない初代MacBook (MA472J/A)にインストールを試みたところ、VRAMの容量が足りずにインストーラーのチェックで弾かれてしまいました。

macbook_install_reject

Final Cut Studio (2009)は統合インストーラーのため、アプリケーション単体でのインストールはできず、条件を満たすアプリケーション(?)だけを入れることもできないようです。

FCS2009:インストールの高速化

ディスクイメージを活用すると、Final Cut Studio(2009)のすべてのアプリケーションとコンテンツのインストール時間を短縮することができます。

pic9


Final Cut Studio(2009)全体のインストール時間は、環境によっては約4時間近くかかる(アップデートではなく新規でフルインストールする場合)という情報もあり、ディスクの入れ替えのためにMacの前で待機しておかなければならない状況も考えると、時間的・精神的にもかなりの負担になってしまいます。

そこで、すべてのディスクをディスクイメージ・ファイルにしてしまいましょう。

Final Cut Studio(2009)は、その使用条件によってバックアップを一部作成することができます。

「お客様は、バックアップの目的に限り、機械による読み取り可能な形態でAppleソフトウェアの複製物を一部作成することができます。ただし、バックアップ用複製物は、Appleソフトウェアの原本に含まれる著作権情報のすべてまたは他の所有権情報を含まなければなりません。」
#使用許諾契約から抜粋

ですから、インストールディスクの原本を丸ごとファイルに変換してHDDに保存しておけば、ディスクの紛失や破損で読み取れなくなっても最悪の事態を招く可能性を大きく軽減できます。


1.複製したいディスクをMacにマウントし、ディスクユーティリティを起動します。

disk_util

「ディスクユーティリティ」は、アプリケーションフォルダの「ユーティリティ」フォルダに入っています

2.左のペインから複製したいディスクを選択します。
disk_util_select

3.上のアイコンから「新規イメージ」を選択し、保存先を指定して保存します。
disk_util_newimage

この手順ですべてのディスクをイメージ化すれば、バックアップを1部ずつ作成することができますし、原本の情報をそのまま複製するので使用許諾にも反しません。

また、ディスクイメージの作成時間はインストールよりも確実に速く、Mac Proの内蔵ドライブなら(計っていませんが)一時間前後で終わります。

容量は「情報を見る」で44.22GBでした。

fcs2009_allsize

#FCS2は52GBです。2009ではオーディオコンテンツがAIFFからロスレス圧縮に変更されて容量が抑えられていますね。

一度イメージを作ってしまえば、インストールの際にすべてのイメージを(ダブルクリックまたは選択→開くで)マウントして、「Final Cut Studio Install」イメージの中のインストーラーを通常通り実行〜インストールに必要な操作をすれば、あとは順次必要なイメージを読んで勝手にインストールを進めてくれますので、マシンの前にいる必要もなくなります。

discimages_mount

同じく使用許諾によって、自分が所有して使っているマシンに限り、デスクトップMac1台とノートMac1台にそれぞれインストールしてもよい(ただし同時起動はNG)ことになっているので、FireWireなどの外付けHDDにバックアップしておけば両方にインストールする際にも圧倒的に手間が省けます。

HDDが1TB=数千円の時代なので、動作検証などのために頻繁にOSの入れ直しや環境構築を行うような特殊なケースでなくても現実的な方法でしょう。

FCS(2009):システム条件

Final Cut Studio (2009)は、Intel MacおよびMac OS X 10.5.6以降のみ対応です。


Final Cut Studioシステム条件
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/specs/

すべてのFinal Cut Studioアプリケーションをインストールするための条件

  • Intel プロセッサを搭載したMac
  • 1GBの実装メモリ(圧縮HD、非圧縮SDを処理する場合は2GBの実装メモリ。非圧縮HDを処理する場合は4GBの実装メモリ。)
  • ATIまたはNVIDIAグラフィックプロセッサ ( グラフィックプロセッサ搭載のIntelプロセッサでの動作はサポートされていません。)
  • 128MBのVRAM
  • 解像度1280×800以上のディスプレイ
  • Mac OS X 10.5.6以降
  • QuickTime 7.6以降
  • DVDドライブ(アプリケーションのインストールに必要)
  • すべてのアプリケーション(Final Cut Pro、Color、DVD Studio Pro、Soundtrack Pro、Motion、Cinema Tools、Compressor、Apple Qmaster)をインストールするには4GB以上のディスクスペースが必要
  • オプションのコンテンツをインストールするには、さらに46GB以上が必要
  • DVD Studio Proのコンテンツのインストールに9GB
  • Motionのテンプレートのインストールに7GB
  • オーディオコンテンツのインストールに22GB
  • LiveFontのインストールに8GB

各アプリケーションのシステム要件
Soundtrack Pro

  • マルチチャネルオーディオコンテンツの5.1chサラウンド監視:6つ以上の出力を備えたオーディオインターフェイス
  • マルチトラック録音:複数の入力を備えたオーディオインターフェイス

Color

  • 1680×1050以上の解像度を持つディスプレイ、デュアルディスプレイを推奨
  • 4Kファイル、DPXのレンダリングの実行には、512MB以上のVRAMを搭載したグラフィックカードが必要
  • 32ビットレンダリングの実行には、128MB以上のVRAMを搭載したグラフィックカードが必要
  • 3ボタンマウス

DVD Studio Pro

  • 完成したプロジェクトをディスクに書き出すには、Apple SuperDriveなどのDVDドライブが必要
  • 完成したプロジェクトを2層DVDに書き出すには、2層記録対応のレコーダーと2層DVDが必要
  • コピープロテクション、デュアルレイヤー機能が組み込まれた3Dプロジェクトをリプリケータに転送するには、DLTドライブ、外部ドライブ、インターネットによるプロジェクトのディスクイメージの転送が必要

Blu-ray固有の条件

  • Blu-rayディスクを作成するには、Blu-rayドライブが必要

※アップル社の製品ページより引用
※この情報は2009.7.25現在のものです。

FCS (2009):インストール場所の注意

FCS (2009)をインストールする場所についての注意事項です。


http://support.apple.com/kb/TS2866?viewlocale=ja_JP
Final Cut Studio (2009):Mac OS X 起動ボリュームのルートレベルにはコンテンツをインストールしない

現象
Final Cut Studio コンテンツをインストールするカスタムの保存場所として Mac OS X 起動ボリュームのルートレベルを選択すると、コンテンツがデフォルトの場所または別の場所のいずれかにインストールされて、予期しない動作が起こる可能性があります。


対象製品
Final Cut Studio (2009)


解決方法
Final Cut Studio コンテンツのカスタムのインストール場所として、Mac OS X 起動ボリュームのルートレベルは選択しないようにします。

※アップル社のサポートページより引用
※この内容は2009.7.25現在のものです。

FCS (2009):アップグレード時の注意

アップルのサポートページに、旧バージョンからアップグレードインストールを行なう場合の注意事項が出ています。


http://support.apple.com/kb/HT3674?viewlocale=ja_JP
Final Cut Studio (2009):アップグレード中にコンテンツをインストールする

概要
旧バージョンの Final Cut Studio からアップグレードする場合は、以下の点に注意してください。


対象製品
Final Cut Studio (2009)


デフォルトのコンテンツ保存先
Final Cut Studio のコンテンツは、デフォルトで設定されたフォルダにインストールされます。

コンテンツの保存先がカスタマイズされている場合
旧バージョンの Final Cut Studio のインストール時にコンテンツの保存先をカスタマイズした場合は、新バージョンの Final Cut Studio コンテンツをインストールすると、以下のいずれかが実行されます。

■旧バージョンの Final Cut Studio のインストール時にカスタマイズした保存先を入力した場合:
Final Cut Studio インストーラは、コンテンツを認識し、現在の場所に保持します。同時に、新規コンテンツ項目が追加され、旧項目がアップデートされ、オブソリート項目が削除されます。

■新たな保存先をカスタマイズした場合、またはデフォルトの保存先を使う場合:
Final Cut Studio インストーラは、インストール済みのコンテンツが存在しないとみなし、すべてのコンテンツが新たにカスタマイズされた保存先 (指定されている場合) またはデフォルトの保存先にインストールされます。この場合、旧コンテンツと新コンテンツが 2 カ所に分散されるため、ハードディスク容量が必要以上に消費されることになります。

Soundtrack Pro コンテンツの処理
選択したデフォルトの保存先または以前カスタマイズした保存先に、AIFF 形式の Soundtrack Pro オーディオコンテンツが含まれている場合、コンテンツはハードディスクに残され、CAF 形式のサラウンドオーディオコンテンツのみがインストールされます。

追加情報
重要:Final Cut Studio Content ディスクに収録されているオーディオコンテンツは、Core Audio Format (CAF) の Apple Loops ファイル形式です。アップルのロスレス圧縮により、これらのファイルは高品質を維持しながら、軽容量でハードディスクに保存できます。旧バージョンの Apple Loops ファイルは AIFF 形式です。

この情報は、ソフトウェアに同梱の『ソフトウェアのインストール』冊子またはFinal Cut Studio Install ディスクでも確認できます。

※アップル社サポートページより引用
※この内容は2009.7.25現在のものです。

Final Cut Studio (2009)

アップルから、Final Cut Studio (2009)が発表されました。

通常版が108,800円、アップグレード版が31,800円で、いずれもアップルストアにて24時間以内の出荷となっていますので、店頭にも間もなく並ぶことでしょう。

なお、アップグレードはFCS(1,2)、Production Suite及びFinal Cut Proの旧バージョン(特に記載がないので、1.2から可能なのかは不明)のユーザーが対象です。

※アカデミック、NFRは対象外
※今回リリースされたものにはバージョン番号がなく、サポートページなどではFinal Cut Studio (2009)と表記していることから、当サイトでも名称の表記を変更しました。2009.7.24

プロアプリケーションアップデート2008-004

http://support.apple.com/downloads/Pro_Apps_Updates_2008_004

プロアプリケーションアップデートにより、アップルのプロフェッショナルアプリケーションの信頼性が向上します。Final Cut Studio、Final Cut Server、および Logic Studio をお使いのすべてのユーザに、このアップデートをお勧めします。プロアプリケーションアップデート 2008-04 は、一般的なパフォーマンスの問題に対処し、全体的な安定性を改善します。

アップデートされるアプリケーションは次の通りです:

Final Cut Pro 6.0.5
Compressor 3.0.5
Color 1.0.3
Shake 4.1.1

このソフトウェア・アップデートの詳細については、リリースノートを参照してください。

http://www.apple.com/support/releasenotes/ja/Final_Cut_Studio_2.0_rn/

※2008.11.20リリース

プロアプリケーションサポート4.0.2

ソフトウェアアップデート経由。


このアップデートは、アップルのプロフェッショナルアプリケーションのキーボードインターフェイスの安定性の問題を解決します。Final Cut Studio をお使いのすべてのユーザの方にインストールをお勧めします。

※FCPUGに寄せられた情報によれば、Motion 3のキーボードショートカット(タイムラインウィンドウがアクティブ時の矢印キーでの再生ヘッドの移動)が改善されているようです。
※kaitoさん、ありがとうございます。

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