●Automatic Composition Import FCP for Final Cut Pro and After Effects
<この記事は旧Fina Cut Pro Unofficialにて2002年1月18日に公開した記事を転載したものです。>
昨年暮れ(12/27あたり(笑))に風の噂で流れてきた画期的プラグイン、Automatic Duck社の”Automatic Composition Import FCP”のご紹介です!。
FCPで編集したシーケンスを、そのままAdobe After Effects5.0/5.5にインポートできたらいいと思いませんか?そんなあなたにお薦めなのが、これ(かも)!。
「2002年Q1にリリース、価格も未定(今日現在)」の”Automatic Composition Import FCP”ですが、拙い読解力で説明を読むかぎり、FCP+AEユーザーにはかなりヒットしそうな予感がしませんか?。
告知ページのスクリーンショットを見れば一目瞭然ですが、FCPのタイムラインがAE上で(エフェクト類や互換性のないパラメータなどには制限が出るようですが)ほぼ再現されます!。これはAvid Technology社の開発した汎用オーディオ/ビデオ交換フォーマットであるOMF (Open Media Framework) によって、FCPの編集結果をOMFファイルとして出力する”FCP export component”と、それをコンポジットとしてインポートする”AE Inporter”で構成されるプラグインなんですね。
#FCPは標準でOMFオーディオの書き出しなら可能です。
PremiereとAfterEffectsの関係性が、(本家には及びませんが)FCPとAfterEffectsでも実現するわけです(^_^)。
OMFでやり取りするのと、FCP to AEの一方通行のようなので、最終的にAEで合成することになると思いますが(逆も出来て欲しいケド)、トラック配置や編集がAEに比べて格段にやりやすいFCPで骨格を作っておき、最終的に高度な合成をAEで行うことが出来るのは大きな意義があるかと思います。
ちなみに同社はAvid社の編集システムとAEとの連携ツールなどを出しており、その流れでFCPのものも開発中のようです。Avid用のものが510ドル(133円換算で大体7万円くらい)ですから、システム価格の差からいっても、FCP版は同じか多少安いくらいかな?高くなることはなさそうに思えます。
#Avid版、お使いの方はいらっしゃいますか?情報お待ちしております。
どんなものか私もこのページからしか判断付かないのですが、ちょっと期待してしまいます(^_^)。
#Avid社の編集システムとも、EDLでなくOMFでやり取りできるとまた面白いことになりそうですが…