据え置きHDVデッキ HVR-M25J/HVR-M15J発表
ソニー社から、据え置きHDVデッキ「HVR-M25J」「HVR-M15J」が発表になりました。
サイズはDVCAMデッキのDSR-45/11クラスのコンパクトなもので、HDV 1080i60/DVCAM/DVへの対応や、クロップ/スクィーズ/レターボックスの選択が行えるマルチダウンコンバートなど、デッキとしての基本的なスペックは業務用HDVデッキのHVR-M10J(生産完了)/カメラのHVR-Z1J / HVR-A1Jと共通。
http://www.sony.jp/products/Professional/index/information/20060302.html
http://www.sony.jp/products/Professional/c_c/hdv/HVR-M25J/index.html
加えてスタンダードサイズのカセットに対応しているため、DVSP276分テープで276分のHDV記録ができるのが大きな特長。また、カラーバーの他に1KHzトーンの出力など独自の機能も搭載。また、M25JではTCGによるプリセットタイムコード、ダウンコンバートの際のエッジクロップの範囲を微調整できる「エッジクロップ調整」も追加されてます。
なお、M25JにはHDMI端子が採用されていますが、HD-SDIはいずれにも搭載されず。HD-SDI出力をするには、当面単体のコンバーター(アストロデザイン社、ミランダ社、アイ・ビー・イー社)、もしくはHDVストリームに対応したHD-SDIボード(KONA3など)を使用することになりそうですね。
両機種とも2006年5月下旬発売予定。
また、2006年7月発売予定のXDCAM HDと、i.Link(HDV) 経由で1080iの相互コピーが可能になるとのこと。