Final Cut Pro 6(発表概要)
Final Cut Pro 6(ファイナルカットプロ6)の新機能を、オフィシャルページ をもとに見てみます。
これは4K対応の新しいビデオコーデックで、非圧縮HD画質(10bit 4:2:2サンプリング、HDCAM SR同等)をSDのファイルサイズで扱えるというもの。
モードには標準とHQがあり、フレームレート等も自由に選べるようです。
なお、ioHDではProResでキャプチャー可能で、通例からすれば他のキャプチャーボードもコーデック次第でいずれ対応することでしょう。
■オープンフォーマット・タイムライン
異なるフォーマットのクリップの混在は今までも出来ていましたが、他の放送用NLEと同じくレンダリング不要で扱えるようになりました。
■SmoothCam
Shake (続投の模様)からの移植機能として、ポイントトラッキングによるカメラぶれ等の補正が行えます。なお、デモムービーを見る限り、クリップを解析して自動で適用するようです。
■P2/XDCAM対応の新しいキャプチャーウィンドウ
Panasonic P2とSony XDCAMのテープレスフォーマットから素材をインポートする際のインターフェースが標準になったようです。
メタデータの取得も可能な模様。
■FxPlug とRT Extremeの強化
マルチフォーマットのRT再生のほか、種類が追加されたFxPlugやSmoothCam、あるいはFxPlugベースで作成されたサードパーティーエフェクト(デモムービーではMagic Bullet Luuk Suite)などもGPUアクセラレートでリアルタイム処理が可能な模様。
Motion 3ではテンプレートの作成が簡単になったのに加え、FCP6に配置した場合はFCP6上で画像やテキストの差し替えが可能になりました。