V3HD
6月上旬より、Musetex(株式会社オービット ミューズテクス事業部) から、Mark of the Unicorn (MOTU) 社製のビデオユーザー向けキャプチャーインターフェース「V3HD 」が発表されています 。
資料によると、Final Cut Pro / Premiere Proに対応したこの製品はMac/PCとFireWireで接続し、2Uラックサイズのフロントには8ch×2のプログラマブルレベルメーターをはじめとする多彩なステータス表示を備え、リアにはHD-SDIから下はアナログコンポジットまでの入出力とHDMI出力、RS-422・LTCなどのコントロール系、96kHz対応の8ch AES/EBUやSP-DIFを含む各種オーディオインターフェース(RCAは無い模様)を装備しているとのこと。
なお、発売時期や価格、Apple ProRes 422 Codecへの対応は不明です。
以下リリースノート(翻訳、PDF) より引用
特徴 • Mac/PCで利用可能なFirewire接続によるHD/SDヴィデオインタフェイス • Firewireによるプラグ&プレイ接続–HDならびにSD映像品質での取り込みと再生がFirewire端子を搭載した現世代のMacやPCで可能• Apple Final Cut ProとAdobe PremiereProに対応 • Firewireを介した入出力でDVCPRO HDの720ならびに1080フォーマットの取り込みと再生が可能 • DVCPROベースの互換性と品質–転送レイト100Mb/秒のDVCPRO HDフォーマットによるCPU効率ならびに非longGOPのネイティヴ編集 • 全ての非圧縮10-bit SDフォーマットによる取り込みと再生 • HDMI出力–HDMI入力を搭載したプラズマやLCDフラットスクリーンディスプレイ、DLP等のプロジェクターを使って安価なHDモニタリングが実現できます。フルHDパネルも出るならば、フルピクセル表示も可能 • 放送品質のリアルタイムSD to HDアップコンヴァージョン(ハードウェアベース) • リアルタイム2:3ならびに2:3:3:2プルダウン挿入ならびに除去機能 • アップ/ダウンコンヴァージョンにおける包括的なズームモードによりアナモーフィック、ピラーボックス、レターボックス、14:9ピラーボックス、14:9レターボックスならびにフルスクリーンに対応 • サイマルSD/HDオペレーション–同時にSDならびにHDの複数入力ソースならびに複数出力先を接続可能、HDやSDのソースを瞬時に切り替え、同時にそれぞれのHD/SD出力先にルーティングが可能 • 2ラックサイズの筐体にそれぞれの入出力に専用端子を搭載–それぞれの機器をそれぞれ専用の入出力端子に接続が可能。ケーブルの付け替えや使い難いブレークアウトボックスの用途における不満を解消 • 入力ソースの切り替え、SDからHDへのアップコンヴァージョン、HDからSDへのダウンコンヴァージョン、そしてプルダウン除去並びに挿入をスタンドアローンオペレーションでも可能ビデオ入出力 • 専用HD-SDI BNC入力ならびにBNC出力(4:2:2 10-bit) • 専用SDI BNC入力並びにBNC出力(4:2:2 10-bit) • HD-SDIサブ出力 • SDIサブ出力 • HDMI出力(4:2:2 10-bit YCbCrまたはRGB) • 別売りのHDMI-to-DVIアダプターでDVI出力にも対応 • 専用HDコンポーネント入力ならびに出力(10-bit YPbPrまたはRGB) • 専用SDコンポーネント入力並びに出力(10-bit YPbPrまたはRGB) • 専用10-bitコンポジット入出力 • 専用10-bit Sビデオ入出力 • 400 Mbit 1394 FireWire A端子1基 • 800 Mbit 1394b FireWire B端子2基音声入出力 • 32チャンネル同時音声入出力 • 全ての一般サンプルレイトフォーマット(44.1から192KHz)に対応した8チャンネルアナログ入出力 • XLRアナログ入出力4基を別途搭載 • 96KHzまで対応した8チャンネルのAES/EBUディジタルオーディオ入出力 • AES/EBU入出力端子各2基による4チャンネルを別途搭載 • 8チャンネルHD-SDI並びにSD-SDI 24-bit 44.1または48KHzのSDIエンベデットオーディオ入出力 • 8チャンネルHDMI 24-bit 44.1または48KHzのSDIエンベデットオーディオ入出力 • 8チャンネルADATオプティカルディジタルオーディオ入出力–副バンクも搭載で96KHzにて8チャンネルのオペレーションが可能 • 専用ヴォリュームノブと連動したフロントパネルに搭載したヘッドフォンジャックによる厳格なヘッドフォンモニタリングを提供 • CueMix DSP内蔵オーディオモニターミックス–32チャンネル入力、16バスミキサー機能でカメラ、マイクプリアンプ、その他の音声ソースをレイテンシー無しでモニターできます。センド/リターンを設定してディジタルミクサーやアウトボードプロセッサーの融合も可能 • CueMix DSPによる複数ステレオバスミックス–16種類の独立したステレオミックス(176.4や192KHzでは8ステレオ)を作り、メイン出力、ヘッドフォン、アウトボードプロセッサーのセンドリターン等にアサインが可能 • オーディオ遅延補正–完全自動または任意設定による制御で映像にシンクした音声を提供 • オーディオモード–32チャンネルのクロスプラットフォームオーディオインタフェイスとして動作 • スタンドアローンオペレイション–コンピュータとの接続がなくとも映像のルーティング、音声のミックスが可能シンクロナイゼイションとリモート機能 • ビデオリファレンス–ブラックバースト、コンポジット信号またはHDシンクに同期、スルー端子付き • タイムコード入出力–タイムコードのジェネレイト、同期が可能(LTCまたはエンベデット)• RS-422リモート搭載–接続されたカメラまたはビデオデッキをFinal Cut Proやマシンコントロールが可能なホストで9-pinコントロールが可能 • ワードクロックイン/アウト/スルー–ディジタルミクサーやディストリビューションボックス等から44.1から192KHzまでのオーディオクロックに連続して同期が可能 • USBを介したファームウェアのアップデイト • ワールド対応の内蔵スイッチング電源 • フロントパネルでの機能設定ならびにモニタリング • フロントパネルの2 x 16バックライトLCDで殆どの機能にアクセス、設定が可能 • 10セグメントラダータイプLED–クリップインディケイターを装備したヴォリュームメーターを8アナログオーディオ用に装備 • アサイン可能なプログラマブル10セグメントラダータイプLEDをアナログ、AES/EBU、オプティカルまたはエンベデットオーディオで切り替え可能 • ビデオステイタスLED–取り込み/再生ビデオフォーマットの設定を一目で確認できるステイタス表示 • タイムコードディスプレイ–タイムコードの変換またはジェネレイト、またはホストアプリケーションからのタイムコードをフレーム精度で表示付属ソフトウェアと互換性 • MOTU Video Console(MOTUビデオコンソール)ソフトウェアを付属–HDならびにSDビデオ信号の接続状況をグラフィカルに表示、またV3HDの制御可能なプログラマブル機能を設定可能 • MOTU CueMix Consoleソフトウェアを付属–32チャンネルオーディオ入力のすべてがオンスクリーンでグラフィカルにミックスが可能なソフトウェアCueMix consoleを付属 • Mac OS X、Windows XP、Windows Vistaに対応したクロスプラットフォーム対応 • Apple Final Cut Pro 5以降またはAdobe Premiere Pro 6以降に対応 発売元:米国 MOTU, Inc. ※お問い合せ:03-5459-1161または |