Final Cut Pro (v1-v7)

HD/SDの優先フィールド

※この記事は「優先フィールドについて」と関連していますので、
こちらもお読み下さい。
(2009.4.30)

SDは優先フィールドが偶数ですが、HDのインターレース(1080/60iとか、”i”がつくフォーマット)は奇数が優先になっており、この「優先フィールド」の違いが、HD(高精細度)時代には一般的にしばしば問題となってきています。

どちらかのフォーマットだけで完結すれば気にする事はありませんが、例えばベースのシーケンス(というかマスター)がNTSCで、そこにHDの素材を混在させたいときなどは、HDの優先フィールドが逆なので、そのままでは、レンダリングすると先に来る絵と後に来る絵が逆になるので、動きのある部分がカクカクして非常に見にくく不自然になってしまいます。(逆も同じ。また、見にくいだけでなく、極端な話「素材の改変」という問題になりかねません。)


このような事態を避けるには、優先フィールドを統一する必要があります。

とはいっても難しい事をする必要はなくて、FCP5であれば「シフトフィールド」フィルタを適用すればOKです。

ただ、ちょっとだけ気をつけなければならないのは、クリップをシーケンスに編集したとき、親切なことに、大抵の場合FCP5が自動的に「シフトフィールド」フィルタを適用してくれるので、確認せずに手動で更に追加適用してしまう、あるいは適用されていると思っていたらされていなかった、という事態が発生 するかもしれない、ということです。

ここだけ気をつければ、SD/HD (interaced)の混在も特に問題ありませんが、仕組みを知っておいたほうがよいと思いますのでまとめてみました。

シフトフィールド設定

5.0(2005.6.10)


アップル社の製品情報ページ
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/finalcutpro/

<Products Overviewより>
================================
■技術仕様
編集およびタイムライン
● 23.976、真の24、25、29.97、30、60fpsでの編集
● 最大16のアングルをリアルタイム再生できる、最大128ソースのマルチカム編集
● ソース/レコードの3ポイント編集
● トランジションあり/なしの挿入と上書き
● 置換、Fit-to-Fill、スーパーインポーズ編集
● ドラッグ&ドロップ編集が可能な編集オーバーレイ
● カミソリツールおよびカミソリツール(すべて)による編集点の追加
● 拡張、分割編集
● タイムラインの同期インジケータ
● タイムラインの隣接インジケータ(スルー編集)
● タイムラインでのデュープ(複製)の検出
● キーフレームのグラフ表示
● トラックのターゲット
● トラックのロック
● 自動選択ツール
● タイムラインにタイムコード、フィートとフレーム、フレームを表示
● 各種マーカー(クリップ、シーケンス、スコア、チャプタ、圧縮)
● DVD Studio Proへのマーカーの書き出し(チャプタ、圧縮)
● Soundtrack Proへのマーカーの書き出し(スコア)
● LiveTypeへのマーカーの書き出し(クリップ、シーケンス)
● タイムラインでのオーディオ波形の表示
● タイムラインでの不透明度オーバーレイ
● タイムラインでの音量レベルオーバーレイ
● トラックごとの高さ変更
● タイムライン、ブラウザでのフォントサイズの調整

トリミング
● リップル
● ロール
● スリップ、スライド
● リフト、リップル削除
● マルチトラックの非対称トリミング
● ダイナミックトリミング
● JKLトリミング
● トリムウインドウ
● タイムラインを使ったトリミング
● キーボードや数値入力を使ったトリミング

エフェクト
● ソフトウェアベースのスケーラブルなマルチストリーム対応リアルタイムエフェクトをDV、SD、HDフォーマットで作成できるRT Extreme
● メインディスプレイとNTSC/PALまたはHDモニタで完全同期しながら、エフェクトをリアルタイムで再生
● 再生ビデオの画質、フレームレートをハードウェアの能力に応じて自動的に調整するDynamic RT
● Motionとの連係によるモーショングラフィックの処理
● Shakeとの連係によるビジュアルエフェクトの処理
● 8ビット、10ビットHDR(32ビット浮動小数点)での画像処理
● タイムリマップツール
● ビューア、タイムラインでのグラフを使ったキーフレームの表示、編集
● 200種類以上のトランジション、エフェクト、フィルタ
● エフェクトのお気に入りへの登録(無制限)
● モーション、エフェクト属性のコピー&ペースト
● ネスト化による無制限のレイヤー数
● ベジエ曲線によるモーションパス設定
● 数値入力とキーフレーム設定によるアニメーションやエフェクトの正確なコントロール
● Boris Calligraphyによる2D/3Dタイトルの作成
● LiveTypeを使ったタイトルアニメーション、キャプション、グラフィックスの作成
● 合成、変換モード
● Photoshopファイルの読み込み(レイヤー構成、アルファ設定を含む)
● 他社製After Effectsプラグインのサポート
● FXScript、FXBuilderによるカスタムフィルタ、エフェクトの作成
● Digital Cinema Desktopによる、Apple Cinema Display上でのリアルタイムSD/HDプレビュー再生

各種ツール
● マルチトラックオーディオミキサー
● キーボード、ユーザインターフェイスのカスタマイズツール
● ナレーションのタイムラインへの直接取り込みが可能なボイスオーバーツール
● ショットを比較できるフレームビューア
● ビューア、キャンバスでのソースタイムコードオーバーレイ
● マルチレイヤーの複雑なシーケンスをRAMでプレビューできるQuickView

オーディオ
● 最大24チャネルのオーディオ入出力のサポートによるマルチチャンネルオーディオ
● オンスクリーンのマルチトラックミキシングコンソール
● 外部コントロールサーフェスのサポート
● Soundtrack Proとの連動によるオーディオミキシング、サウンドデザイン
● リアルタイムのフェーダーオートメーション
● 多様なキーフレームの間引き機能
● リアルタイムのオーディオフィルタ、エフェクト
● 再生中のリアルタイムのオーディオフィルタ調節
● OMFオーディオ出力
● サブフレーム精度のキーフレーム設定(1/100フレーム単位)
● 8〜24ビット/8〜96kHzサンプリング
● オーディオレベルメーター(各トラック)
● Mac OS X Audio Unitプラグインのサポート
● パンコントロール
● ミュート、ソロコントロール
● タイムラインでのオーディオ波形の表示
● 対数スケールでのオーディオフェード
● 音程の変化しないスクラブ再生
● 25種類以上のオーディオフィルタ

カラーコレクション
● プライマリ(3 way)カラーコレクション
● セカンダリ(2 way)カラーコレクション
● 画像コントロールフィルタ
● 4ポイントおよび8ポイントのガーベージマット
● ハードウェア精度の波形モニタとベクトルスコープ
● 放送用セーフフィルタ
● レンジチェック用のゼブラストライプオーバーレイアプリケーション
● Unicodeのフルサポート
● ウインドウサイズの動的な変更
● ワークフローを効率化するモードフリーなインターフェイス
● 複数のシーケンスやプロジェクトを同時に開くことが可能
● 最大99回、操作の取り消しが可能
● 99本のオーディオトラックと99本のビデオトラック。シーケンスのネスト化もサポート
● システム環境設定、ユーザ設定
● すばやく設定できる簡易セットアップ
● カスタマイズ可能なインターフェイス要素:
− キーボード
− リアルタイムエフェクト設定
− レンダリング設定
− ウインドウの配置
− ユーザインターフェイスボタン
− ブラウザのレイアウト
− トラックのレイアウト
● 外部エディタ(ヘルパーアプリケーション)のサポート
● 「サポートプロファイルを作成」コマンドによるAppleCareサポートの向上

対応フォーマットおよび入出力*
● DV、DVCAM、DVCPRO、DVCPRO50、DVCPRO HDのネイティブ編集
● ネイティブHDV(ロングGOP MPEG-2)の編集
● IMXのネイティブ編集(50Mbps)。30、40、50Mbpsメディアに対応
● IMXクリップの入出力(要他社製ソフトウェア)
● 非圧縮8/10ビットHD(PCIカードを使用)
● 非圧縮8/10ビットSD(FireWireまたはPCIカードを使用)
● Apple Intermediate Codec
● OfflineRT Photo-JPEGコーデック
● 1080i 50/60、1080p 23.98/24、720p 23.98/30/60 の各HDフォーマット
● プルダウンツールによるテレシネ/リバーステレシネ
● フレーム精度のログ&キャプチャー
● フレーム精度でテープへ録画、編集
● シリアルデバイスコントロール(RS-422、RS-232)
● FireWireデバイスコントロール
● ログ&キャプチャーツール(バッチ、クリップ、オンザフライ)
● 静止画像インポート(PSD、BMP、JPEG、PICT、PNG、SGI、TARGA、TIFF)
● テープに録画しながらインサート、アセンブル編集が可能
● Compressor 2によるエンコーディング、フォーマット、変換、バッチ処理

フィルム
● Cinema Tools 3が付属
● 35mm(3perf)、35mm(4perf)および16mm-20をサポート
● 包括的な統合フィルム管理ツール
● タイムラインでのフィート、フレームの表示
● Final Cut Proでのビデオのキーコード、インクナンバーオーバーレイの表示
● Final Cut Proのブラウザでのフィルムデータの表示
● 24fps EDLの入出力
● 24fps EDLと29.97fpsの相互変換
● Cinema Tools、Final Cut ProでのALE、ATN、FLX、FTLファイルの読み込み
● キーナンバー、インクナンバー、ビデオおよびオーディオのタイムコードのトラッキング
● 以下のリスト出力に対応:
− カットリスト
− チェンジリスト
− オプティカルリスト
− プルリスト
− デュープリスト
− ミッシングエレメントリスト
− オーディオEDL
● メディアをデータベースにリンク
● データベースとFinal Cut Proの同期
● フィルムデータをFinal Cut Proで直接表示
● 検索と並べ替え
● ポスターフレーム機能
● クリップを指定したフレームレートに変換
● リバーステレシネ機能(Cinema Tools、Final Cut Pro)
● ALEファイルの書き出し
● Final Cut Proのバッチリストの読み込み/書き出し

メディア管理
● メディア管理ツール
● レンダリングファイルマネージャ
● ブラウザを使った強力な検索、並べ替え、絞り込み
● クリップのラベル
● カスタムコメントフィールド
● フィルムデータベースとCinema Tools 3との連動
● マスタークリップと関連クリップ
● シーケンス単位またはプロジェクト全体での項目の移動、コピー、トランスコード
● 統合、トリム、アーカイブ
● 自動再接続とバッチ取り込みによるオンライン化
● EDLの入出力
● 自動保存ボールト
● XMLインターチェンジフォーマットによるワークフローの統合
● バッチ書き出し
● Compressorとの連動

*一部の機能を使用するには、追加のハードウェアが必要です。DV、DVCPRO50、DVCPRO HD出力にはFireWire対応のカメラもしくはデッキが必要です。FireWire経由のSD出力には、AJA Ioが必要です。詳しくは、アップル製品取扱販売店にお問い合わせください。

システム条件
● 500MHz以上のPowerPC G4、G5プロセッサを搭載したMacintoshコンピュータ
● Mac OS X v10.3.9またはMac OS X v10.4以降
● QuickTime 7以降
● 512MB以上の実装メモリ
● HD機能を使用するには、1GHz以上のシングルまたはデュアルプロセッサと、1GB以上のRAMが必要(2GB以上を推奨)
● アプリケーションをインストールするには、1GB以上のディスクスペースが必要
● オプションのテンプレート、ループ、コンテンツ、チュートリアルをすべてインストールするには、さらに10GB以上が必要(別のディスクへのインストールも可)
● DVDドライブ(アプリケーションのインストールに必要)

================================
※内容は当時のものです。
※アップル社の一般配布資料より

FCP HDアップデータ(2004.4.26)

※FCP 4.5

<「Get Final Cut Pro HD アップデートの入手」より>

http://www.apple.com/jp/finalcutpro/download/index.html

Final Cut Pro HDならびに付属アプリケーション、Cinema Tools、Compressor、LiveType、Soundtrackの最新アップデータを手に入れましょう。Final Cut Pro HD(バージョン4.5)は、Final Cut Pro 4をお使いの全ユーザに必須のアップデートです。

Final Cut Pro HDの新機能
・ネイティブなDVCPRO HD編集、RT Extremeにも対応
・720p HDビデオへの対応
・Digital Cinema Desktopによる、Apple Cinema Displayを使ったHDのリアルタイムプレビュー(コンピュータのDVIポート経由)
・PAL(25fps)環境での24fps編集に対応
・トリム編集ウインドウでのオーディオ再生が向上

拡張されたHDサポート
・DVCPRO HDフォーマットに対応:そのまま取り込んで、編集し、再圧縮なしで書き出し可能
・放送品質の4:2:2 YUV HDを、FireWire経由の100Mbpsストリームとして入出力可能
・DVCPRO HD 720p (24fps, 60fps) および 1080i (30fps) のサポートにより、高性能なHD編集に対応
・その他の720p HDフォーマットのサポートにより、より多くのカメラやデッキに対応
・RT ExtremeのHD対応により、HD映像に対するマルチストリームのエフェクトとトランジションをリアルタイムでプレビュー可能
・Digital Cinema Desktop機能により、コンピュータ本体のDVIポートから出力したHD映像をApple Cinema Display上でリアルタイムでプレビュー可能
・PAL(25fps)環境での24fps編集に対応

ワークフローの統合性
・新しいProアプリケーションのMotionに対する統合性の強化で、制作プロセスをスピードアップ(中間のレンダリングや読み込み/書き出し操作が不要)
・Final Cut Pro HDのタイムラインにMotionのプロジェクトファイルを直接ドラッグ&ドロップし、その後、Motion側で加えた変更はFinal Cut Pro HDプロジェクトに自動的に反映(LiveTypeプロジェクトでも同様)
・JKLキーによる再生コントロールを、外部モニタへの出力映像にも反映
・23.98fpsプロジェクトで、カラーバーのレンダリングと表示に対応

パフォーマンスの向上
・OpenGL、Velocity Engineの処理が向上
・4GB以上の搭載メモリを適切に検出
・オーディオ機能の向上
・オーディオのみの場合のタイムコードのオーバーレイ表示を適切に処理
・「テープに編集」と「ビデオにプリント」で、複数のオーディオチャネルのミックス結果を適切に反映
・トリム編集ウインドウでのオーディオ再生が向上

アプリケーション全般の改善
・一部のAfter Effectsプラグインとの互換性が向上

4.1.1アップデータ(2004.3.30)

<ソフトウェアアップデートより>

Final Cut Pro 4.1.1 の新機能
Final Cut Pro 4.1.1 アップデートでは、Macintosh コンピュータで簡体中国語の文字を入力するユーザが、簡体中国語の入力プログラムの使用中に遭遇する問題が解消されています。
簡体中国語のシステムで Final Cut Pro 4 をお使いのユーザの方に、Final Cut Pro 4.1.1 へのアップデートをお勧めします。

4.0(2003.8.23)


<データシートより>
=====================================
主な新機能

創造する自由
● RT Extremeはソフトウェアベースのリアルタイムエフェクトで、外部ビデオモニタでの再生もサポート
● キーボードショートカット、インターフェイスのボタン、ウインドウやトラックのレイアウト、ブラウザのカラムを自由に構成できるカスタマイズツール
● 各種トリミングツール、トリムウインドウ、タイムラインの機能が向上
● マルチチャネルオーディオの出力を始めとする、先進的なオーディオ機能
● 32ビットアニメーションフォント—LiveFontsを使用したプロ品質の革新的なタイトルが作成できるアプリケーションLiveTypeが付属
● 著作権フリーの高音質なサウンド素材をプロジェクトに同期させ、オリジナル曲が作れるアプリケーションのSoundtrackを付属
● クリップやシーケンスの再生速度・方向を自在に操れるタイムリマップ機能

プロフェッショナルな出力とスケーラビリティ
● 新搭載のMPEG-2コーデックを始めとする、フィニッシングや配信に利用できる4種類の新しい放送品質コーデック
● あらゆる要素をチャネル当たり32ビット浮動小数点カラーでレンダリングするHDRイメージング
● 新たにチェンジリスト、インクナンバー、3perfの35mmフィルムをサポートした24fpsプロジェクト管理ツールのCinema Toolsを付属
● MPEG-2、MPEG-4、QuickTimeがサポートする各種コーデックのエンコーディング用バッチ処理ツールのCompressor
● フィニッシング時の補正やカラーコレクションに利用できる包括的なツールセット
● Panasonicの24P DVおよびDVCPRO50もサポートした強力なメディア管理ツール

拡張性と柔軟性
● 異なるシステムや制作ワークフローとの統合を可能にするXMLインターチェンジフォーマット
● 完全非圧縮の8ビットおよび10ビットビデオをサポートする、FireWireベースのオーディオ・ビデオ機器の開発をサポートする新しいI/Oフレームワークを用意
● 再生速度の変化やスチルフレームの情報正確に生成するEDL機能の強化
● FXScripts、Adobe After Effectsプラグイン、Mac OS X Audio Unitの各プラグインをサポート

製品の特長
編集およびタイムライン
● 23.976、真の24、25、29.97、30(fps)各フレームレートでの編集
● ソース/レコードの3ポイント編集
● トランジションあり/なしの挿入&上書き
● 置き換え、空きに合わせる、スーパーインポーズ
● ドラッグ&ドロップ編集時の編集オーバレイ
● カミソリ&カミソリ(すべて)ツール
● エクステンド&スプリット編集
● タイムラインの同期インジケータ
● タイムラインの隣接インジケータ(スルー編集)
● タイムラインでのデュープ(複製)検出
● キーフレームのグラフ表示
● トラックのターゲット化
● トラックのロック
● 自動選択ツール
● タイムラインのタイムコード(フレーム)表示
● 各種マーカー(クリップ、シーケンス、スコア、チャプタ、圧縮)
● DVD Studio Proへのマーカー書き出し(チャプタ、圧縮)
● Soundtrackへのマーカー書き出し(スコア)
● LiveTypeへのマーカー書き出し(クリップ、シーケンス)
● タイムラインでの波形表示
● タイムラインでの不透明度オーバレイ
● タイムラインでの音量レベルオーバレイ
● トラックごとの高さ変更

トリミング
● リップル
● ロール
● スリップ&スライド
● リフト&リップル削除
● 複数トラックの非対称トリミング
● ダイナミックトリミング
● JKLトリミング
● トリムウィンドウ
● タイムラインを使ったトリミング
● キーボードや数値入力を使ったトリミング

エフェクト
● RT Extreme(ソフトウェアベースのスケーラブルな、マルチストリーム対応リアルタイムエフェクト。OfflineRT、DV、完全非圧縮SDに対するリアルタイムエフェクトをMacディスプレイとNTSC/PALモニタに完全同期しながら同時に出力・表示)
● RT Extremeの品質設定は「低・中・高」の3種類(可能な限りの最大数のストリームでリアルタイム合成&エフェクトが可能。高品質ではDVテープにフル解像度で最終出力)
● RT Extremeモードは「セーフ・無制限RT」の2種類
● 8ビット、10ビット、HDR(32ビット浮動小数点)でのレンダリング
● タイムリマップ
● ビューア、タイムラインでのグラフを使ったキーフレームの表示&編集
● 200種類以上のトランジション、エフェクト、フィルタ
● お気に入りエフェクト(上限なし)
● モーションやエフェクトの属性をコピー&ペースト
● ネスト化による無制限のレイヤー数
● ベジエ曲線によるモーションパス設定
● 数値入力とキーフレーム設定によるアニメーションやエフェクトの正確なコントロール
● Boris Calligraphyによる2D/3Dタイトル作成
● LiveTypeを使ったアニメーションタイトルとタイトルジェネレータ
● 合成モードと変換モード
● Photoshopファイルの読み込み(レイヤー構成&アルファ設定を含む)
● 他社製Adobe After Effectsプラグインのサポート
● オリジナルのフィルタ&エフェクトを作成できるFXScriptとFXBuilder

オーディオ
● 最大24チャネルのオーディオ出力
● オンスクリーンのマルチトラックミキシングコンソール
● リアルタイムのフェーダーオートメーション
● キーフレームによる可変制御
● リアルタイムのオーディオフィルタ&エフェクト
● リアルタイムのオーディオフィルタ調節(再生中も可能)
● Soundtrack(オーディオループ作成ツール、多数の音楽ループとサウンドエフェクト付き)
● OMFオーディオに対応
● サブフレーム精度のキーフレーム設定(1/100フレーム単位)
● サンプリング(8〜48kHzレート/8〜24bitサイズ)
● オーディオレベルメーター(各トラック)
● Mac OS X Audio Unitプラグインのサポート
● パンコントロール
● ミュート&ソロコントロール
● タイムラインでのオーディオ波形表示
● 対数カーブによるオーディオフェード
● スクラブ再生(音程変化あり/なし)
● 25種類以上のオーディオフィルタ
● Peak Express(オーディオ編集ツール)

メディア管理
● メディア管理ツール
● レンダリングマネージャ
● ブラウザを使った強力な検索・並べ替え・ふるい落とし
● クリップのラベル
● コメントフィールド
● マスタークリップと“子”となるクリップ
● シーケンス単位またはプロジェクト全体での項目の移動、コピー、トランスコード
● 統合、トリム、アーカイブ
● 自動再接続とバッチ取り込みによるオンライン化
● EDLの入出力
● 自動保存ボールト
● XMLインターチェンジフォーマットによるワークフローの統合
● バッチ書き出し
● Compressor(エンコーディングのバッチ処理ツール)

カラーコレクション
● プライマリ(3ウェイ)色補正
● セカンダリ(2ウェイ)色補正
● YUV
● イメージコントロールフィルタ
● 4ポイントおよび8ポイントのガベージマット
● ハードウェア精度の波形モニタとベクトルスコープ
● ブロードキャストセーフフィルタ
● 適正放送範囲チェック用の「ゼブラストライプ」オーバレイ

各種ツール
● マルチトラックオーディオミキサー
● キーボード&ユーザインターフェイスのカスタマイズツール
● ボイスオーバーツール(タイムラインにナレーションを直接取り込み可能)
● フレームビューア(ショットの比較用)
● ビューア&キャンバスでの「ソースタイムコード」オーバレイ
● QuickView(マルチレイヤーの複雑なシーケンスをRAMプレビュー)

アプリケーション
● Unicodeを完全サポート
● ウィンドウサイズのダイナミックな変更
● ワークフローを効率化するモードフリーなインターフェイス
● 複数のシーケンスやプロジェクトを同時に開くことが可能
● 最大99回までのアンドゥ(操作の取り消し)
● 最大99オーディオトラック、最大99ビデオトラック(シーケンスのネスト化により上限なし)
● 自動保存ボールト
● システム&ユーザ設定
● すばやくセットアップできる簡易設定
● キー割り当てのカスタマイズ
● RTエフェクト設定のカスタマイズ
● レンダリング設定のカスタマイズ
● ウィンドウレイアウトのカスタマイズ
● ユーザインターフェイスボタンのカスタマイズ
● ブラウザのレイアウトのカスタマイズ
● トラック配置のカスタマイズ(タイムライン)
● 外部エディター(ヘルパーアプリケーション)を設定可能
● AppleCareによるサポートを強化する「サポートプロファイルの作成」コマンド

対応フォーマットと入出力*
● 非圧縮8および10ビットHD(YUV 4:2:2)(PCIカードを使用)
● 非圧縮8および10ビットSD(YUV 4:2:2)(FireWireまたはPCIカードを使用)
● DVCPRO50(4:2:2)(FireWireを使用)
● DV/DVCAM(4:1:1)(FireWireを使用)
● NTSCおよびPAL
● 1080i/1080p HD (23.976、真の24、25、29.97、30fps)
● プルダウンツールによるテレシネ/リバーステレシネ(AGDVX100)
● サンプル精度のオーディオ&ビデオ同期
● フレーム精度のログと取り込み
● シリアルデバイスコントロール(RS-422、RS-232)
● FireWireデバイスコントロール
● ログと取り込みツール(バッチ取り込み、クリップ取り込み、再生しながらの逐次取り込み)
● 静止画像(PSD、BMP、JPEG、PICT、PNG、SGI、TARGA、TIFF)
● テープへのインサート&アセンブル編集
● Compressor(MPEG-2、MPEG-4、およびQuickTimeが対応している各種コーデックでのエンコーディング&書き出しのバッチ処理ツール)

* 一部の機能には追加のハードウェアが必要です。DV映像の出力には、DV方式のカメラもしくはデッキが必要です。FireWire経由のSD映像の出力には、AJA Ioが必要です。詳しくは、アップル製品取扱販売店にお問い合わせください。

フィルム
● Cinema Toolsが付属
● 35mm(3perf、4perf)および16mm(20perf)をサポート
● 包括的なフィルム管理ツール
● 24fps EDLの入出力
● 24fps EDL⇔29.97fpsの相互変換
● ALE、ATN、FLX、FTLの各ファイルを読み込み
● キーナンバー、インクナンバー、ビデオ&オーディオのタイムコードを追跡
● 以下のリスト出力に対応:
− カットリスト
− チェンジリスト
− オプティカルリスト
− プルリスト
− デュープリスト
− ミッシングエレメントリスト
− オーディオEDL
● メディアをデータベースにリンク
● 検索と並べ替え
● ポスターフレーム機能
● 指定したフレームレートへのクリップを変換
● リバーステレシネ機能
● ALEファイルの書き出し
● Final Cut Proのバッチリストの読み込み/書き出し

LiveType
● LiveFonts(アニメーション対応フォント)
● エフェクトのカスタマイズ
● 著作権フリーのアニメーションコンテンツ集
● 洗練されたプロジェクトのテンプレート
● キーフレーム制御によるアニメーション
● ワイヤーフレームによるリアルタイムプレビュー
● キャンバスでのRAMプレビュー
● 各種フォーマットの読み込み
● 解像度非依存でスケーラブル
● キャラクター単位のダイナミックなコントロール
● Unicode対応システムフォントのサポート
● ロールアニメーションとクロールアニメーション
● カーブに沿ったテキスト
● FontMaker(オリジナルLiveFontsの作成ユーティリティ)

Soundtrack
● Final Cut Proユーザにおなじみのインターフェイス
● モジュラー設計でオーディオループを管理
● スコアマーカー付きのFinal Cut Pro映像を読み込み
● 著作権フリーの多数のループ&サウンドエフェクトが付属
● アップル&Emagicによるオーディオエフェクトプラグイン
● 強力な検索エンジン
● 組み合わせたループの音程とテンポをマッチング
● すべての操作をリアルタイムで実行
● AIFF、WAV、ACIDフォーマットに対応
● プロ仕様のオーディオエフェクト
● Mac OS X Audio Unitのサポート
● ミキシングとエフェクト(パラメータ変更)を完全自動化

Compressor
● 高性能なエンコーディングエンジン
● 2パスVBR(Variable Bit Rate)エンコーディング
● 先進的な動き予測
● Final Cut Pro 4のタイムラインの編集結果からメディアを
直接エンコーディング
● Iフレーム挿入で互換性を向上
● QuickTime対応
● MPEG-4をサポート
● 次世代のオーディオストリーミングメディア
● 分割画面によるエンコーディング前後の比較
● 高画質なイメージ処理
● 商用クラスのプリセット設定が付属
● エンコーディングの自動化
● グループ化されたプリセット設定でバッチ処理をすばやく
準備

システム条件
● 350MHz PowerPC G4プロセッサとAGPグラフィックカード(GPU)を備えるMacintoshコンピュータ
− RT ExtremeとSoundtrackには以下の最小システム条件を満たすことが必要:733MHz以上のPower Mac G4シングルプロセッサモデル(500MHzプロセッサでは1MB三次キャッシュ必須)、任意のPower Mac G4デュアルプロセッサモデル、667MHz以上のPowerBook G4
● Mac OS X v10.2.5以降
● QuickTime 6.4以降
● 384MB以上の実装メモリ(RT ExtremeとSoundtrackには512MB以上を推奨)
● 1GBのディスクスペース(アプリケーションのインストールに必要)
● 5GBのディスクスペース(Soundtrackのコンテンツに必要)
● 9GBのディスクスペース(LiveTypeのコンテンツに必要)
● DVDドライブ(インストール作業に必要)

サービス&サポート
Final Cut Proには、オンラインヘルプ、電子マニュアル、購入後90日間の無料電話サポートが付属します。また、Tech Info Library、Discussion Boardsなど、AppleCareが提供するオンラインのサポートリソースもご利用いただけます。さらに、年間有償契約でご利用いただけるAppleCare Professional SupportLine &Tools、ご質問一件ごとの有償サポートAppleCare Professional SupportLine(インシデントサポート)もご利用いただけます。詳しくは、http://www.apple.co.jp/support/products/index.ht mlをご覧ください。

製品情報
Final Cut Pro 4
製品番号:M9038J/A
製品パッケージには、アプリケーションおよびコンテンツを収めたDVD、ユーザガイド、チュートリアルガイド、電子マニュアルが付属します。

LiveType
機能満載、プロ品質のアニメーションタイトル。
主な特長
● アップルの革新的なLiveFontsでタイトルに生き生きした動きを与え、プロ品質のアニメーションタイトルをすばやく簡単に作成。
● 放送品質の著作権フリーなアニメーションコンテンツ集と洗練されたプロジェクトのテンプレートを活用し、複雑なプロジェクトもすばやく準備完了。オリジナルテンプレートを作成・保存して将来的なプロジェクトで利用したり、同じプロジェクトで流用することも可能。
● TrueType、PostScriptの各システムフォントも組み合わせて文字単位でダイナミックにコントロールすることで、いっそう高まる表現力と柔軟性。
● 複数のパラメータで、動き・変形・タイミングを決めてエフェクトを演出し、キャンバス内の任意数の要素に適用可能。このモーションエフェクトをオリジナル設定として保存しておけば、別のプロジェクトでも流用可能。
● キャンバス内でのRAMプレビューを使い、レンダリング前にエフェクトを確認することで効率的に作業。
● QuickTimeがサポートする全フォーマットで読み込みと書き出しが可能。

Soundtrack
映像にぴったりの音楽を。
主な特長
● プロフェッショナルでハイクオリティな音楽をビデオエディター自身が簡単に作成し、Final Cut Proプロジェクトにすばやく同期。
● 著作権フリーの楽器ループやサウンドエフェクトが多数付属するほか、AIFF、WAV、ACIDTM用ループサウンドを読み込んで利用することも可能。
● 音楽ループを組み合わせてブロックを並べるように配置していくだけで、著作権フリーのオリジナルサウンドトラックが完成。
● 強力な検索エンジンを使って、楽器・音楽ジャンル・雰囲気などを基準に、即座にオーディオクリップを見つけることが可能。
● 編集中の内容はどの段階でもリアルタイムでコントロールできるため、レンダリング前なら異なる設定をすぐに試すことが可能。
● プロ仕様のオーディオエフェクトを備え、Mac OS X Audio Unitプラグインもサポート。多数の付属エフェクトはアップルおよびEmagic製。
● 各エフェクトはオートメーション完全対応し、いっそう柔軟なコントロールが可能。

Compressor
バッチ処理でエンコーディングを自動化。
● MPEG-2、MPEG-4、QuickTimeフォーマットでの高性能エンコーディングをバッチ処理で自動化。
● 動き予測と2パスVBRエンコーディングで、高画質なMPEG-2ストリームを効率的に生成。
● Final Cut Pro 4内部から利用することで、デジタルメディアの編集から仕上げまでのワークフローを一元化。
● フィルタ設定の変更結果をその場でダイナミックにプレビューし、エンコーディング結果を事前にすばやく正確に確認。
● 業界標準のMPEG-4およびAACでエンコーディングしたコンテンツは、さまざまな機器に向けてストリーミング可能。
● ドロップレットに対するドラッグ&ドロップ操作で、エンコーディング処理を自動化。
● 商用クラスのプリセット設定を選んで、すばやくMPEGおよびQuickTimeフォーマットのファイルを生成。エンコーディングごとの設定は不要。
● ドラッグ&ドロップ操作で、1つのソースファイルに複数の設定を適用可能(異なるフォーマットで同時にエンコーディング可能)。

© 2003 Apple Computer, Inc. All rights reserved. Apple、Appleロゴ、Apple Store、DVD Studio Pro、Final Cut Pro、FireWire、Mac、Macintosh、Mac OS、PowerBook、Power Mac、QuickTime、TrueTypeは、米国その他の国で登録されているApple Computer, Inc.の商標です。OfflineRT、Velocity Engineは、Apple Computer, Inc.の商標です。AppleCareは、米国およびその他の国で登録されているApple Computer, Inc.のサービスマークです。ACIDは、Sonic Foundry, Inc.の商標です。Adobe、PostScriptは、米国およびその他の国におけるAdobe Systems Incorporatedの商標または登録商標です。PowerPCは、IBM Corp.からのライセンスに基づき使用されるIBM Corp.の商標です。この資料に記載のその他の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。この資料の記載内容は2003年11月現在のものです。この資料に記載された仕様は予告なく変更することがあります。
=====================================

※内容は当時のものです。
※アップル社の一般配布資料より

3.0.1アップデータ(2002.3.19)


ソフトウェアリファレンス

Final Cut Pro 3.0.1 Update for Mac OS X
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/finalcutpro_3.0.1_update.html

<ソフトウェアリファレンスより>
■動作内容:
下記の問題を回避するために、アップデートを行います:

デュアルプロセッサを搭載したコンピュータでは、Mac OS XにFinal Cut Pro 3.0をインストールすると、予期せず終了する場合があります。
「イ ンターネット」環境設定パネルで、一部の情報を入力していない場合にFinal Cut Pro 3.0を起動すると、Final Cut Pro 3.0が予期せず終了することがあります。この問題は、シングルおよびデュアルプロセッサを搭載したコンピュータの両方で発生します。このアップデートに よって、この問題は回避できますが、「インターネット」環境設定パネルの情報は追加されません。

■システム条件:
日本語Mac OS X 10.1.1以降、およびFinal Cut Pro 3.0

4.1アップデータ(2003.11.19)


<Get Final Cut Pro アップデートの入手>より
http://www.apple.com/jp/finalcutpro/download/fcp41/index.html

Final Cut Pro 4.1と付属アプリケーション:Soundtrack、LiveType、Cinema Tools、Compressorなどの最新アップデータを手に入れましょう。Mac OS X v10.2.xをお使いの方は、Final Cut Pro 4.1をご利用ください。

Mac OS X v10.3.xをお使いの方は、Final Cut Proの最新版、Final Cut Pro 4.5 HD Updateをご利用ください。

Final Cut Pro 4.1の新機能
このアップデータにより多数のバグフィックスとパフォーマンスの改善が行われ、次のような機能アップが図れます:
・Power Mac G5とMac OS X v10.3に合わせたパフォーマンスの最適化
・NTSC/PALモニタとコンピュータディスプレイの再生映像を同期するフレームオフセット機能
・XML交換フォーマットのサポート
・「ヘルプ」メニューに追加された「サポートプロファイルの作成」オプション(AppleCare用)
オーディオミキサーをキャンバスやビューアに連動させるソースセレクタ
3perfフィルムのサポート(Cinema Tools 2.1)

3.0(2002.1/19)


<データシートより>
=====================================
■特 長
● ソース/レコードの3ポイント編集、JKLキーボードによる操作、マッチフレーム編集、エクステンド編集、スプリット編集、トリム・オン・ザ・フライ、マルチトラックトリミング、複数のタイムラインおよびネスト化されたタイムラインをサポート
● キーボードショートカットによる操作を強力にサポート(ショートカットキーボードラベルを付属)
● シームレスに編集、トリミング、エフェクト、合成といった作業の切替えが可能な、特定の作業方法にしばられないユーザインターフェイス
● ソフトウェアベースで初めて、デュアルストリームのリアルタイムエフェクト再生を可能にしたG4リアルタイムエフェクトアーキテクチャ1
● オフライン、DV、M-JPEG、非圧縮SD/HDまでを単体アプリケーションで扱えるスケーラビリティ
● 大容量の取り込みが可能で、オフライン編集の後にスムーズにオンライン編集へ移行できる、実用的なOfflineRTフォーマット2
● タイムライン上でのドラッグ&ドロップやコンテクストメニュー、直観的に操作できる編集オーバレイパネル等の柔軟なインターフェイス
● プロジェクトのトリミング、メディアの統合、Web用あるいはオフラインフォーマットへのトランスコーディングが可能な先進的なメディアマネージャ
● 先進的なプライマリまたはセカンダリの色補正が可能なカラコレツール
● 他のオフライン/オンライン編集システムとの併用を可能にするEDL読み込み/書き出し機能
● 他のオーディオ編集システムとの併用を可能にするQuickTimeベースのOMFオーディオ書き出し機能、EDL読み込み/書き出し機能
● 3Dアニメーションによる美しいタイトル作成が可能なBoris Calligraphyを新たに付属

■システム条件
● 300MHz以上のPowerPC G3/G4プロセッサおよび内蔵FireWireポート搭載のMacintoshコンピュータ
— G4リアルタイムエフェクトには、500MHz以上のシングル/デュアルプロセッサ搭載のPower Mac G4またはPowerBook G4が必要です。
— DVフォーマットのメディアに対するG4リアルタイムエフェクトをノート型コンピュータで実行するには、667MHz PowerBook G4が必要です。
● Mac OS 9.2.2またはMac OS X v10.1.1
● QuickTime(付属)
● 256MB以上の実装メモリ(G4リアルタイムエフェクトには384MB以上を推奨)
● 40MB以上の空き領域を持つハードディスク(インストールに必要)
1 G4リアルタイムエフェクトには500MHz以上のシングル/デュアルプロセッサ搭載のPower Mac G4またはPowerBook G4が必要です。DVフォーマットのメディアに対するG4リアルタイムエフェクトをノート型コンピュータで実行するには、667MHz PowerBook G4が必要です。
2 OfflineRTフォーマットは、新しいQuickTime Photo-JPEGコーデックを利用しています。320×240ピクセルで取り込まれた映像の最大データレートは660KB/秒となるため、ハードディスク1GB当たり約40分のOfflineRTフォーマット映像を保管することが可能です。
3 動作確認されている他社製リアルタイム取り込みカードの一覧は、www.apple.co.jp/finalcutproをご覧ください。
4 利用しているG4リアルタイムエフェクトによって、最大再生トラック数は変わります。

■パッケージ内容
● アプリケーションCD、チュートリアルCD
● ユーザガイド、チュートリアルガイド
● Boris Calligraphyプラグイン
● CGM FXScript DVEプラグイン
● Bias Peak DV 3

■特長
画期的な新機能
● 業界初、コンピュータのCPUだけでデュアルストリームのエフェクト再生を可能にしたG4リアルタイムエフェクトアーキテクチャ(Power Mac G4およびPowerBook G4でトランジション、タイトル、合成、カラーコレクションを特別なハードウェアなしでリアルタイム処理・表示可能1。かつてない柔軟性とパフォーマンスをモバイル/デスクトップ編集環境に提供)
● ハードディスク1GB当たり40分以上の高品質なオフライン映像を取り込み可能にするOfflineRTフォーマット2(OfflineRTへはFireWire経由の取り込み時にリアルタイム変換、またはメディアマネージャを使って変換可能)
● プライマリおよびセカンダリの色補正が可能なカラコレ機能、ブロードキャストセーフフィルタ、適正放送範囲のチェック機能、ゼブラストライプオーバーレイその他、専用ハードウェアの精度を持つビデオキャリブレーションツール
● 内蔵または外部マイクロフォンを使ってタイムライン上に音声を直接取り込めるボイスオーバーツール
● 3Dアニメーションの美しいタイトルを作成できるBoris Calligraphy(付属)
● ビデオキューブ、3Dフリップ、なめらかなソフトワイプ、先進的なページめくり等の
高品質なトランジションを作成できるCGM FXScript DVE(付属)
● 複数のクリップのタイムコードを同時表示するタイムコードオーバレイ
● 複雑なエフェクトをレンダリングなしで確認できるQuickViewプレビュー
● 指定した時間間隔でプロジェクトを自動保存し、編集プロセスを以前の状態に戻すことが可能な自動保存ボールト
● 機能向上したメディアマネージャによる変換前・後のプロジェクトサイズのグラフ表示。シーケンスを別のクリップビンへ移動・統合。プロジェクトのフォーマット(新しいOfflineRTを含む)変換
● 新しいツールベンチウインドウ(ビデオスコープ、QuickView、ボイスオーバーツールを含む)を特長とするスリーアップ表示
● タイムライン上の各トラックについて、再生ヘッド位置にあるフレームのソースタイムコードを表示できるタイムコードオーバレイ
● タイムライン上のトラックにある互いに同期したクリップを表示できるQuick-Syncインジケータ
● プロジェクトで使用するメディアの編集に利用するアプリケーションを指定できる外部エディタ初期設定(編集結果はプロジェクタに反映)
● 23.976fps HDTVフォーマット(インターレース/プログレッシブ)のサポート
● その他の機能向上:最大12まで指定できる作業用ディスク、スルー編集インジケータ、フリッカーリダクションフィルタ、クロマキーフィルタのインターフェイス向上、残りのレンダリング時間表示など

編集
● ソース/レコードの3ポイント編集
● シームレスに編集、トリミング、エフェクト、合成といった作業の切替えが可能な、特定の作業方法にしばられないユーザインターフェイス
● ディゾルブ、ワイプ、モーションエフェクト、タイトル、カラコレの結果をレンダリングなしでリアルタイム再生可能(ソフトウェアベースのG4リアルタイムエフェクトアーキテクチャ、ハードウェアベースのPCIリアルタイム処理カードの両方をサポート)3
● マッチフレーム編集
● エクステンド/スプリット編集機能
● 1つのプロジェクト内で複数のタイムラインをサポート
● インサート、オーバレイ、置き換え等のマルチアクション
● 編集の後戻りがワンステップで可能
● アクティブトラックのターゲット化
● タイムラインでの数値入力によるトリミング
● スリップ/スライド、リップル、ロールの各編集ツール
● タイムラインでのスルー編集インジケータ
● 黒みを使った編集およびトリミング
● 同期の検出と自動補正
● コメントや継続時間を記述可能なマーカー
● オフライン編集、オンライン編集を選択可能
● ワンステップで入れるトランジションとスーパーインポーズ編集モード
● よく利用する機能を入れておける編集パレット
● タイムコードオーバレイとQuick-Syncインジケータ
● 属性コマンドのペーストおよび削除が可能

合成とエフェクト
● エフェクトを駆使したレイヤーを無制限に作成可能なエフェクトレイヤー(内蔵の合成およびエフェクトアーキテクチャを使用)
● モーションパスやグラフを使ったベジェ曲線コントロールの制御、数値入力によるエフェクトやアニメーションの正確なキーフレーム制御
● Final Cut Proのモーションタブおよび各種エフェクトから利用できるQuickTimeリアルタイムアーキテクチャ対応のPCIリアルタイム処理カード(Matrox社RTMacおよびPinnacle Systems社CineWave)をサポート1
● BorisFX、CGMのエフェクトツールを使って、2D/3Dアニメーションを使ったタイトルやトランジション(各面に映像を貼り付けたビデオキューブ、ページめくり等)を作成可能
● 映像や画像を画面上で直接操作可能
● 無制限に作成可能な合成レイヤー
● Adobe Photoshopファイルのレイヤーを保持しながら読み込み、エフェクトやモーションを設定可能
● 互換性のある他社製After Effectsプラグインを使ってエフェクトを適用可能
● サブピクセル精度の補間レンダリング
● ネスト化したシーケンス(編集は自在)の挿入
● 標準的なものから、3Dやスクロールを用いた先進的なものまで多彩なタイトルが生成可能なテキストジェネレータ
● フィルタをキーフレーム制御することで時間経過とともに変化するエフェクトを生成可能
● Ease In/Ease Outモーションパスを使ったスムーズな合成アニメーション
● ワイヤフレームによるリアルタイム再生を使って複雑なエフェクトを作成可能
● FXBuilderスクリプティング言語を使ってオリジナルのフィルタやトランジションを作成可能
● クリップだけでなく、指定範囲の時間にエフェクトを適用可能
● Adobe Photoshopと同様の描画モード(乗算、比較など)
● 合成には、アルファ、青バックまたは緑バック、輝度など、さまざまな方法が利用可能
● フレームブレンディングを伴うスローモーションなど、再生時間に関するエフェクトを使用可能
● モーションブラーと、イメージのインターレース除去
● インターレース映像中の静止フレームのチラツキをフリッカーフィルタを使って削減可能
● キャンバス内でのモーションパス全体の移動
● レンダリング品質を低くすることで、すばやいプレビューが可能(4種類の品質設定のそれぞれにレンダリングキャッシュを用意)
● あらかじめ用意された60種類以上のトランジションと、75種類のフィルタおよびキーフレーム制御可能なエフェクト

先進的なメディア管理
● クリップ単位またはシーケンス単位での移動・再デジタイズ・統合・トリミング・アーカイブ化が可能なメディア管理ツール
● 変換前・後の容量をグラフで確認しながらシーケンスやプロジェクトを変換(再デジタイズ)可能
● EDL読み込み/書き出しによる、他社製オフライン/オンライン編集システムとの効率的な連携作業
● デジタルカットをフレームに正確にテープに書き出し可能
● EDLの内容をテキストウインドウで確認可能
● 99回までのアンドゥ(作業の取り消し)機能と、タイムスタンプ付きの自動保存ボールトで作品を保護
● タイムコードオーバレイで各フレームのソースタイムコードを確認可能
● タイムラインのトラック中にある同期クリップをQuick-Syncインジケータを使って確認可能
● プロジェクトで使用するメディアの編集に使う外部アプリケーションを初期設定で指定可能
● 多くのDVデバイスから映像を直接取り込み可能
● 自動保存ボールト機能により、プロジェクトの編集プロセスを以前の状態に戻すことが可能
● 複数のビン/フォルダにクリップやエフェクトを保管可能
● ビン内の項目をアイコンまたはリストで(名前順に並び替えるなどして)表示可能
● 複数のシーケンスやプログラムの同時オープンが可能
● 複数条件による並べ替え・ふるい落とし・Boolean検索、長いクリップ名の表示が可能
● クリップに関する情報を41種類のビンカテゴリ(ファイルサイズ、フレームレート、コメントなど)で保管可能
● オプション作成したサブクリップを使用可能
● サムネールを使ってブラウザウィンドウ内でのスクロール再生が可能

オーディオ
● 8トラック以上の音声をリアルタイム再生可能4
● OMFオーディオ書き出しのサポートにより、業界標準のオーディオミキシングシステムとの連携作業が容易
● リバーブ、EQ(イコライザ)、エコー、ノイズゲートなどのオーディオフィルタを内蔵
● サブフレーム編集(1/100フレーム単位)が可能
● 幅広いレート/サイズ(8〜48kHz/8〜16ビット)でサンプリング可能
● オーディオレベルメータ
● オーディオパン(定位)コントロール
● 対数カーブによるオーディオフェード
● 固定/可変ピッチによるスクラブ再生
● ワンステップで適用できる自動オーディオトランジション
● 3バンドEQ、パラメトリックEQ、コンプレッサ/リミッタ、60/120Hzハムリムーバ、ノイズゲートを含む12種類以上のオーディオフィルタ
● クリップやシーケンスのオーディオピークを検出
● 再生時間の圧縮・伸長、VSTプラグイン、音声ファイルのバッチ処理に対応するPeakDVアプリケーション(付属)

アーキテクチャ
● シームレスに編集、トリミング、エフェクト、合成といった作業の切替えが可能な、特定の作業方法にしばられないユーザインターフェイス
● YUV(ビデオ映像のネイティブ色空間)を基本とするレンダリングエンジン
● QuickViewによるプレビューにより、複雑なエフェクトをレンダリングなしで確認可能
● 各種フォーマットによる取り込みに対応する、選択可能なデバイスコントロールと簡易セットアップ
● QuickTimeを基本とするクロスプラットフォームの配付・配信を強力にサポート
● Adobe After EffectsプラグインとFinal Cut Pro 3のFXScriptプラグインをサポート
● 現行のMacintosh全モデルでスムーズなパフォーマンスが得られる設計
● PowerPC G4のVelocity Engineと、デュアルプロセッサ搭載のPower Mac G4に最適化

入出力フォーマット
● FireWireを利用したNTSC/PAL方式のDVビデオ
● NTSC/PAL方式のコンポジット/コンポーネント形式アナログビデオおよび非圧縮SDビデオをサポート(Pinnacle Systemsほか各社のビデオ取り込みカードを使用)
● HDビデオ(1080i/23.976/24p/25/29.97/30fps)をサポート(他社製のPCIハードウェアが必要)
● QuickTimeビデオ/ファイルフォーマット(M-JPEG、Sorenson、Cinepak、Webストリーミング等)へ書き出し可能
● 標準的なイメージフォーマット(BMP、JPEG、MacPaint、Photoshop、PICT、PNG、QuickTime Image、SGI、TARGA、TIFF)をアルファチャネルを保持したまま読み込み可能
● 標準的なオーディオフォーマット(AIFF、WAV、その他の圧縮フォーマット)をサポート
● 一般的なEDLを先読みオプション付きで読み込み/書き出し可能ビデオの取り込み
● コンピュータモニタ、NTSC/PAL方式TVモニタ(ビデオデッキ、ビデオカメラ)への映像の同時出力
● 複数の解像度および変換(再デジタイズ)オプション
● ビンへのバッチ取り込み
● ログ中にサブクリップ用のマーカー作成が可能
● ログの際に映像に対するシーン、ショット、テイク、コメントの記述が可能
● 専用ハードウェアの精度を持つ波形モニタとベクトルスコープ
● 自動同期補正
● ロングフレームインジケータ

テープへの出力と書き出し
● デバイスコントロールを使ったテープへのインサート/アセンブル編集
● 最大4,000×4,000ピクセル(ITU-R 601の720×486ピクセルオプション、720×576非正方形ピクセルオプションを含む)までの任意の解像度
● 圧縮/非圧縮出力
● 60フィールド処理

© 2001 Apple Computer, Inc. All rights reserved. アップル、Appleロゴ、Apple Store、Final Cut Pro、FireWire、Mac、Macロゴ、Macintosh、PowerBook、QuickTimeは、米国およびその他の国で登録されているApple Computer, Inc.の商標です。DVD Studio Pro、OfflineRT、Power Mac、SuperDrive、Velocity Engineは、Apple Computer, Inc.の商標です。Adobeは、米国およびその他の国で登録されているAdobe Systems Incorporatedの商標です。PowerPCは、IBM Corp.からのライセンスに基づき使用されるIBM Corp.の商標です。その他、この資料に記載の会社名および製品名は各社の登録商標または商標です。ソフトウェアの使用に関する一切の条件は使用許諾契約に基づきます。この資料の記載内容は2001年12月現在のものです。製品仕様は予告なく変更する場合があります。

=====================================

※内容は当時のものです。
※アップル社の一般配布資料より

2.0.2アップデータ(2001.8/29)


ソフトウェアリファレンス

Final Cut Pro 2.0.2 アップデート
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/finalcutpro_2.0.2_update.html

Tech Info Library
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=75153

<TILより>
■Final Cut Pro 2.0.2 について

Final Cut Pro 2.0.2 はアップデータプログラムです。ハードディスクに Final Cut Pro 2 がすでにインストールされている必要があります。このアップデータは、Final Cut Pro 2.0 の日本語版用です。あらかじめご了承ください。

このアップデートでは、以下の確認されている問題に対応しています。

「トリム編集」ウインドウで数値を使用してトリミングした場合、再生が停止されなくなりました。
Final Cut Pro は「Macintosh マネージャ」の環境でも動作するようになりました。
32 kHz オーディオファイルの音声が 48 kHz シーケンスでひずむという問題は解決されました。
アイコンモードの「ブラウザ」で、ブラウザ項目の名前が変更できないという問題は解決されました。
コンピュータのメモリ(RAM)が 1 GB を超える場合、「オーディオメーター」ウインドウを使用すると、Final Cut Pro が予期せず終了してしまうことがあるという問題に対応しています。

■システム条件
Final Cut Pro 2.0.2 のシステム条件は、Final Cut Pro 2 と同じです。

2.0(2001.6/18)


<データシートより>
==================================
■特 長
リアルタイム編集に対応した編集、合成、およびエフェクト
● リアルタイム編集に対応したプロフェッショナル向けの編集、合成、およびエフェクトツールを1つのクリエイティブ環境に統合
● 別売のMatrox社製RTMacカードにより、まったく新しいシームレスなQuickTimeリアルタイムアーキテクチャを利用可能に
● ワイプ、ディゾルブ、モーショングラフィックスなどの完璧なエフェクトをリアルタイムに作成。もうレンダリングは必要ありません(1)
● ベジェ曲線、グラフ、および数値制御を使った、キーフレームによるエフェクトとアニメーションを適用可能
● ダイレクトでプロキシフリーなインターフェイスによる合成が可能

先進の生産性およびメディア管理ツール
● コンピュータのモニタ、NTSCまたはPALモニタ、VCRまたはカメラへの同時ビデオ出力が可能(2)
● DV、SD、およびHDTVをサポート
● ソース/レコードウインドウ、タイムライン、キーボード、コンテキストメニュー、またはユニークな多機能ウインドウによる編集
● 多数のキーボードショートカットにより、迅速かつ容易なメディアナビゲーションを実現
● EDL(Edit Decision List)の読み込み/書き出しを使用した、オンラインおよびオフラインシステム間での効率的なワークフローの確立
●「トリム・オン・ザ・フライ」機能によるオーディオとビデオの同期
● あらゆるプロジェクトでの複数のシーケンスを使用した操作
● フレーム単位で正確にテープへ書出し
● テキストウインドウでのEDL(Edit Decision List)の表示
● 自動保存機能と最大99回までの「取り消し」機能による作業内容の保護
● Ease In/Ease Outモーションパスによるスムーズな合成アニメーションの作成
● Cleaner 5 EZを使用した、最も一般的なWebフォーマットでのストリーミングメディアの簡単な作成
● デュアルプロセッサ搭載Power Mac G4コンピュータでは、驚くべきマルチプロセッシングのパフォーマンスを発揮

プラグ&プレイによるデジタルビデオの編集
● 最新のFireWire搭載Power Mac G4およびPowerBook
コンピュータですぐに動作
● Velocity Engine搭載Power Mac G4およびPowerBook G4に最適化
● 大部分のDVデバイスからの直接的なビデオ取り込み
● Final Cut Pro認定のビデオ取り込みおよび出力カードと共に動作し、大部分のプロフェッショナル向けフォーマットおよび接続に対応2
● コンピュータのモニタ、PALまたはNTSC TVモニタ、VCR、またはカメラへの同時出力

オーディオ編集ツール
● 8トラック以上のオーディオをリアルタイムに再生
● OMFオーディオ書き出し機能により、業界標準のミキシングおよびフィニッシングシステムを使用したワークフローに対応
● リバーブ、EQ、エコー、ノイズゲートを初めとするオーディオフィルタを搭載
● フレームの1/100単位でのサブフレームオーディオ編集
● VSTプラグインをサポートしたオーディオ編集ツール

新しいリアルタイムアーキテクチャ
● ネイティブなYUVベースのビデオレンダリングエンジン
● 高速なプレビューを実現する4つのユーザ定義レンダリング品質
● すばやいエフェクトのプレビューを可能にするカスタムドラフトモード設定
● Velocity Engine搭載PowerPC G4プロセッサに最適化
● さまざまなフォーマットの取込みモードを、簡単に設定
● 新しいQuickTimeベースのリアルタイムアーキテクチャ上に構築

■システム条件
●300 MHz以上のPowerPC G3またはG4プロセッサを搭載したMacintoshコンピュータ
● Mac OS 9.1以上(Mac OS Xとの互換性はありません)
● QuickTime 5.0以降
● 192MB以上のメモリ(リアルタイム編集には256MBのメモリが必要)
● インストール時に、20MB以上の空き領域(未使用)を持つハードディスク
● 1台または複数の高速SCSIメディアドライブの接続を推奨

■製品番号および同梱物
Final Cut Pro 2
製品番号M8179J/A
● Final Cut Pro 2ソフトウェア
● QuickTime Proソフトウェア
● Maxon Computer社製CINEMA 4D GO
● Puffin Designs社製Commotion DV(4)
● Media 100社製Cleaner 5 EZ for QuickTime
● Focal Point Systems社製EDL Access
● 総合的なチュートリアルを含む操作マニュアル
● 2セットのキーボードショートカットラベル

■製品詳細
入出力フォーマット
● Macintosh FireWire ポートを使用したデジタルビデオ
● 認定された他社製取り込みカードを使用した、すべてのプロフェッショナル向けフォーマットのサポート
● MotionおよびPhoto JPEG、Sorenson、Cinepakを含むQuickTimeのビデオおよびファイルフォーマット
● アルファチャネルを保持した(読み込みのみ)標準的なイメージフォーマット(BMP、JPEG、MacPaint、Photoshop、PICT、PNG、QuickTime Image、SGI、TARGA、TIFF)
● AIFF、WAV、およびさまざまな圧縮フォーマットを含む標準的なサウンドフォーマット
● QuickTime Webストリーミングフォーマットでの書き出し
● 先読みオプションを含む一般的なEDLの読み込みと書き出し

ビデオキャプチャ
● 複数の解像度と再デジタイジングオプション
● ビンへのバッチデジタイジング
● ロギング中のマーカ作成
● ロギング中にシーン、ショット、テイク、およびコメントをフットページに追加する機能
● 波形モニタとベクタースコープ

テープへの出力と書き出し
● カットの即時再生
● デバイスコントロールを使用したテープへの挿入とアッセンブル編集
● ITU-R 601 720×486ピクセルおよび720×576ノンスクエアピクセルオプションを含めた、任意の組み合わせによる最大4,000×4,000ピクセルまでの解像度
● 圧縮または非圧縮出力
● 60フィールドの処理

編集
● A/Bモデルに代わるインライントランジション
● 3ポイント編集
●「JKL」キーボードのサポート
● 最も頻繁に使用する機能を含んだ編集パレット
● 置き換え編集に使用できるマッチフレーム機能
● 自動化されたLカット
● マルチトラックトリミング
● シングルステップによるバックタイム編集機能
● アクティブトラックのターゲット化
● タイムラインを使用した数値トリミング
● スリップおよびスライド編集ツール
● 複数のビデオ編集と単一のオーディオトラックとの同期
● 自動的な訂正機能を含む同期ずれマーカー
● コメントと継続時間を追加できるマーカー
● オフラインファイルを対象とする編集
● ワンステップによるトランジションおよびスーパーインポーズ編集モード

合成とエフェクト
● ビデオとイメージの直接操作
● 事実上制限のない合成レイヤー
● レイヤーを保持したAdobe Photoshopファイルの読み込み
● サブピクセルレベルのモーションの精度
● ネストされたシーケンスのサポート
● テキストジェネレータ
● キーフレームベースのフィルタ
● ワイヤフレームのリアルタイム再生
● 75を超えるフィルタとキーイングエフェクト
● 他社製の認定済みAdobe After Effectsプラグインのサポート
● カスタムフィルタとカスタムトランジションの作成を可能にするFXBuilderスクリプティング言語
● 乗算や差異などのPhotoshop形式の転送モード
● アルファ、青または緑バック、ルミナンスを初めとするさまざまな合成方法
● 自動的なアルファ合成
● スローモーションフレームのブレンド
● モーションブラーとイメージのインターレース削除
● あらかじめ定義されている60を超えるトランジション

オーディオ機能
● 8から48 kHzおよび8から16ビットでのサンプリング
● 8を超えるオーディオトラックのリアルタイムミキシング
● オーディオパンコントロール
● 対数オーディオフェード
● オーディオスクラブ
● ピッチシフト(>1x)を使用したオーディオシャトル
● 3バンドおよびパラメータイコライザ、コンプレッサ/リミッタ、60/120 Hzハムリムーバ、ノイズゲートを初めとする統合化されたオーディオフィルタ

メディア管理
● 新しいメディア統合コマンド
● 複数のシーケンスとプログラムを開く機能
● 名前およびその他のパラメータを基準としたアイコンおよびリスト表示
● クリップとエフェクトを格納するための複数のビンとフォルダ
● ブラウザによる使用済み/未使用クリップの検索
● オプションサブクリップのサポート
● シーケンスとクリップに適用する日付と時刻
● レンダーマネージャ内でレンダーファイルに適用する日付
● ポスターフレームの設定
● レンダーファイルの再リンク
● 複数項目のソート、シフト、およびBoolean検索のサポート

(1) リアルタイムカードが必要です。
(2) Final Cut Pro 2は、動作確認されたリアルタイムプロセッシングカードおよびキャプチャカードと共に動作します。動作確認されたリアルタイムプロセッシングカードとデバイスの一覧については、www.apple.co.jp/finalcutprをご覧ください。
(4) Commotion DVにはFX機能のセットは含まれていません。

© 2001 Apple Computer, Inc. All rights reserved. Apple、Appleロゴ、Apple Store、Final Cut Pro、FireWire、Mac、Macintosh、Macロゴ、およびPowerBookは米国その他の国で登録された米国アップルコンピュータ社の商標です。DVD Studio Pro、Power Mac、QuickTime、およびVelocity Engineは米国アップルコンピュータ社の商標です。PowerPCは、IBM Corp.からのライセンスに基づき使用される、IBM Corp.の商標です。その他製品名と会社名は、一般にその会社の登録商標です。この資料の記載内容は2001年4月現在のものです。この資料に記載された仕様は、予告なく変更することがあります。

=====================================

※内容は当時のものです。
※アップル社の一般配布資料より

自分史ビデオ・思い出シアター
2024年11月
« 6月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930