Final Cut Studio

プロアプリケーションサポート4.0.2

ソフトウェアアップデート経由。


このアップデートは、アップルのプロフェッショナルアプリケーションのキーボードインターフェイスの安定性の問題を解決します。Final Cut Studio をお使いのすべてのユーザの方にインストールをお勧めします。

※FCPUGに寄せられた情報によれば、Motion 3のキーボードショートカット(タイムラインウィンドウがアクティブ時の矢印キーでの再生ヘッドの移動)が改善されているようです。
※kaitoさん、ありがとうございます。

プロアプリケーションサポート

ソフトウェアアップデート経由。


このアップデートは、アップルのプロフェッショナルアプリケーションの一般的なユーザインターフェイスの信頼性を改善するために提供されるものであり、Final Cut Studio、Final Cut Pro、Motion、Soundtrack Pro、DVD Studio Pro、Aperture、Final Cut Express HD、Soundtrack、Logic Pro、および Logic Express をお使いのすべてのユーザの方にインストールをお勧めします。

FCS2:ドキュメントフォルダ

Final Cut Pro 6, Soundtrack Pro 2, Motion 3, Color, DVD Studio Proの各アプリケーションはドキュメントフォルダを自動作成します。


各アプリケーションで一度作業をすると、デフォルトではMacintosh HD/ユーザ/xxxx/書類/の中に”xxxx Documents”フォルダが作成され、キャプチャーファイルや自動保存プロジェクトなど必要なファイルの保存先に指定されます。

それぞれのフォルダには
・Final Cut Pro=キャプチャー、レンダリング、自動保存、キャッシュ類
・Soundtrack Pro=レコーディングファイル、編集したメディアの作業ファイル
・Motion=プロジェクトの自動保存とオプティカルフローの解析キャッシュ
・Color=デフォルトのプロジェクト、メディア、レンダリングファイルの保存場所
・DVD Studio Pro=(未調査)
が保存されます。
finderscreensnapz004.jpg

なお、一般的にはFinal Cut Proの場合は作業ディスクの設定や変更はワークフローの一部としてよく行われますが、その他のアプリケーションのDocumentsフォルダにも容量が大きくHDDの速度が再生などにも影響するようなレンダリングファイルやMotionのオプティカルフローキャッシュなどが保存されますので、気付かずに作業を続けるとMacintosh HDの容量を圧迫してシステムが不安定になったり、レンダリング後の再生が安定しないなどトラブルの原因となる可能性が高くなります。

これらもシステムボリューム(Macintosh HD)以外の、できれば物理的に別の(作業用の任意の)大容量・高速ドライブ(外付けや、Mac Proなら内蔵の増設HDDなど)に変更したほうがよいでしょう。

変更するには、元のxxxx Documentsフォルダを変更先にコピーしておき、アプリケーションの環境設定を開いて指定場所を変更するとよいでしょう。

またはまったく任意の名前のフォルダも指定できますので、使い方に合わせて設定します。

motionscreensnapz001.jpg
例)Motionの環境設定

FCS2のインストールは25分以上待つ

Final Cut Studio 2のパッケージに入っている「Final Cut Studio 2コンテンツのインストールについて」という書類に、次の点に関する注意が書いてあります。


本文には各ディスクのインストールに10〜20分かかる事が説明されており、その後に「重要」として以下の内容が記載されています。

重要:インストールが失敗したと判断してインストーラーを閉じる前に、少なくとも25分間はディスクコンテンツのコピーを続行してください。

関連記事(Tech Info):Final Cut Pro 2: インストールの進行状況が 100% のままになる

Audio Content 2,3ディスクを認識しない

特定の光学ドライブでFinal Cut Studio 2の「Audio Content 2」「Audio Content 3」ディスクを認識しない現象が発生しています。


これは管理人の環境の話ですので他の環境でどうかは未検証ですが、参考に書きます。

症状が発生しているドライブ:LG電子 GSA-H10N (2006年5月製および10月製の2台で発生)
症状:Audio Content 2およびAudio Content 3を認識/マウントしない
検証環境:Mac Pro 2.66 QuadおよびPowerMac G5 1.8Dual

経過:
Mac ProにGSA-H10Nを載せた環境でFinal Cut Studio 2のインストール作業を開始。しかしAudio Content 2ディスクを挿入したところ認識せず。他のFinal Cut Studio 2構成ディスクは認識します。

ドライブの劣化または個体の問題かと考え、製造年月日の異なる同型のドライブに換装したが、同じく認識しません。

また、同じドライブをG5に載せて試したところ、やはり認識しませんでした。
よって、ドライブの個体差ではなく両ディスクとGSA-H10Nモデルとの間の問題であると考えられます。

なお、この検証では全てのAudio Content2, 3ディスクで起こるかどうか(ディスク自体の個体差やプレスロットの問題の可能性)はわかっていません。

追記:Mac Proの純正Super Driveでは認識しました。2007.7.1

FCS2出荷開始

fcs2_box_125.jpg 本日より予約されたユーザーの手元に届いている模様。
また、オンラインストア でも発送が24時間以内となっています。
アップルストアで購入する→Final Cut Studio 2

Apple ProRes 422 white paper 日本語版

Apple ProRes 422コーデックに関する技術白書(white paper)の日本語版が公開されています。

http://images.apple.com/jp/finalcutstudio/pdf/ProRes422_WP_070518.pdf
(PDFにリンク)

Final Cut Studio2:日本語版価格

アップルジャパンのニュースリリース が出ています。

新規=148,000円
FCSからのアップグレード=58,000円
FCPあるいはProduction Suiteからのアップグレード=78,000円
出荷=6月下旬

【価格と販売について】
Final Cut Studio 2は6月下旬より、アップルのオンラインストアであるApple Store ® (www.apple.com/japanstore )、アップル直営店、およびアップル製品取扱販売店を通じて、148,000円にて販売されます。現 行のFinal Cut Studioをお使いの登録ユーザは58,000円でアップグレードすることができます。また、Final Cut Proをお使いの登録ユーザはいずれのバージョンからでも78,000円でアップグレードすることができます。Final Cut Studio 2の利用に必要なシステム条件等の詳細は、www.apple.com/jp/finalcutstudio でご覧になることができます。

Final Cut Studio2:価格、システム要件

Apple Store USでは既に受け付け開始 をしています。

新規=$1,299
FCSからのアップグレード=$499
FCPあるいはProduction Suiteからのアップグレード=$699
出荷=5月
price

また、PowerPCにも対応です。


Final Cut Studio 2システム要件
すべてのFinal Cut Studioアプリケーションをインストールするための最低条件
1.25GHz以上のPowerPC G4、PowerPC G5、Intel Core Duo、Intel Xeonプロセッサを搭載したMac
1GBの実装メモリ
AGPまたはPCI Express Quartz Extremeグラフィックカード(Intel グラフィックプロセッサを使用したシステム上の動作はサポートされていません。)
1024×768以上のディスプレイ
Mac OS X v10.4.9以降
QuickTime 7.1.6以降
DVDドライブ(アプリケーションのインストールに必要)

アプリケーションのシステム条件
・Motion
Mac Pro、MacBook Pro、Intel Core Duo搭載iMac、Power Mac G5、iMac G5、1.25GHz以上のプロセッサを搭載したPowerBook G4、1.25GHz以上のプロセッサを搭載したフラットパネルiMacに標準装備されているグラフィックカード
ATI Radeon 9800、9700 Pro、9600 XT、9600 Pro
ATI Mobility Radeon 9700、9600
NVIDIA GeForce 7600 GT、7300 GT、6600、6600 LE、FX Go5200、FX 5200 Ultra
16/32ビットレンダリングを実行するには、128MB以上のVRAMを搭載したグラフィックカードが必要

・Color
Mac Pro、17インチMacBook Pro、Intel Core Duo搭載24インチiMac、2.5GHz以上のプロセッサを搭載したPower Mac G5 Quadに標準装備されているグラフィックカード
ATI Mobility Radeon X1600
ATI Radeon X1600、X850 XT
NVIDIA GeForce 7800 GT、7600 GT、7300 GT、6800 Ultra DDL、6800 GT DDL、6600、 Quadro FX 4500
1680×1050以上のディスプレイ
3ボタンマウス

・DVD Studio Pro
DVD Studio Pro 4でオーサリングされたHD DVDを再生するには、PowerPC G5またはIntel Core Duoプロセッサを搭載したMacが必要
完成したプロジェクトをディスクに書き出すには、Apple SuperDriveなどのDVDレコーダーが必要
完成したプロジェクトを2層DVDに書き出すには、2層記録対応のレコーダーと2層DVDが必要
HDプロジェクトをリプリケータに転送するには、外部ドライブまたはインターネットによるプロジェクトのディスクイメージの転送が必要
コピープロテクション、デュアルレイヤー機能が組み込まれた3Dプロジェクトをリプリケータに転送するには、DLTドライブ、外部ドライブ、インターネットによるプロジェクトのディスクイメージの転送が必要

・Soundtrack Pro
マルチチャネルオーディオコンテンツの5.1chサラウンドのモニタリング:6つ以上の出力を持つオーディオインターフェイス
マルチトラック録音:複数の入力を持つオーディオインターフェイス

推奨構成
すべてのアプリケーションで以下の構成を推奨

圧縮HD、非圧縮SDを処理する場合は2GBの実装メモリ
非圧縮HDを処理する場合は4GBの実装メモリ

アプリケーションの推奨構成
・Motion
以下のいずれかのグラフィックカードを推奨
ATI Radeon X1900 XT、X850 XT、X800 XT、X1600
NVIDIA GeForce 7800 GT、6800 Ultra DDL、6800 GT DDL、Quadro FX 4500
32ビットレンダリングを実行するには、256MB以上のVRAMを搭載したグラフィックカードが必要

・Color
以下のいずれかのグラフィックカードを推奨
ATI Radeon X1900 XT、9800 XT、9800 Pro、9650、9600、9600 XT、9600 Pro
1680×1050以上のディスプレイ

空きディスクスペース
すべてのアプリケーション(Final Cut Pro、Color、DVD Studio Pro、Soundtrack Pro、Motion、Cinema Tools、LiveType、Compressor、Apple Qmaster)をインストールするには4GB以上のディスクスペースが必要
オプションのテンプレート、コンテンツ、チュートリアルをすべてインストールするには、さらに55GB以上が必要(別のディスクへのインストールも可)

・DVD Studio Proのコンテンツのインストールに9GB
Motionのテンプレート、チュートリアルメディアのインストールに8GB
Soundtrack Proのオーディオコンテンツのインストールに24GB
LiveFont、LiveTypeアニメーションエレメント、テンプレートのインストールに12GB
Appleプロトレーニングシリーズ:Final Cut Studioのインストールに2GB

Final Cut Studioページ更新

Final Cut Studio 2(ファイナルカットスタジオ2)のオフィシャルページも更新されました。
・http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/
・NAB Show Reel 2007
・Final Cut Server
・新機能概要
index_box20070414

製品内容:
Final Cut Pro 6
Motion 3
Color
Compressor 3
Soundtrack Pro 2
DVD Stusio Pro 4
・Cinema Tools 4
・LiveType 2

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