マグネティックマスクはIntel Macでも使用できます
Final Cut Pro 11について、「一部の機能にはAppleシリコンとmacOS Sequoiaを搭載したMacが必要です」との記載がありますが、マグネティックマスクはこれには当たらず、Intel CPU搭載のMacでも使用できました。
FCP6:外部ビデオのモニタ
FCP6の新機能として、シーケンスと異なるビデオの外部機器への出力が追加されています。
(FCP6ヘルプの「新機能」より引用)
外部ビデオのモニタ 外部ビデオインターフェイスの設定がシーケンスの設定と一致しなくても、出力できるようになりました。これには以下のような例が考えられます:・DV またはHDVシーケンスを他社製インターフェイスを使って SDI 信号で出力する ・非圧縮のNTSCまたはPALのシーケンスをDVFireWire で出力する ・HDV シーケンスをDVFireWire で出力する シーケンスと出力の形式には、和合性のあるフレームレートを使用する必要があります。たとえ ば、フレームレートが60、30、または24fps のシーケンスは30fps の機器に出力できますが、25 または50fpsの機器には出力できません。また、出力機器がシーケンス設定と一致しない場 合は、追加のリアルタイム処理が必要です。これは、すでに大きなリアルタイム処理能力を必要 とするセグメントを再生するには、レンダリングが必要になる場合があることを意味します。 |
なお、FireWireでのHDVシーケンスおよびProRes422シーケンスのDV出力については、画質やフレームレートはプレビューレベルのもの(そのままマスタリングできるレベルではない)ようです。
また、SD非圧縮8bitシーケンスをDV出力してみたところ、サブコピー程度には(場合によってはマスターとしても)申し分ない出力を行う模様。
このことから、特にHDに関してはHD→SDのダウンコンバートをFireWire経由で高度に行うものではない(とりあえず動く映像を出力できるようになった)ようです。
※Mac Pro 2.66→FireWire→DSR-11でテスト。
※画質評価はあくまでユーザー毎の主観によりますので、参考までに。
Final Cut Studio 2速報(2)
(速報1 の続き)
・USでのFCS2のリリースは2007.5月中
・”IO-HD”は名称の通りAJA製
・”Apple ProRes 422″は4K対応のほか、容量的にMacBook Pro等でハンドリングできるようなものらしい?
(非圧縮127MB/sと19MB/sのProResで同じ画質が得られる、というデモが行われた模様)
・Motionはタブレットペンの対応が強化
・FCPからMotionテンプレートへのアクセス
・ShakeからFCPにスムースカム機能を移植
・Compresso 3は3倍高速化に加え、マルチスレッドなどのオプションが容易に設定できる
・FCPではカラコレの強化。3Dカラースペースを利用した色の選択、ドラッグ&ドロップでの色変更
(続く)
Images from Engadget