CS5 Switchキャンペーン

さて、10月の開始時から当サイトでも右上にバナーを掲載しておりますAdobeの衝撃的な”CS5 Production Premium Switchキャンペーン”。

期間はあと数日(Inter BEE 2010の最終日まで)ですが、すこしPRONEWSに書いてます

記事執筆の途中でシリアルナンバーの申請だけでもよくなっていたようで若干編集部から注釈が入っていますが、しかしシリアルナンバーだけでもいいってことはつまり・・・

ともかくそういうことですので、キャンペーンの内容は要チェックですよ!

書籍「Final Cut Pro 実践講座」

毎月寄稿させて頂いているビデオサロン誌でお馴染みの玄光社より、2010年10月29日から斎賀和彦/高田昌裕両氏の共著「Final Cut Pro 実践講座」が発売されています。
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Final Cut Pro関連の書籍は様々な著者の方から多数発売されており、いずれ書籍のご紹介コーナーを作ろうかとも思っていますが、本書に関しては著者のお一人でビデ オサロン本誌でも執筆されている斎賀さんから直接(mixiの日記で)発売を教えて頂いたので、敢えてご紹介させて頂きます。

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本書は玄光社MOOK/速読・速解シリーズとして、A4変形の大判サイズで見やすく、また内容的にもこれから使い始める方が一通りの事をできるまでの内容がわかりやすく網羅されています。

入手はAmazonが確実で、私のところにも本日届きましたが、手に取った実感としてはやはり誌面が広く、図版やキャプションの見やすさやページごとのボリュームが十分という点は教科書としてもベストではないかと思います。
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EOSをはじめとするファイルベース素材の扱いも基礎から応用まで、またMotion、Soundtrackなどとの連携も押さえてあり、作例素材も含めてオールカラーで見応えも十分。

これから始める方やスタッフに覚えてもらう必要のある現場などにはもちろん、自己流で使っておられる現役エディターの方にも<今更聞けない>基礎を再確認する一書として最適なのではないでしょうか。

Final Cut Pro 7.0.3

アップル社・Final Cut Pro リリースノートより

Final Cut Pro 7.0.3 のリリース情報については、以下の通りです。

  • Sony の XDCAM HD422 720p24/p25/p30 とのリアルタイム再生の互換性が追加されています。
  • Sony の NXCAM MPEG2 SD フォーマットに対応した「切り出しと転送」が追加されています。
  • 「control + G」キーを押すと、再生ヘッドの下のタイムラインで正しくギャップを閉じるようになりました。
  • 下記のとおり、クローズドキャプション .scc ファイルおよび「テープ/ビデオにプリント」の複数の問題が修正されています。・AJA Io HD への出力がクローズドキャプションデータを保持するようになりました。・同じシーケンスを何度も出力すると、ユーザは異なる .scc ファイルを選択できるようになりました。

    ・「テープ/ビデオにプリント」が特定の種類の .scc データおよび Snow Leopard でハングしなくなりました。

  • LPCM オーディオのある AVCHD の読み込み速度が、ほかの種類の AVCHD の読み込みと同じようになりました。
  • SD の AVCHD のサムネール画像が正しい 4:3 のアスペクト比になりました。
  • テキストと他社製アプリケーションで作業を行うときに、XML 書き出しが改行を維持するようになりました。
  • 複数のメモリの断片化の問題が解決されています。
  • ローカライズされたバージョンの Final Cut Pro で、1080i60/1080i50 FireWire 基本簡易セットアップを使っている HDV デバイスが認識されるようになりました。
  • 「切り出しと転送」が、同じ SD カードに記録されている複数のフォーマットの取り込みに対応しています。
  • テープソースからキャプチャする際に Final Cut Pro から誤ってテープトラブルが報告されなくなりました。

Final Cut Pro 7.0.2

アップル社・Final Cut Pro リリースノートより

Final Cut Pro 7.0.2 のリリース情報については、以下の通りです。

  • サポートされるファイルを iTunes からドラッグアンドドロップできます。
  • Firestore FS100 レコーダーに P2 メディアを録画すると「この形式のプレビューはサポートされていません」というメッセージが表示される問題が修正されています。
  • 要素数が 80 個を超えるスパンクリップを P2 カードから取り込む際の問題が修正されています。
  • GeForce 9400M グラフィックカード搭載の Mac システムで、AVCHD を ProRes へトランスコードする際のパフォーマンスに関する問題が修正されています。
  • Mac OS X v10.6 Snow Leopard で、一部の他社製フィルターを使うと Final Cut Pro が突然終了する問題が修正されています。
  • マルチカムクリップ上のマーカーは、シーケンスに編集する際に保持されるようになりました。
  • 共有機能でメディアを書き出す場合も、「切り出しと転送」機能は無効になりません。
  • AJA Ki Pro で作成した ProRes メディアをメディアマネージャでコピーできるようになりました。
  • 「速度を変更」機能に関する修正については以下の通りです:
  • 機能をより正確に表すため、「速度を変更」インターフェイスの「長さ」という用語が「スムージング」に置き換えられました。
  • 速度キーフレームは別の速度キーフレームにスナップしなくなりました。これにより、タイムラインでの速度変更ウインドウへのドラッグ操作がしやすくなっています。
  • 「シーケンスをリップル」を有効にした状態で、リバースの速度変更を削除すると、クリップの長さが半分になる問題が修正されています。

Final Cut Pro 7.0.1

アップル社・Final Cut Pro リリースノートより

Final Cut Pro 7.0.1 のリリース情報については、以下の通りです。

  • AJA IO HD を使って混合フォーマットのシーケンスを再生すると Final Cut Pro 7.0 が終了してしまうことがあるという問題を解決。
  • 新しい「速度を変更」ダイアログを使って「開始」および「終了」速度ランプを同じクリップ上に追加し、「シーケンスをリップル」設定を選択しない場合の問題を解決。この設定の組み合わせにより、クリップが短時間、逆再生してしまいます。
  • 「開始」および「終了」の両方が有効でなかった場合、「速度を変更」ダイアログから「継続時間」数値入力ボックスを使って速度ランプの長さを変更できないという問題を解決。Final Cut Pro 7.0.1 では、カーブの種類を 1 つ選択することで速度ランプの長さを変更できます。
  • MacBook Pro の 2 番目のディスプレイとして Cinema Display を使用すると、Digital Cinema Desktop プレビューで画像の下部が切り取られるという問題を解決。
  • 「ギャップを閉じる」コマンドを使用すると発生する問題を解決。「シーケンスマーカーをリップル」機能を正しく使用するには、再生ヘッドがギャップの最初のフレームにある必要がありました。再生ヘッドは、ギャップの中央からでもシーケンスマーカーを正しくリップルできるようになりました。
  • フレームサイズ 2048 x 1080 および 2048 x 1556 のビデオコンテンツに色のずれが生じるという問題を解決しました。
  • 「.aif」拡張子を Voice Over Tool を使って作成されたオーディオファイルに追加。
  • インターレースされたビデオ上で Boris Title Generator を使ったロール/クロールタイトルのジッタを解決。
  • フリーズフレームをシーケンスの最初のショットとして編集した場合、そのフリーズフレームの後に 2 番目のショットを編集すると、シーケンス名が 2 番目のショットに合わせて変わってしまうという問題を解決。

バージョン情報追加

「FInal Cut Pro→バージョン/アップデート」に7.0.1〜7.0.3のリリースノートの内容を追加しました。

2010.8.18 FCPUG Meeting with FlashBack

ファイナルカットプロユーザグループのオフラインミーティングを開催します。

2010.8.18(水)
20:00〜21:30
会場「丼呑倶楽部 金太郎
東京都中央区八丁堀2−3−2
電話03-3551-5082
最寄り駅 地下鉄日比谷線 八丁堀駅


★今回はフラッシュバック社のご協力の下、FCPで使えるプラグインのご紹介とデモを行います。

当日はフラッシュバックの市村様をお迎えし、FCPで使えるプラグインのご紹介とFCPUGのメンバーによるデモを行います。

【予定プラグイン】
※フラッシュバック社ご提供
FxFactory Pro 2.5
Nodes
Motype
Pan and Zoom

Twixtor Pro 5
Magic Bullet Colorista II

※特別ゲスト:ロンドンのビリー氏
■Photo2
■Popcorn Island
■Looks

なお、当日の20:00〜21:30(予定)でUstreamによる中継を行いますので、現地に来られない方でもtwitterタイムラインで参加頂けます。

http://www.ustream.tv/channel/fcpug-tokyo
@fcp_jp

また、会場は居酒屋ですので、終了後はそのまま飲み会となります。
(会費は4,000円程度)

「THE COVE」を観てきました

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先日試写会でドキュメンタリー映画「THE COVE」を観てきました。



#当サイトでは元々ブログ形式で硬 軟・公私織り交ぜた内容をつらつら書いていた経緯がありますので、今回も本題と関係ない事を書きます。

和歌山・太地(たいじ)で古くから行われているイルカ漁を巡って、ひとりの元・イルカ調教師を中心とする愛護集団が、イルカ漁をやめさせようという試みのもと、漁の実態を自分たちの主張とともに映像に納めて公開したドキュメンタリー映画「THE COVE」。

<ザ・コーヴ公式サイト>

色々物議を醸している本作ですが、私も「見てから自分なりに評価したい」というわけでマスコミ向け試写会にお邪魔させて頂きました。(手引きくださった皆様ありがとうございます)

だいたい予想通りの展開でしたが、ネットなどで順次公開されるようで、感想もたくさん出てくると思いますので、私も具体的にどこがどうということを備忘的に書いてみます。

なお、ネタバレありですのでご注意ください。

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前置き
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■本編を観る前に得ていた情報:
・いくつかの映画館での上映中止の真相
・食料となる動物の実態動画をいくつか
・茂木健一郎氏のクオリア日記「語り合おうよ

■上映中止騒動
この映画を配給するアンプラグド社は、「多くの日本人に見てもらい、それぞれで考えてほしい」というスタンスで日本での上映を進めています。

#個人的には同社配給の「インスタント沼」とか好きですし、アンプラグド社は特に反捕鯨ではなく、あくまで作品のいちジャンルとしてTHE COVEを扱っているのだと見受けます。

これに対して日本の「主権回復を目指す会」が、配給元や映画館にシーシェパードばりの実力行使を行って上映中止に追い込みました。
http://www.shukenkaifuku.com/KoudouKatudou/2010/100419.html
http://www.shukenkaifuku.com/KoudouKatudou/2010/100511.html

この団体の活動ってTHE COVEを見ているようで笑えます。

■情報操作と演出
特にメディア系の方には言わずもがなの感もありますが、我々は日常的に、情報操作や演出を行って生きています。

言ったほうがいいこと、言わないほうがいいことを選んだり(情報操作)、ファッションやインテリア、言葉などに気を使ったり(演出)。

つまり、広義での情報操作や演出は場面によって必要であり、それ自体悪いものではありません。

ただ、同時に情報リテラシー(情報への判断・対応能力)も持ち合わせていないと、ときに騙されたり誤解によって人間関係が壊れるなど、損をしたり不利な状況に陥ったりもします。

また、映画であれば当然ながら観客に感情移入をさせるのが主眼ですから、その点を踏まえて見る必要があります。

■一緒に見るべき資料
THE COVEへの反駁材料ということで、さしあたって動物と食を取り巻く人間の行為に関連する動画や資料などをいくつかピックアップしました。

<事前に見ていたもの>
言わない、見せないことに目を向ける…

●映画「サンキュー・スモーキング」
公式サイト
Wiki「サンキュー・スモーキング」

●YouTube「イルカ漁を批判する反日映画 The Cove を論破!

THE COVEでは、イルカの大量屠殺(とさつ)で真っ赤になった海をエンディング付近で盛大に映し出すことで「大地の漁師たちはこんなに残虐なことをしている」とアピール。可哀想なのはイルカだけ?

※以下の映像は、動物の屠殺や過激な飼育を扱ったものですので注意
Undercover Investigation at Hy-Line Hatchery
〜工場で生きたまま粉砕器に放り込まれるヒヨコ
→THE COVEのニュースで木村太郎氏が反論のため引き合いに出した話の動画。
#卵を産まない雄はその場で殺処分

フォアグラができるまでアヒルのワルツver.
→漫画「美味しんぼ」のエピソードで取り上げられていて興味を持ったもの
#「無理矢理太らせた不健康な鳥の肝臓より新鮮なアンコウの肝のほうがうまい」
という話
#リンク先の動画では、ホースで強制的に餌を“注入”しています。
#今現在もこのような方法を行っているかは未確認です

<THE COVEを見た後に探してみたサイトやYouTube動画
命の食べ方 OUR DAILY BREAD Nuestro Pan de Cada Dia
生命と食を考える-1
生命と食を考える-2
生命と食を考える-3
#良心を持って食材の生産加工に携わる方々は、色々思ったり考えたりしています。

反日盗撮映画 「The Cove(ザ・コーヴ)」 がアカデミー賞を受賞! その呆れた内容とは!?

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本編<ネタバレ>
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■総論
THE COVEは「偏狭なエゴ思想家たちが大層な金と時間をかけてつくった偽善のプロパガンダ映画」。平たくいえば、イルカに傾倒した愛好家達が「かわいくて知的で崇高なイルカを虐殺するなんて野蛮なことは実力行使でやめさせる!」と、自分たちの正当性と現地の漁師達がいかに間違っているかをアピールするための作品です。

感想も観る前の予想とほぼ同じでした。

ただ、イルカ漁そのものや水銀問題(後述)などについてはこの映画を通して知ったことで、特に水銀については事実なら大きな問題でしょう。地元でも問題になっているようですが、隠蔽や法のすり抜けだったりするならこれはTHE COVEの指摘の通り。

捕鯨についても、なぜ今も続いているのかという根本的な問いが浮かんだり(本編中では「外国の指図は受けない、という帝国的なプライドだけで続いている」と分析)。

そういわれると確かに捕鯨はなくなってもいいのでは、とも思いつつ、数多の商売の一つとして地域に受け継がれてきたのなら、それで生活している人達にとっては必要なものなのかもしれないとも考えたり。

生息数や種の生態状況といったことなども関係するのでしょうけど、まあそもそも私などがどうこういう話でも、まして少なくともイルカ愛好モンスター団体から咎められるものでないことだけは確かだと思います。

■疑問/問題点
●偏狭な部分=「イルカだけ特別」
…これは見た方ほとんどが共通して挙げる点。まあこの映画や捕鯨、その他世の中のヒステリックな人や団体(モンスター○○とか一部の過激な○○愛護団体)は、ほぼこの文脈ですが、

当の本人達は至って本気だというのが厄介であり、恐ろしいところ。

なかでも、普段からイルカと戯れているというフリーダイビング(素潜り)世界一の夫婦が駆り出されるんですが、この奥さん(ダイビングファンの方はよくご存知なのでしょうか)はイルカに神秘性を感じ、慈しむ存在だと思っていて(私もイルカの能力などの話は聞きますし、確かに優れてはいるでしょうけど愛情では牛や豚を育てている方も一緒だと思いますが)、その人なんかは劇中で唯一イルカの無惨な姿に涙を流します。

個人的にはこの方が一番サムいというか、盲信の象徴という感じで特に嫌悪感を感じました。ああいう立場の人だからこそ、もっと多角的に、世界の食料事情や相手の立場などを冷静に踏まえてたりするんじゃないかという勝手な期待が裏切られたショックもあるかもしれません。

●盗撮
…THE COVEのもう一つの問題点は、盗撮映画ということ。
物語全体の構成が盗撮の正当性をアピールする筋書きになっていて、起承でイルカがいかに特別か、また町民や警察が敵であることの説明を行って、「仕方がないので盗撮した」という流れで見せ場に転じ、クライマックスの「流血の惨状」で結んでいます。

アカデミー賞ドキュメンタリー賞の受賞や海外での評価には(監督自らも言っているように)「オーシャンズ11のようなスリリングな展開」という部分が少なからずあるようですが、日本のテレビでも例えばブラックな会社や組織に潜入して盗撮したものなどがニュースや報道で使われますので、ここまで大掛かりに「大スクープ」を演出すれば「よくやった」という見方も理解できなくはありません。

しかしこの場合は事実を客観的に報道・ルポしているわけではなく、彼らは脚本、脚色を用いた興業(料金を徴収して上映するエンタメ)作品をつくったわけで、加えてひとつの思想を正当化・啓蒙するためのプロパガンダですから、盗撮が評価されるべきものではありません。

禁止区域に入り込んだり、ラジコンヘリやILMの技師を巻き込んだ精巧な隠しカメラなど、豪華な機材でやりたい放題。

これが自腹でつくって無料で世界中に公開されるような映像だったら世界が評価するのも100歩譲って理解しますが、結局は「イルカをダシにひと儲け」するために無断で撮影された、と見てもおかしくないわけで、そうなると完全にただの撮られ損ですからね。

反対意見の人にとっては、料金が必要だと彼らの収入源を増やす(イルカ保護に回されるかもしれない)=敵に塩を送るようなものなので見ない人も出るでしょうし、そもそも彼ら自身が「イルカの虐殺」を見せ物にして銭を稼いでいるというのはどうなのか、ということです。

●水銀問題
本編では、「太地で捕れるイルカは基本的に水銀含有量が高く健康に悪影響」ということを言っています。それなりの調査結果もちりばめ、地元の議員にも水銀が心配なのでイルカの食用に反対している人がいるなど、ある程度の時間を割いて水銀の危険性を訴えていて、これはこれで日本の中でも問題になるとは思います(なっています)。

日本の政府や見えないチカラ(自治体や業界など)、地元の一部なども100%シロなんてことはなくて、本当に危険かどうかではなく法に触れるか触れないかという観点で物事を扱っている部分もあるだろうからそれはそれで問題提起としてはよかったのかもしれません。

ただ、じゃあ「水銀が含まれていないなら食ってもいいのか」ってことですよ。

どっちにしたって彼らはイルカが一頭でも殺されるのは嫌なんだから、副産物として取って付けたようなやり方で水銀のことなんかを混ぜるのは論点のすり替えにしか映らない。

水銀の危険性を警告したいのならそれはそれで別にやったらよくて、目先を分散させる陽動作戦として使っているところが悪質。

●まとめ
以上、ほかにも論点はあると思いますが、私なりに気になった部分を書いてみました。

私としては、「純粋にイルカ保護を訴えたいなら、無料公開したらどうだ」って感じですかね。話はそこからでしょう。

アニメーションコーデック書き出しとTC

twitterでの話題:FCPからアニメーションコーデックで書き出した際にTCが付加されない、という件を検証してみました。


※この件の話題は、twitterで@fcp_jp宛にハッシュタグ[#fcpj_100611]を付けてtweetしてください

■テスト条件
環境:
Mac Pro 2.66 Quad / 8GB
Mac OS X 10.6.3
Final Cut Pro 7.0.2
Compressor 3.5.2

■テスト1
1-a.XDCAM EXで撮影した1920×1080のクリップを、FCP7.0.2から「QuickTime変換」を利用してアニメーションコーデックで書き出し

1-b.書き出したムービーをFCPに読み込む

この段階で、ムービーには元クリップのTC情報は含まれていませんでした。

■テスト2
2-a.FCPから元クリップを選択し、Compressorに送信

2-b.Compressorのプリセット「アニメーションコーデック-NTSC」を適用し、サイズを1920×1080に変更して書き出し(優先フィールドは踏襲される模様)

2-c.書き出したムービーをFCPに読み込む

このムービーはTCを保持していました。

■テスト3
3-a.FCPの「オーディオ/ビデオ設定」→「シーケンスプリセット」で、書き出したい仕様のプリセットを作成(今回は1920×1080の適当なものを複製してコーデックをアニメーションに変更したものを保存)

3-b.ブラウザ上で書き出したいクリップを選択し、「バッチ書き出し」。このとき設定で3-aで作成したプリセットを選択

3-c.書き出したムービーをFCPに読み込み

この方法で書き出したムービーもTCを保持していました。

■結論
QT書き出しの時だけTCが保持されないようですので、複数のクリップの処理が必要な場合はテスト2か3で書き出す方法を採ることになりますね。

※色が変わってしまう、などのケースがあるようですので、(当方でのテストでは、いずれのムービーもFCP上の波形を見る限り違いはありませんでしたが)実際に書き出したものを検証なさることをお勧めします。

FCP UserNight 2009年11月26日:心斎橋(最終回)

Final Cut Pro User Nightのお知らせ
※最終回

2009.11.26(木)
アップルストア心斎橋
2Fシアター

『11月26日(木)AppleStore心斎橋店2Fシアター
19:00〜21:00 にて行われる、
FinalCutProユーザーナイトin心斎橋のお題は、

「FinalCutProでカラーコレクション入門
FinalCutProのSD・HD混在環境入門
MOTIONの3D空間活用ポイント入門
の三本立て!」

の巻です!』

(心斎橋担当:hataboo氏)

なお、今回を持ちまして、心斎橋店での月例(隔月)イベントは終了となります(東京は2年前に月例制を終了)。今後は東京と同じく、不定期開催となる予定です。

約4年間心斎橋店でのイベントを取り仕切っていただいていたhatabooこと秦さんには、この場をお借りしてお礼申し上げます。長い間、ありがとうございました。

また、オンラインのFinal Cut Pro User Group SNSは変わらず継続していきますので、宜しくお願いいたします。

自分史ビデオ・思い出シアター
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