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-FCP Unofficial Review-

Final Cut Pro3(E)-2
2001.12.27更新

どこよりも早いFCP3(E)レビュー!(2)

Offline RT

FCP3の目玉機能のひとつである「Offline RT」を使ってみました。
画質等は大体予想通りでしたが、早速実物を見てみましょう。
 

Setting

簡易セッティングに"Offline RT"が入っています。
都合上私の環境のTRV-20のセッティングを作ってありますが、気にしないでください(笑)。
#デフォルトだとなぜかデバイスが無効になってたんだよな〜。まあ日本語OSに英語版なので。
 

シーケンスのセッティングはご覧の通りです。
音声は圧縮なしで、映像のサイズとコーデックで容量を抑えています。
 

Capture

キャプチャーも、ハーフサイズのかわいい?キャプチャーウィンドウが開きます。はじめ見たときは笑ってしまいました(^_^;)。キャプチャーを開始して中央にオーバーレイされる画面も同様に小さいです。
 

Real Time Effects
ディゾルブ、Color Collection 3-wayともにレンダリングの必要はありません。
 

Color Correction 3-wayをかけたビデオの上にもう一つビデオを置いて不透明度を下げてみましたが、まだRTでいけます。
 

Color Correction 3-wayの上に不透明度を下げたビデオを置いたさらにその上にテキストを重ねてみましたが、まだ頑張りますね〜。RTMacと同様、2ビデオ+1グラフィックのRTが可能です。この状態でテキストではなくトランジションを適用した場合はレンダリングが必要になります(図の赤い部分)。
 

Offline to Online

Mac上の画質の比較。これは1280x1024の状態なので、PowerBookなどではもうちょっと小さくなりますが。フレームを切り取ってみるとご覧のように結構ノイジーですが、動くといままでのVHSでのオフラインと同じ感覚で、実用性は充分あります。下は、メディアマネージャでシーケンスをDVに変換してキャプチャーし直したDV(Online)の画面です。Onlineっていうと語弊があるかもしれませんけど(笑)、オフラインに対しての本編画質です。
メディアマネージャでOffline RTのシーケンスをDVベースのシーケンスに変換した後。

不要部分を含まないで変換すれば、キャプチャーし直して再リンクすることで、レンダリングするだけのDVシーケンスになります。合成などはさすがにこの状態じゃないとつらいですけど、基本的なオフライン編集にはOffline RTは使えそうです。HDの容量がつらい場合にはありがたいですね。

3分のムービーのそれぞれの情報です。およそ1/8の容量です。

上)Offline RT

下)DV


予想で実験した容量ともほぼ一致しました。

上)FCP3のOffline RT

下)実験でキャプチャーしたファイル

次回の更新では、いよいよDVのリアルタイムについて検証してみたいと思います。

※まとまった時間が取れ次第、順次追加していきます。

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