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-Final Cut Pro 2-
キャプチャー
2001.9.5更新

ビデオテープから、素材をキャプチャーします


「ログと取り込み」
素材取り込みの流れ
├素材の準備
取り込みの設定
IN点/OUT点の設定
ログする
└取り込み(キャプチャー)
 ├クリップ
 ├今すぐ
 └バッチ

キャプチャーについて
キャプチャーするには、当たり前ですが、取り込む対象があるわけです。その対象や取り込み方は何種類かありますので、必要に応じて使い分けます。


■クリップ
「クリップ」取り込みとは、IN/OUT点、名前を設定中の、現在のクリップ(カット)のみを取り込む方法です。1カット取り込むのによいでしょう。

 









1クリップだけログされる


キャプチャー



※詳細なクリップ情報を入力しても構いません。それをログしていくのか、その場で取り込むかの違いだけです。

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■今すぐ
「今すぐ」取り込みは、IN/OUT点を設定せず、テープを走行させてから手動で取り込みボタンを押します。特に取り込みたい場所が決まっていないときや、VHSデッキなどのリモートコントロールのできないデバイスから直接取り込むときに使用します。デバイスコントロールのない機器では「今すぐ」ボタン以外使用できなくなります。また、この場合のデメリットは、使用箇所のタイムコード情報がログされないので、二度と同じタイミングでは取り込めないことでしょう。

手動でデッキをコントロール





キャプチャー
※<esc>で停止


表示されたキャプチャー後の
ウィンドウをブラウザ又は
タイムラインにドラッグ
※このとき名前を付けて保存

※デバイスコントロールを使用しての「今すぐ」取り込み…

DVキャプチャーなどで、デバイスコントロールが可能な場合、タイムコードやリールなどの情報を保って取り込むことができます。つまり、「今すぐ」取り込みで取り込んだクリップでも、後から同じ場所をキャプチャーし直すことができます。テープを換えたら、「今すぐ」取り込む前に、リール名を変更しておきます。








「今すぐ」取り込みで取り込まれたクリップの情報


再度取り込む場合…





選択したファイルが取り込まれる。



一本取り込まれるとこの画面に戻るので、ここでテープを入れ替える。

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■バッチ
「バッチ」取り込みは、はじめに複数のクリップ情報をログしておき、最後に一括して自動で取り込んでいくキャプチャー方法です。

ログされたオフラインクリップ
(これから取り込む空のクリップ)





ログビン内の全てのクリップ、選択されたクリップ、全てのオフラインクリップなど、取り込みたいクリップを選択します。選択しておく、又は「全て」を選択すると、既に取り込まれたクリップも再びキャプチャーされます。

また、その他のオプションも選択できます。
■重複クリップの統合
→同じテープ上でTCが重複する部分があると、ファイルとしてはまとめられますので、余分な容量 を抑えることができます。FCPのブラウザ上ではログした通りに表示されますが、それぞれ同じファイルを参照します。
■ログクリップの設定を使う
→アナログキャプチャーでは画質補正やオーディオレベルなどを補正できますが、ログの時に個々に別 々の設定をログしている場合、このチェックを入れると有効になります。オフにすると、ログされた設定は無視され、全てその時の「クリップの設定」の値が適用されます。
■ハンドルの追加
→クリップのログされたIN/OUT点の他に、予備の部分(のりしろ)を任意の長さで追加できます。後々トランジション等を適用する場合に役立ちます。

取り込みプリセットの変更も、ここでも可能です。



バッチ(自動)キャプチャー
※複数のリール(テープ)に渡る場合、一本取り込み終わると次のテープをセットするよう促されます。


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