FinalCutPro/編集〜効果/タイトル2
-Final Cut Pro 3- タイトル(テロップ)2 2002.2.1更新
文字の装飾も多彩に行えます。
文字の色は、塗りのほかにグラデーションにすることもできます。
グラデーションパターンは編集可能で、オリジナルのパターンの保存や読み込みも行えます。
文字の周りにエッジ/ベベル/グローで縁取りを加えます。 エッジの太さ、ソフトなどの詳細なパラメータ設定ももちろん可能です。 ※ライトの照射角度で雰囲気は変えられますが、さすがにベベルの形状は編集できないよう。
フィルタとしてのパラメータ。 Title 3Dってどこが3Dなの?といいますと、いわゆる3次元エフェクトってやつで、360度回転させたり、一文字ずつ斜めにしたりといったことをここで行うようになっています。 総じてBoris社のプラグインは動作が重めなのですが、スタイルやレイアウトのレスポンスはG4/400でも実用域とのことですし(733では結構快適)、ここぞという時のモーションは多少重くても細かく作り込めるのではないかと思います。
Title Crawlは、Title 3Dと同様に加工を行ってから、ロール/クロールを選択するだけで文字を流してくれるというものです。 クロール(横に流れるテロップ)の場合はレイアウト時にワードラップをはずし、ロール(縦)の時はワードラップさせておくと良いでしょう。
さて、いかがでしたか? 使っていくと細かいバグや使いにくさが気になるかもしれませんが、それよりも、ある程度のことは外部エディタに依存しなくて良くなった恩恵の方が遙かに実感できることと思います。要望リストからははずせそうかな?(これはしばらく使っていただいて皆さんにご判断いただこうと思ってます)。 ただ、ちょっと気になるのは、ゴシックであっても横線にフリッカーが案外目立ってしまうことです。とくに、シンプルなテロップなら問題ないようですが、スタイルを凝ったものにしていたり(特にエッジ関係?)すると目立つようです。 フリッカー軽減と思われるチェックボックスがありますが、どうもピタッと収まってはくれません。なので、これが気になってしまえば今まで通り外部エディタに頼ることになるでしょう。パラメータの調整で収まればいいんですけど、そこまで試行錯誤している時間がありませんでしたので、後は実際にお確かめください。 その他、この手のタイトルソフトとしては、 ■背景画像が読み込めない ですが、ドラッグ&ドロップでポンポン置いていけるので、キャンバスでレイアウトすれば全く不便さは感じません。 ■図形の描画機能がない これは引き続き要望がありそうですね。今までのテキストジェネレータ(「下3分の1」この訳もなんだかなぁ)のように、Title 3D上で座布団が敷ければいいんですが。 そのうち、このBoris Calligraphyも交えてご要望の「高機能テロップ」の内容を具体的に掘り下げていこうと思ってます。
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