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FinalCutPro/編集~効果/FXScript |
-Final
Cut Pro-
FXScript
2002.4.1更新
Final Cut Proでは、基本的な内蔵エフェクトはFXScriptというスクリプトで書かれています。 FXScriptはFCP用のエフェクトプラグイン用の言語で、ユーザーは付属のFXBuilderを使って改変・新規作成が自由に行えます。こうしたスクリプトによってユーザーベースで行える機能拡張は、ハイエンドクラスの3Dモデリング/アニメーションソフトや合成システムなどでも採用されており、活用できるユーザーには大きなメリットとなります。 テキストスクリプトで、ある種プログラミングの要素のものですから、全てのFCPユーザーがこれらを自由に扱える性質のものではありません。しかし、FCPのマニュアルに使用法やコマンド一覧が載っておりますし、エフェクトとしてビデオを扱う大抵のことはやろうと思えば出来ますので、スクリプトに覚えのある方なら今すぐにでも挑戦できる環境があるのです。 実際これらを使いこなした新たなFXScriptベースのエフェクトをユーザー間で共有できる点を活かしてシェアウェアが発表されたりしています。Vol.1がFCP3に付属となった"CGM FXScript DVE" Plug-inも同じく立派な製品で、要はこれだけの効果もつくれてしまうってことですね。 FCP1.2の頃にはエッジ付テキストが搭載されていませんでしたが、日本でもMacDTV.comの佐藤さんをはじめ、アップルでもエッジ付テキスト(の他にロール、クロール)を作成して公開していた時期もありました。 また、実体がテキストファイルであることのメリットとして、 ・ OS9/OSXで使用可能 (=バイナリプログラムではないのでCarbon化を気にしなくて良い) ・YUVレンダリングをいち早く実現している (=現在利用できるAfterEffects Plug-inでは基本的にRGBレンダリング) ・内蔵エフェクトのパラメーター/インターフェースをユーザーが変更できる (オリジナルのコピーは取っておきましょう) も挙げられるでしょう。 残念ながら私は(2002.4/1の段階で)FXScriptに手を染めてはいないのですが(^_^;)、ユーザーの方からエフェクトをいくつか投稿いただいたのを機に、FCPの大事な機能であるFXScriptのご紹介ページを設けてみました。 |
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