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FCE HD 3.0を使ってみた先週SonyのHDR-FX1を購入しまして、FCEもHDにアップグレードしたので、ちょっと触ってみたところのレポートをしてみましょう。
FCE HD (Ver.3.0)のFCE 2からの主な変更点は、大きくはHDV対応になったこと。それから、SoundtrackとLiveTypeがバンドルされるようになりました。こちらはFCE HD 4.5のものと同じです。 ■簡易セットアップ まずは簡易セットアップ。 当然ながらHDV用の各種セットアップが追加になっています。 ちなみにサイズに関しては、FX1系のソニーのHDVはHDCAMと同じく1440x1080のスクィーズ記録(再生時1920x1080に伸長)、フレームレートはインターレースの30fpsですので、1080i60を選んどきます。(ちなみにDVCPRO HDは1280x1080。あくまでサイズの参考) ■HDVキャプチャー メニューから「取り込み」を選ぶと、DVセットアップの時は表示される取り込みウィンドウが開かないで、いきなり名前付けを要求されます。 *large 取り込みを実行すると、プレビュー画面が現れて取り込み開始。リアルタイムでApple Intermadiate Codecに変換されてゆきます(G5/1.8GHz Dual)。 *large 取り込みが完了すると編集画面に戻ります。 編集レスポンスは良好。 ジェネレータにもHDサイズのカラーバーが追加されています。 テープに書き出しの際は通常通りプリント設定の画面が現れます。 実行するとデバイスのチェックが行われ、、、 HDVフォーマット(MPEG-2 TS)にエンコードが行われます。 ちなみにエフェクト等編集内容にも依りますが、カット編で2分のシーケンスに約12分...。 レンダリングデータはFCE Documentsフォルダーに"movie.m2t"という中間ファイルとして一時生成されます。 レンダリングが終わるとテープに書き出し。 しかし、なんと恐ろしいことに、テープに書きだし終わる、あるいは中断など、とにかく一度でも編集画面に戻ってからもう一度書き出しを実行すると、シーケンスの全レンダリングからやりなおし!!! 何本かのテープに同じものを書き出すとか、途中で気付いて直してから再度書き出しなんていう時にはやる気が失せる可能性も?。 他のHDV対応製品では生HDVデータで編集して加工個所だけ再レンダリングというものもあるので、当然ながら一度エンコードしたデータを極力利用することは不可能ではないですが、FCEの性格上なのか開発期間の問題なのか、このへんの仕様は大雑把です。 次期FCPには期待したいところですが、少なくともFCE HDの業務使用はアップルの想定外ですし、覚悟がいりそうです(今現在FCE/iMovieでしか扱えないんだから仕方ない)。 ■キャプチャーファイルについて *large 編集用のムービーは、このようなものになっています。 ソニー系の1080i60サイズ用のApple Intermadiate Codecは基本データレート11MB/s(可変)で、一時間あたりおよそ38GBを消費します(NTSC-DVは3.6MB/s, 12GB/h)。 QT Playerで開いた場合は1920x1080として表示されます。 Posted: 月 - 3月 14, 2005 at 04:18 午前 |
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Total entries in this category: Published On: 2 05, 2006 05:46 午前 |