Topics 2004.5.11/Made on a Mac "Rodney Charters" |
-Final
Cut Pro Unofficial Topics 2004.5.11-
Made
on a Mac
「24 (Twenty Four)」撮影監督
Rodney Charters
@Apple
Store, Ginza
2004.5.11、アップルストア銀座のシアターにて、米人気TVドラマシリーズ「24
(Twenty Four)」の撮影監督であるRodney
Charters氏のトークセッションがありました。 「24」は各話1時間の実時間に沿ってドラマが進行するというかつてない手法で展開するドラマで話題となっており、数々の賞を受賞。日本では現在ショップのDVDコーナーを大きく飾っています。(BSフジでは連日深夜に通しで放送され、こちらも話題になりました。) |
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平日の19:00からなので満席になる程ではありませんでしたが、映像関係の方以外にも「24」のファンと見られる方もいらっしゃっているようで、興味深い内容に満足だったのではないでしょうか。 セッションはiPhotoで監督が撮りためたスナップを中心に、故郷のニュージーランドのことや若き頃の思い出からiPhotoやFinal Cut Proを使った撮影現場でのエピソードなどをユーモアを交えて紹介してくださり、終始和やかに進みました。 |
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"Director
of Photography, Rodny Charters" デモリール・DVD。 #「24」第3シーズンのシーンも含まれているため、著作権&ネタバレを考慮してぼかしてあります。 |
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デモリールのDVDは、監督自ご自身がデジベから非圧縮で取り込んでFinal
Cut Proで編集し、DVD Studio Proでオーサリングされています。 「iDVDが簡単なのですが、16:9が扱えないため、プロフェッショナル向けのDVD Studio Proを使っています」 |
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数々の作品での撮影、そして「24」の制作に関わった実績からアメリカ撮影監督協会
(ASC) に誘われ、メンバーとなりました。(もちろんこうしたコミュニティは自分から入りたいといって入れるわけではありません。) また、カナダ撮影監督協会 (CSC)のメンバーでもあるのですね。 |
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かのジョージ・C・スコット氏とツーショット。 |
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現場で多数のモニター画面に映像を送出しているところ。 現場には至るところにMacがありあります。 |
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撮影時間や予算の関係で、車のシーンはスタジオ内でスクリーン投影で撮っています。 |
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セットの工夫をしたり、みんなで揺らしたりと色々なテクニックを使ってリアルに見せています。 |
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ヘリのシーンも同様。 スクリーンには10000ルーメンのプロジェクターで投影しています。 |
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「ミスター・フロッピーに子供が産まれました(笑)」 そのほか画像的にお見せできないものも多数紹介してくださいました。 LAのダウンタウンは雰囲気はよいが治安が悪く苦労したとか 、セットの背景に写っているG5はプロトタイプだが使いたくて無理に借りたとか、ドラマ本編の画像が中心のところはお見せできないのが残念ですが、セットの小物の位置の記録やカラコレの指示などでデジカメを活用していて、PowerBookとiPhotoが毎日使われているそうです。 |
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トークが終わった後の質問にも熱心に答えて下さいました。 |
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フィルムかビデオかについても作風や予算等ケースバイケースだと思うが、フィルムの雰囲気も好きだし、デジタルは便利だが、媒体としては100年後でもフィルムならそのまま再生できるだろう、と。また、
娘さんがPALのDVCAMで映画撮影を行っているそうで、Laser
Graphics社のシステムを使ってフィルムプリントを行う予定なのだそうです。 これはなんとQuickTimeファイルをそのままフィルムに変換するフィルムレコーダーで(!)、Charters氏もどうなるか楽しみだとか。 #日本でもサービスを行って欲しいですね。 |
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現在フィルムで撮っているが、次のシーズンからはHD化を予定しているそうです。 本編の編集も現在はAvidですが、コールドマウンテンが全編FCPで編集されたり、人気TVドラマランキングの上位に入るいくつかの番組がFCPで編集されていることはアメリカでもかなりの衝撃というか話題になっており、政治絡みもあってAvidかFCPかでしばしばバトルが行われるそうです…って日本と変わらないんですね(^^;)。 「NAB2004で発表になったDVCPRO HDは背面のFireWireからHDを取り込めるので、今後の撮影に使えるかどうか今から楽しみにしています。編集もFinal Cut Proになるかもしれません!」 |
と、時間が経つのが早く、話は尽きないといった感じで気がつくと結局21:00を回りましたが、最後にRodney氏から参加者にプレゼントもあり、大変有意義なセッションでした。 |